やりたいことが実現できる!
平城式時間管理術

先日、Facebookにて
テニスの全豪オープンを観戦しに行った記事を
投稿した。
https://www.facebook.com/hisashi.hirajo/posts/10217919084038003

オーストラリアオープンを観戦してきました。    会場は自宅から車で10分ほど。  開催前に選手たちが宿泊しているホテルにて  ホテル従業員に新型コロナ陽性者が出る  事件が発生しましたが、  無事に開催できて良かった。    テニスは高校…

平城 寿さんの投稿 2021年2月8日月曜日

これを見たTRUE CLOUDメンバーの方から、

「平城さんはどのようにして時間を
 管理しているのですか?」

という質問を受けた。

時間の管理については
男なりに様々な研究と実践を重ね、
今に至っているけれど、

そういえばこのテーマについて
体系的に解説したことがなかった。

多くは先人の方々から学び、
それを男なりにアレンジして
今の形に落ち着いているのだけれど、

  • 23歳の時にレンタルショッピングカートシステムを1人で開発
    (しかし、パートナーに奪われて手放すことに😢)
  • 26歳の時に@SOHOを1人で開発
  • 29歳で2回目の独立を果たす
  • 30歳で結婚し、すぐに長女が生まれアトピーがひどかったので3歳まではつきっきりで育メン生活
  • 33歳〜41歳までは海外ノマド生活
  • 42歳から家族でメルボルン移住

という流れで今に至っている。

男がこれまでの人生で重視してきたことは
「時間と場所の自由」だ。

せっかくこの世に生まれてきたわけなので、
自分の人生を自分でコントロールしたい。
何かのシガラミに囚われたくない。

という強い気持ちがあった。

でも、既存の世の中には「固定概念」
というものがあり、

  • 独立起業するのは難しい
  • 会社を創ったらヒト・モノ・カネが重要
  • 銀行からは借金したほうがいい
  • 海外を旅をしながら仕事をするなんて不可能だ
  • 資本力を持つ者には勝てない
    (第三者資本を受け入れるべき)

などなど、従来は常識とされていたことの
「壁」と格闘する必要があった。

なぜならば、これらの壁を乗り越えなければ、
真の自由は手に入らないと考えていたから。

そして今の状況を手に入れることができた。

今はまだ2人の娘を育てている身なので
ある意味子どもたちには
縛られているようなものだけれど、
子どもたちが成長して独立したら、
本当に1日中何をしていても良いという
状況になる。

子供の成長の状況に合わせて
東京や名古屋、そして今はメルボルンと
生活の拠点を変えてきたので、
「子供ファースト」とも言うことができる。

メルボルンに来たのも
もともと男が来たかったからというよりは、
子供に留学をさせるため。

それを2ヶ月で決断し、実行した。

そして今は、毎日子どもたちと一緒に
こちらでの生活を楽しんでいる。

従って子どもたちとの接触時間は、
普通の家庭よりかなり長いほうではないだろうか。

そして男は今年からオーストラリアの学校にも
通い始めた。

時間管理と言っても、
今の男がどう時間管理をしているのか
ということよりも、

ゼロからイチにした時の
時間管理のほうが興味があるのではないだろうか?

というのも、男自身スタート時点は
サラリーマンとして月に300時間以上働きながらも、
その合間をぬって着々と起業の準備をして、
計画的に事を進めていた。

会社という場所は男にとって
経験を積むには良いところだったけれど、
自分の将来と重なる場所ではなかった。

いずれは会社を辞める
「仮面サラリーマン」として、
同僚や上司にはそのことを伏せて、
水面下で活動していたのだ。

会社の飲み会には行かず、
昼休憩の時間も1人で昼食を食べながら
起業のための情報をインプットしたり、
プログラミングをしたりしていた。

まるで映画「ショーシャンクの空に」
の主人公のような気持ちだった。

今回、時間管理について話そうと決めた時、
単なるノウハウを体系化して伝えるだけでは
駄目だと思った。

多くのことを成し遂げている人は、
やはり普通の人とは違う時間の使い方をしている。

でも、それはノウハウを学んで
そうなったのではなく、
まずはその人が成し遂げたい目標、
到達したい場所があり、
その達成のために様々な工夫を重ね、
そこに至っているから。

つまり、世の中に多く出回っているような
「時間管理TIPS」を学ぶだけでは
駄目だということだ。

TIPSだけを学んでも、
そもそもそれを実践するモチベーションが無いと
行動に移せないだろうし、

「時間はお金で買え」

という考え方があるけれど、
会社の通勤にヘリコプターで行くわけにも
いかないので、
自分なりの基準を持つことが
大事になる。

ただ時間を効率よく使うだけでなく、
体調管理を行って
常にベストパフォーマンスを発揮できるように
努力する必要もあるし、
そのために食事にも気をつける必要がある。

つまり、時間管理について語ろうとすると、
人生そのものについて語る必要がある、
という結論になったのだ。

今までにも何度か、
この時間管理をテーマに
セミナーをやってみようかと思ったことが
あったが、なんとなくしっくりこなかったのは、
単なるTIPSでは意味が無いということを
薄々感じていたからだったと、
今回理解することができた。

でも先に書いたような内容であれば、
大いに意味があるし、
単なるTIPSにとどまらない内容を
お伝えできるのではないかと思う。

平城寿(Hirajo, Hisashi)

1976年宮崎県生まれ/@SOHO創業者
『ITエンジニアのための「人生戦略の」教科書』(マイナビ出版)著者

日本最大級(会員約28万人)のビジネスマッチングサイト『@SOHO』の開発者であり創業者。

九州大学卒業後、内定をすべて辞退し半年間起業の道を模索するも断念。消去法で福岡のIT企業に就職し在職中にショッピングカートのレンタルシステムをヒットさせ1年半後に24歳で1度目の独立を果たす。

フリーランスのITエンジニアとして活動しつつベンチャー企業のCTOを兼任。 大規模システムの経験を積むため26歳で アクセンチュアに就職し 3年間トップ5%の評価を維持する。

在職中に『@SOHO』を立ち上げ、軌道に乗せて29歳で2度目の独立を果たす。ITエンジニアの独立起業をサポートする 『スーパーエンジニア養成講座』を開講。2万人のメールマガジン読者にアドバイスを行う。これが出版関係者の目に留まり、出版に至る。

その後活動の場を海外に広げ、海外でのノマドスタイルを確立し2011年により 『海外ノマド』という言葉を自ら定義し啓蒙活動を行う。今では当たり前となった海外ノマドというライフスタイルの立役者となる。

5年かけて自分のビジネスを完全オンライン化し、世界中のどこにいても生活できるような状況を実現。

2018年よりオーストラリアのメルボルンに拠点を移し、引き続き個人が活躍できる環境づくりやサポートに注力している。

Pin It on Pinterest

Shares