異端児

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私は、中学校〜大学時代あたりにかけてはどちらかというと、「異端児」扱いされていた。

「お前、ちょっと変わってるよね」と言われることが多かったように思う。

そのことで、「自分はどこかおかしいのだろうか」と悩んだ時期もあった。

今は、周囲に聞いても妻に聞いても「変わり者」とは思われていないようだ。

自分の中では、特に大きく何かが変わったわけではないのに、周囲の反応のこの違いは何だろうか。

1つ言えることは、周囲の環境が変わったから。

私は九州の宮崎県で生まれ、高校時代までは宮崎で育った。

大学もやはり九州で、福岡県の大学に進学した。

大学時代はそこそこ好き勝手やっていたので、大学時代の教授には、「お前は社長になるか会社を首になるかどっちかだな」と言われてしまった。

今ならお会いして「無事に社長になってなんとか頑張っています」とご報告したいところだが。

九州の人間は、周囲と違うことを「恥ずかしい」と思う傾向があると思う。

常に、集団の中での自分の立ち位置を確認していないと落ち着かない、といった性格だ。

一方、東京に出てきてからは全く「異端児」などとは言われなくなった。

東京という土地柄が大きく影響しているのだろうが、様々な出身地、経歴の人間が入り交じっているので、「自分と他人は違う」ということが

当たり前の世界なのである。

あなたが現在東京にお住まいであれば、おわかりのことと思う。

東京でのサラリーマン時代の私は、会社の行きたくない飲み会は行かず、コンパに誘われても断り続け、会社以外の時間を使って自分の独立のための準備に邁進した。

「周囲からどう思われているか」は気にせず、「おつき合い」はせず、自分のやりたいこと、やるべきと感じていることを優先した。

とはいうものの、もともと動物占いで「ひつじ」と出ている私にとって、周囲とのつきあいを断ち切るというのはなかなか難しいことだった。

(動物占いでいう「ひつじ」は、「集団行動を優先したい」という性格を持っている。)

特に、会社の飲み会の二次会への参加を断る場合。女性陣はほぼ参加しないので問題ないのだが、男性陣は9割以上が参加組であったので、

自分だけ「お疲れ様です」といって失礼するのにはかなり勇気のいることだった。

ただわかっていたのは、二次会、三次会に参加しても、会社内での同僚、上司との関係は深まることはあっても、自分の目標である独立に近づくわけではない、ということだった。

それでも、自分の心が発する言葉のまま行動した結果、今の環境を手に入れることができた。

あなたも、自分の心が発する言葉に素直に生きているだろうか。

この記事を読んでくださっているあなたは少なからず「独立」という言葉に縁がおありであろうが、

あなたが、まだ会社勤めをしているなら、行きたくない飲み会には行かない、「単なるおつき合い」では行動しない、と決意してみては如何だろうか。

周囲への「無駄な」気遣いを捨て、自分の心の声に耳を傾ける。

その声と常に対話する。

「自分は何がしたいのだろうか」

「今の自分の不安は何だろうか」

「どうすれば、それを解決できるだろうか」

「そのために、今日は何をすべきだろうか」

会社勤めをしている間は、「同僚」「上司」が存在するため、「周囲と違う行動」を取ることに抵抗を感じるかもしれない。

しかし、いざ独立したら「同僚」も「上司」も存在しなくなる。

●●株式会社代表の「●●」さんとなるのだ。

そうなってからは、逆に数ある同業他社に埋もれないようにしなくてはいけない。

周囲と同様であっては、クライアントから見てあなたの何が「差別化要因」なのかがわからない。

その時に重要になってくるのが、あなたがどういった信念・理念を持ち、どのように行動してきたか、である。

独立したら、もう誰からも「異端児」とは言われなくなるのである。

だから、今の段階で「異端児と思われているかどうか」なんて気にする必要はない。

いずれはそう呼ばれなくなるのだから。

追伸:

会社員時代にコンパを断り続けてきた私だが、別に女性に興味がなかったわけではない。

「コンパでは自分の理想の女性には出会えない」と考えていたのである。

そんな私は、独立した直後に、素敵な女性とめぐり会うことができ、幸せな結婚生活を送っている。

これは単なる「運」ではなく、私が人と違うある「行動」を起こしたからである。

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