ノマドワーカーというワークスタイルとは?

9月 3, 2010

最近、「ノマドワーカー」という言葉を耳にするようになった。
意味を調べてみると「固定のオフィスを持たず、カフェ等で仕事をする人」のことを指しているようだ。

私は1999年にインターネットに出会ってから、「時間と場所に縛られないワークスタイル」に憧れ、4年前に独立してから、このワークスタイルを手に入れることができた。

私の中では何も真新しいことではなく、私の知る限り、KNNの神田敏晶さんがその走りだったように思う。

日本でも第一次ネットバブルと言われた2000年頃、神田さんがアメリカからインターネットを通してインターネット関連ビジネスの情報を発信されていたが、当時はそんなことをやって飯が食えるのは羨ましいな、と感じていた。

最近このような人々が増えてきたのは、WiFiといったネットワーク環境の充実と、ノートパソコンのバッテリーの持続時間の向上が大きく寄与していることだろう。

今では、私もクライアントとの打ち合わせ以外はほぼロケーションフリー、

実は今このブログもとある場所のラウンジで書いている。

スターバックス等のカフェも悪くないが、人が多く、座席が狭い場所はあまり居心地の良いものではない。

また、ファミレスなどは電源使用不可なところが多く、少しでも使おうものなら店員が血相を変えて「やめてください!」と言いに来る。

何故使用させないかというと電気代の問題や、長時間の座席使用による回転率の低下を危惧しているのだろう。ところが、「固定客の確保」という視点が抜けている。コーヒー1杯で長時間粘られては商売にならないであろうスターバックスやルノアール等が積極的に電源を提供して固定客を掴んでいるのとは対極である。

私は、都内のあらゆるところを探索して、自分なりに気にいっている場所をいくつか確保している。

その場所は、ほぼ無料で利用でき、都内のアクセスの良い場所にあり、しかも洗練された内装、高級感ある家具、気の聴いた音楽が揃っているので、仕事へのモチベーションも高まり、集中力を維持するのに最適である。

だいたい1箇所たり3時間程度を目安として、日中は2箇所程度、後は事務所兼自宅にて仕事をすることで、1日中高い集中力を維持することができている。

これはサラリーマンには決して味わえない、至福の時間の過ごし方である。
自分の好きな場所で好きな音楽を聴きながら、好きなドリンクを飲みながら仕事に没頭できる。

好きなことを仕事にしているので、もはや仕事という感覚ではなく、「ライフワーク」となっている。

まさに、「好きなことを仕事に」である。

この、私の「秘密の仕事場」をこのブログで紹介すると、様々な人が殺到するとまずいので、メールマガジン読者の皆さんには、いつか紹介したいと思う。

このブログを読んでいる貴方にも、ぜひおススメしたいワークスタイルである。

もっとも、このワークスタイルを実現させるためには、「安定的に仕事を確保できていること」が重要であるが、これについてはメールマガジンにて詳しく説明していきたい。

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