平城です。

最近はずっと「ツール系」の解説ばかり
していましたが、

その理由はやはり、
ツールで効率化をすると
とても恩恵があるからです。

だから今回候補として考えていたネタは、

  • Canva活用術
  • Googleアナリティクス設定活用法
  • 自分でできる!動画編集テクニック
  • クラウド徹底活用術

などなど、またまたツール系のネタを
いろいろと考えていたのですが。。

ツールはあくまでも手段であり、
目的ではありません。

でもなぜ、
私がここまでツールにこだわっているかというと、
選び方を間違えなければ、
費用対効果が絶大だからです。

さらに言うと、
私は大学を卒業して
社会に出た瞬間から、

「時間と場所の自由」

を渇望していました。

29歳で2度目の独立を果たし、
34歳ぐらいでこれが実現でき、
海外を自由に飛び回れるようになり、
今はオーストラリアのメルボルンに
定住して、

こちらで就職する必要もなく
仕事ができて家族を養っていくことも
できています。

これはただ単に
オンライン完結型のビジネスを
選んでいるからではなく、
社員を雇わず、
1人ビジネスを貫いているから
できている、
というのもあります。

そして最近クライアントさんの
お手伝いをしている時に
感じるようになったこと。

私がいくらITによる効率化の重要性を
お伝えしても、
おそらくちゃんと
伝わっていないんじゃないだろうか?
と思うようになってきました。

目指すべきビジネスの規模や
実現したいライフスタイルによって、
選ぶべきビジネスモデル、
とるべき戦略や戦術は
異なってきます。

私はAmazonのジェフ・ベゾスや
Tesraのイーロン・マスクは
尊敬していますが、
彼らのようになろうとは
思っていませんし、
なれるとも思っていません。

正直、あの景色は
一度見てみたいとは思いますが、
それを実現するために
犠牲にしないといけないことや
ストイックに自分を
追い込まないといけないこと、
そして何よりも
プレッシャーが半端ないでしょう。

イーロン・マスクなんて、
世界一の大富豪にまで
上り詰めたのに、
スペースXは倒産寸前なのだとか。
(これは社員を駆り立てるための
 ポジショントークかもしれませんが。)

彼らほどの実力があれば、
何度失敗しても再び這い上がれるのでしょうが、
どんなにお金持ちになっても、
それを失うリスクも
持っているということです。

コロナになった直後も、
バージングループのオーナーである
リチャード・ブランソンも、
バージン航空が破綻した時に
個人資産では賄えなかったようですし、

つまりは、
たとえ創業して大企業にまで育て上げることが
できたとしても、

「そこに安住の地は無い」

ということです。

業績が良い時はそれこそ
王族のような生活ができるかもしれませんが、
企業規模が大きくなればなるほど、
業績が悪い時の煽りが酷く、
一気に転落する可能性もあるわけです。

企業規模が大きくなればなるほど、
外部要因に左右されやすくなるわけです。

FacebookのようなIT型の企業は
コロナのような外部要因には左右されにくいですが、
あまりにも成功し過ぎてしまって、
今度は独占禁止法違反という名目で
国から訴えられ、
せっかく買収したInstagramを
売却しろとまで言われてしまっています。

マーク・ザッカーバーグは
ビジネス社会において勝利をしたから
今の帝国を築き上げることができたと思いますが、

これの意味するところは、

「人間社会において1人勝ちは認められない」

というところです。

彼らほどになると、
自分を含め家族や親戚まで、
誘拐・殺人のリスクがあるので、
ボディガードはもちろんのこと、
安心して外も歩けないでしょう。

そして一見ビジネスが安泰に見えても、
その裏側では

失敗すれば大幅なマイナス
成功しても妬まれて攻撃される

という想像もできないような
プレッシャーがあるはずです。

そして私は、
「時間と場所の自由」
を追求した結果、

今のようなビジネススタイル、
ライフスタイルに落ち着いています。

といっても、
完全な外国人が
オーストラリアで子供を
学校に通わせようと思うと、
小中学校でも、
日本の私立大学の2倍ぐらいの
費用がかかります。。

留学生扱いなので、
オーストラリア国民よりも高いのです。
下手をすると2倍以上かかります。。
(人口が少ないオーストラリアは、
 留学も1つの大きな産業です。)

私自身は国立大学しか
行かせてもらえなかったので、
日本の私立大学の費用の相場も
知りませんでしたが、
今調べてみて、
オーストラリアと比べると
「えっ?」という安さで、
金銭感覚が完全に
麻痺してしまっているのを感じます。

でもこれは子供のためなので、
惜しむべきところではないと思いますし、
駐在員でもなく国際結婚でもない日本人が、
小学校から家族一家で海外に移住するなんて
なかなか無いレアケースなので、
これが将来的に大きなプラスとなって
帰ってくると信じています。
(3年住んでみてこんな日本人には
 1度も会ったことがありません。)

このような、
時間と場所の自由を維持しながら、
家族の幸せのために最大限稼ぐ。

私はこういうスタイルを
目指してきましたし、
この方法なら
いくらでもお伝えすることができます。

そして大事な、
今回のセミナーのテーマです。

それは、

「資産型ビジネス構築の極意」

です。

以前、

  • 非労働集約型ビジネスモデル構築の極意
  • 「超」情報化社会における情報資産長者への道

といったテーマでもセミナーを開催していますが、
なぜ非労働集約なのか?
なぜ情報資産が大事なのか?

まだまだ理解されていないと感じています。

今回はもっともっと根本的な話で、
私が社会に出た1年目から考えてきたこと、
これを振り返ってみると、

「資産型のビジネスを構築したかった」

ということなんです。

どういうことかというと、
大きなリスクを抱えず、
コツコツと積み上げていくことで、
長期的に右肩上がりの成長が期待できる、
そういうビジネスのことです。

これまでの常識では、
ビジネスを拡大していくためには
人・モノ・金をうまく管理すること、
とされてきました。

これは9割ぐらいは正解だと思いますが、
残り1割のリスクでビジネスが頓挫してしまう、
そんな世界でもあります。

上場企業を経営している、
何十億というビジネスをやっている、
というと聞こえは良いですが、
実質的に自由になるお金が
私よりも少ない経営者はゴマンと居ると思います。

よく、
「ビジネスで10年以上生き残れる確立は5%以下」

という格言のような言葉がありますが、

私はもう、今のようなスタイルで
15年以上生き残っているので、
1つのロールモデルとして
定義しても良いのかな、
と思っています。

全てがこれまでの常識と
異なる考え方をしているので、
対外的に見たら

固定の事務所も持たない、
社員もいなくて実態がよくわからない、
幾ら稼いでいるかもわからない、
という感じなので
金融機関からの評価はゼロなのですが(苦笑

今のところお金を借りる必要は無いので、
無理して評価を上げる必要性も感じることなく。

経営自体は安定していて、
こういったセミナーも基本は既存の会員さんのみで、
対外的に開催するのはもう1年ぶりです。

たとえ病気になって数ヶ月寝込んでいても
(実際そういうことが起きる確率は
 0.1%以下だと思いますが。。)
生活に困ることは無いと思います。

今回私がお伝えしたいことは、
私がやっていることをそのままお伝えして、
「はい、真似してください」
ということではなく、

「資産型ビジネスとは何か?」

という問題提起をさせて頂いて、
あなた自身のビジネスを行ううえで、
考え方として取り入れて頂けるような、
そんなコンセプトとして考えています。

例えば、実店舗ビジネスをされている方や、
お医者さんのような特殊な
お仕事をされている方が、

いきなり私のように
ITや情報発信をフル活用した
ビジネスに転換することはまず無理です。

以前はできると思っていたのですが、
実際に多くの方をサポートしていく中で、
それは現実的ではない、
ということも理解できましたし、
逆に私と同じスタイルを目指して頂く
必要もない、と理解できたのです。

これは私がイーロン・マスクや
ジェフ・ベゾスになる必要性が無い、
というのと同じようなことかと思います。

でも、私のビジネスに対する
根本的な捉え方を理解して頂くことで、
あなた自身のビジネスを、
もっと良くすることができると思います。

振り返ってみたら、
私は社会に出た22年前から
この考え方を持っていました。

だからこの考え方は、
業種が違っても、
ありとあらゆる方に適用できると思います。

平城寿(Hirajo, Hisashi)

1976年宮崎県生まれ/@SOHO創業者
『ITエンジニアのための「人生戦略の」教科書』(マイナビ出版)著者

日本最大級(会員約28万人)のビジネスマッチングサイト『@SOHO』の開発者であり創業者。

九州大学卒業後、内定をすべて辞退し半年間起業の道を模索するも断念。消去法で福岡のIT企業に就職し在職中にショッピングカートのレンタルシステムをヒットさせ1年半後に24歳で1度目の独立を果たす。

フリーランスのITエンジニアとして活動しつつベンチャー企業のCTOを兼任。 大規模システムの経験を積むため26歳で アクセンチュアに就職し 3年間トップ5%の評価を維持する。

在職中に『@SOHO』を立ち上げ、軌道に乗せて29歳で2度目の独立を果たす。ITエンジニアの独立起業をサポートする 『スーパーエンジニア養成講座』を開講。2万人のメールマガジン読者にアドバイスを行う。これが出版関係者の目に留まり、出版に至る。

その後活動の場を海外に広げ、海外でのノマドスタイルを確立し2011年により 『海外ノマド』という言葉を自ら定義し啓蒙活動を行う。今では当たり前となった海外ノマドというライフスタイルの立役者となる。

5年かけて自分のビジネスを完全オンライン化し、世界中のどこにいても生活できるような状況を実現。

2018年よりオーストラリアのメルボルンに拠点を移し、引き続き個人が活躍できる環境づくりやサポートに注力している。

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