起業直後のエネルギー源と成功後のエネルギー源は全く違う

12月 3, 2015

上位カテゴリ:独立起業論

台北101/台湾

ここ最近、起業して一定の成功を収めた方とのやり取りを通して、このタイミングの方々が共通して抱えている課題と、その解決方法がどんどんクリアになっていっています。

その課題というのはまさに、

成功した起業家が、燃え尽き症候群になる理由は?

にも書いた『燃え尽き症候群』のこと。

文字通り裸一貫でゼロからスタートした人というのは、初期段階では、

『カネ無し・コネ無し・実績なし』

の状態。

「将来性」という、極めて不確定なコトバだけを信じて、自分の気力だけを頼りに、ガムシャラに突き進んでいきます。

当然、この時は何も持っていないので異性にもモテません。

私も、大学を出た直後は全資産10万円程度。社会人になって29歳で結婚するまで、全くモテませんでした。

この期間にお付き合いした女性は1人だけ。しかも、相手には二股かけられていたという状況。
(それでも、二股が発覚してからも我慢して1年ぐらい付き合いましたよ。)

当時の私の中には、『女性にモテる』という自己イメージは全くありませんでした。

こういう時の感情は、

  • お金が欲しい
  • もっと良い暮らしがしたい
  • 異性にモテたい

という、『ドロドロとした感情』が中心です。

ところが、ビジネスが軌道に乗ってくると、お金と生活への不安は解消されていきます。

そして、よっぽど性格が悪くなければ、異性にもモテはじめます。

そうすると、『ドロドロとした感情』が無くなっていくんですよ。

あんなにドロドロ、ギラギラしていて、『世界を変えてやる』ぐらいの勢いがあったのに、

そういった気持が空気だったかのように、無くなっていくんですよね。

同時に、『安らぎ』ともいえる幸福感は得られるのですが、

もっと上を目指す力が失われ、気がつくと現状を維持するために力を使うようになってしまっています。

頭ではもっと上に行きたいと考えていても、前のように少ない睡眠時間では頑張れない、身を粉にして働く気になれない、なんとなく気力が湧いてこない、そうなってきて、スランプに陥ってしまいます。

ここで事業を引退して、一度リセットして別のチャレンジをする人もいます。

スランプから抜けられることができずに、またもとの状態に戻ってしまう場合もあります。。

その場合、再び最初のドロドロ、ギラギラが戻ってくるかというと、一度転落した後は、実はこういった気持ちは戻ってきにくいんですよね。

それは何故かというと、一度成功した後の気持ちを味わっているので、それがどんなものか、知ってしまっているからです。

人は、既に体験しているものを追い求めるより、まだ体験していないこと、まだ見ていないものを追い求めるほうが、パワーを発揮するんです。

経済においてバブルが一度崩壊すると、復活するのに時間がかかるのと同じように。。

では、ある程度の成功を収めた後は、どのような気持ちをエネルギーに変えていけば良いのか?

それは、

1)大いなる使命
2)他者のサポート

この2つです。

大いなる使命とは、スケールが大きければ大きいほど良いです。

世界的に大成功している経営者は、たいていこの『大いなる使命』を持って活動しています。

例えば、ソフトバンクの孫さんは、『300年続く企業』『スペースシャトル経営』を目指していますし、

Facebookのマーク・ザッカーバーグは、『世界の隅々までインターネットを行き渡らせる』という使命を掲げています。

宗教で戦争が起きることからもわかるように、人の信念、使命感というのは、とてつもなく大きなエネルギーを秘めています。

マズローの欲求第5段階のうち、

  • 1段階目:生理的欲求
  • 2段階目:安全欲求
  • 3段階目:社会的欲求

の3段階目まではドロドロ・ギラギラで突破できるけど、

  • 4段階目:尊厳欲求
  • 5段階目:自己実現欲求

をクリアするには、ドロドロ・ギラギラでは難しいんですよね。

逆にこの時点でエネルギー源を転換できれば、その後さらに大きな浮上力を得ることができます。

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