男が昨年末からずっと研究し続けていること。

それは、「自動化」だ。

自動化といっても、
ネットビジネスの自動化のことだ。

ビジネスの基本として、
「ヒト」「モノ」「カネ」を上手に活用することで
拡大していくというものがある。

また、一般的に企業のコストの中で
「人件費」はかなり高い割合を占める。

だから経済不況が訪れると、
真っ先に人件費の削減が話題に上がる。

18世紀半ばから19世紀にかけて
イギリスを中心に起こった産業革命。

爆発的な発展を遂げることができた理由は、
「工場制機械工業」が成立し、
生産を人の手から機械に任せるように
「自動化」していった点だ。

今では、世の中の様々な物が、
自動化された工場で作られており、
人が介入する余地はかなり減っている。

最近はそういった流れが
オフィスワークにも徐々に浸透しており、
「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」
と呼ばれている。

ソフトウェアの進化に伴い、

  • 注文メールを自動的にスプレッドシートに転記する
  • 異常なデータがあったらメールで知らせる
  • 競合他社の株価を毎日1回チェックして整理する
  • 社員から提出された勤怠データを給与計算ソフトに入力する

といった、もともとは事務員さんが
対応していたような作業が、
どんどん自動化されていっているのだ。

ただし、これらの動きが起きているのは
まだ大企業が中心であり、
中小企業や個人に至っては、
導入どころか殆ど認知すらされていない状況だ。

男はひょんなことから、
2018年10月にオーストラリアに来ることになった。

ビジネスの顧客は100%日本人であり、
これまではオフラインでセミナーを開催したり、
人と合ってミーティングをしたりしていたが、
それが物理的にできなくなったので、
自然とオンラインで完結せざるをえない
状況になった。

それまでもかなりオンラインは活用していたけれど、
100%ではなかった。

やはりオフラインのイベントのほうが、
単価を高くしやすいし顧客も価値を感じやすい。

実はこれは、過去の男も含め、
多くの人が「錯覚」している点だった。

オーストラリアに行ってから1年ぐらいは、
2ヶ月に1度日本に帰国して、
オフラインのイベントはミーティングをしていたが、
徐々に減らしていった。

そしてオンライン完結でできる
セミナー販売や月額制講座、
コンサルティングに注力していった結果、
それまでと同等以上の売上を、
省労力で実現することができるように
なっていたのだ!

SNSでの投稿はむしろ減っている。

でも、売上はどんどん上がっているし、
反響も増えている。

なぜこういうことが起きているかというと、
それはやはりITを活用して
「効率化」と「自動化」
を行ったからに他ならない。

効率化を行うことにより成約率が高まり、
少ない集客でも売上を増やすことができ、
時間的な余裕も生まれる。

自動化を行うことにより
さらに時間的な余裕が生まれ、
マーケティングやコンテンツ制作、
顧客へのサービス提供といった、
生産的なことに注力することができる。

そして究極的には、
「自動キャッシュマシーン」
ともいえる仕組みが出来上がる。

そこには人の手が介在しないため、
24時間365日、文句も言わず、
汗水も足らさず、
あなたのために着実に働いてくれる。

「ブラック企業」などと
非難されることも無いのだ。

この仕組は100%ネット上で動いているので、
あなたが世界中のどこにいようと関係ない。

この仕組みが半自動的に、
あなたや家族の生活費を稼いでくれる。

このような夢のような仕組みを、
あなたも欲しいと思わないだろうか?

このような仕組みをゼロから作ろうと思えば、
WEBやプログラミングの知識や
マーケティングの知識が必要になる。

しかし、男が海外で出会った
「6種の神器」を使うことによって、
難しいシステム知識を持っていなくても、
あなたも実現することが可能だ。

オフラインビジネスとオンラインビジネスの違い

それは「数値化しやすいかどうか」という点。

今回のテーマは「自動化」だが、
自動化について語るためには、
この「数値化」についても説明する必要がある。

例えば、広告を例にとってみると、
オフライン広告は街の中にある看板。

ある程度の人通りの予測はできたとしても、
はたしてその広告を何人の人が見たか、
誰が見たのか?
というところまでは
測定することは不可能だ。

一方、オンライン広告であれば、
その広告が見られた回数はもちろんのこと、
誰が見たのか?
という個人レベルまで特定が可能だ。

つまりは効果測定がしやすいということ。

看板は一度作ったら
そう簡単に作り変えることはできないが、
オンライン広告の素材は
画像や動画といったデジタルデータなので、
容易に差し替えることが可能だ。

効果測定をしながら、
「カイゼン」しやすくなっている。

従って広告の主役は月日の経過とともに
オフラインからオンラインへと移行していき、
2019年には日本国内でのネット広告の総額が2兆円となり、
テレビ広告を上回る規模となった。

さらにはネット広告は
数万円の予算から導入することができ、
個人でも導入しやすくなっている。

ホームページを開設したら、
必ず設置すべきなのがGoogleが提供する
「Googleアナリティクス」。

これさえ設置しておけば、
日々、ホームページにアクセスした人数や
回数を測定することができ、
どのページが最も見られているのか、
検索エンジンから来ているのか、
どのSNSから来ているのか、
検索エンジンの場合どんなキーワードで
検索されているのか?

といったことを自動で測定してくれる。

つまりはこれも自動化の1つで、
そもそも人間が手動で測定することも
不可能だ。

しかも、これが無料で実現できてしまう。

オフラインの店舗ビジネスの場合、
例えばお店の前に何人来てくれたのか、
お店の前まで来たけれど入らなかった人は何人か、
お店に入った人は何人か、
お店に入ったけど購入に至らなかった人は何人か、
お店に入った人がどんな商品を手にとっていたのか、
お店に入った人の平均滞在時間は何分だったのか、
購入に至った人の平均客単価はいくらだったのか?

ということを測定しようとすると、
そもそも測定できない項目もあるし、
測定可能な項目も、かなり時間と労力を要すことになる。

オフラインビジネスとオンラインビジネスでは、
ここの効率性が圧倒的に違うのだ。

なぜか非効率なことが好きな日本人

男も日本人なのでよく理解できるのだが、
日本人は非効率なことが好きだ。

非効率なことを「わび・さび」と捉えて
いる節もある。

その関係で、本来はオンラインでも済ませられるのに
わざわざオフラインでやってきた、
という点が多々ある。

その背景には、国土にたいして人口密度が高く
人が密集して済んでいるので移動しやすい点や、
日本人の古来からの考え方や慣習の影響だと思うが、
このオンライン化の時代においては、
そこも根本的に変えていく必要があると思う。

コロナになり在宅勤務が望ましいとされているのに、
役職者が印鑑を押すためだけに出社するといった
本当に馬鹿げたことが起きている。

先進諸国は公立学校も
即時オンライン学習に対応したのに、

日本の文科省は「1年後を目処に」
と発表したのには唖然とした。

ところが、もはやこの流れには逆らえないので、
ようやく真剣にオンライン化を
行っていく流れになってきた。

オンライン化することの本当の恩恵とは?

オンライン化を行っていくことの
本当の意味は、
ただ単にコミュニケーションが
オフラインからオンラインに変わるだけではない。

本当の恩恵は、
あなたが持っている価値のある情報を、
いつでもどこからでもアクセスできるような
状態にしておき、
そこからお金が生まれる仕組みを
作ることができる、ということだ。

あなたがどこにいて何をしていても、
あなたが持っている情報コンテンツが、
システムによって自動的に売れていく、
そういった仕組みを作ることができるのだ。

まさに、「錬金装置」と言っても過言ではない。

それを実現可能にするのが、
男が海外に出て知った、
完全なる自動化を実現する、
「6つの神器」だった。

平城寿(Hirajo, Hisashi)

1976年宮崎県生まれ/@SOHO創業者
『ITエンジニアのための「人生戦略の」教科書』(マイナビ出版)著者

日本最大級(会員約28万人)のビジネスマッチングサイト『@SOHO』の開発者であり創業者。

九州大学卒業後、内定をすべて辞退し半年間起業の道を模索するも断念。消去法で福岡のIT企業に就職し在職中にショッピングカートのレンタルシステムをヒットさせ1年半後に24歳で1度目の独立を果たす。

フリーランスのITエンジニアとして活動しつつベンチャー企業のCTOを兼任。 大規模システムの経験を積むため26歳で アクセンチュアに就職し 3年間トップ5%の評価を維持する。

在職中に『@SOHO』を立ち上げ、軌道に乗せて29歳で2度目の独立を果たす。ITエンジニアの独立起業をサポートする 『スーパーエンジニア養成講座』を開講。2万人のメールマガジン読者にアドバイスを行う。これが出版関係者の目に留まり、出版に至る。

その後活動の場を海外に広げ、海外でのノマドスタイルを確立し2011年により 『海外ノマド』という言葉を自ら定義し啓蒙活動を行う。今では当たり前となった海外ノマドというライフスタイルの立役者となる。

5年かけて自分のビジネスを完全オンライン化し、世界中のどこにいても生活できるような状況を実現。

2018年よりオーストラリアのメルボルンに拠点を移し、引き続き個人が活躍できる環境づくりやサポートに注力している。

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