稼げるエンジニアと稼げないエンジニアは紙一重?

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私はある技術者と話をしていて怖くなったことがある。

『この技術者は、確実に私より優秀だ。』

Apache/mysql/PHP等のコンパイルオプションの詳しさなどが、それを物語っていた。

ところが、彼の会社はまったく儲かっていなさそうだ。

自分の給料はもちろん、社員を複数人抱えており、今は社員の給料もまともに払えていないらしい。

一方、私の方は、「こちらからお断りしないといけないほど」、仕事をさばくのに苦労しているくらいだ。

この違いは何か。

私のクライアントの全てを彼に紹介したら、クライアントは私から彼に乗り換えるのではないだろうか。

(何故なら、私よりも技術に詳しく、私よりも見積もり価格帯が低いため。)

もちろん、怖くてそのようなことはできなかったが。

冷静になって、自分と彼とを比較してみた。

私と彼との違いは何だろうか。

・人柄

誠実であり、おそらくクライアント受けは良いだろう。

私も誠実に受け止められるタイプなので、人柄的には変わりはない、といったところだろうか。

・外見

一応スーツは着ているが、ちょっとネクタイのセンスがまずい。

私は殆どクライアント先でもスーツは着ない。

その変わり、「ビジネスカジュアル」の原則は守り、洗練された印象を与えるよう心がけている。

ブランド物には拘らないが、「上質で長く着られる」ものを選ぶようにしている。

・仕事スタイル

彼と一緒に何度か仕事をしてわかったことがある。

私は、納期が迫っている場合やプログラム障害等が発生した場合には、徹夜でも何でもして、問題解決に努める。

彼の場合は、そのスタンスが弱いようだ。

・守備範囲の広さ

私は、どちらかというと「スペシャリスト」肌というよりは、「ゼネラリスト」肌だ。

自信でSEOやWEBデザインも手がけるので、「1人で」自社サイトを立ち上げ、ある程度のレベルまで成功させることができる。

彼の場合は、技術には強いがその他の分野については私に分がありそうだ。

と、一つ一つ考えているうちに、結論が出た。

「技術レベル」というものは、私達エンジニアを「商品」として見た場合の、「1つの指標にすぎないのだ」と。

私達が家電製品を選ぶ時にも、様々な情報をもとにして選択する。

「SONY」が人気があるのは、「技術力で指示されている」というよりは、デザインが洗練されていたり、「ブランドイメージ」によるものではないか。

これと同じように、クライアントから見た私達エンジニアの「技術レベル」など、単なる1つの指標にすぎず、

しかも、クライアントがよっぽど技術に詳しくない限り、技術者Aと技術者Bの技術レベルの違いなど、わからないではないか。

これに気づいたとき、私は安心した。

『これで、一生食いっぱぐれはないな』

と思うことができた。

企業の中にいるうちは、このことに気づくことができなかった。

何故かというと、「技術レベル」という、私達エンジニアの商品の一部に過ぎない指標に「過度に」スポットライトを当てられ、評価されているから。

稼げるエンジニアと稼げないエンジニアの違いは、「商品としての総合力」と結論づけたい。

ちょっとした違いかもしれないが、結果は大きく異なっている事実がある。

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