サラリーマンを辞める時の恐怖

あなたが会社を辞める時、次のような不安があるのではないだろうか。

・もし独立してうまくいかなかったら、もう復職は難しいのではないだろうか。

・安定的に仕事を確保することができるだろうか。

こういった不安や恐怖を感じるのは当然のことだ。

私たちは、小学校から大学まで、「何かの組織に所属していないといけない」という感覚を植え込まれてきた。

高校や大学を中途退学すると、世間からは「堕落者」のように扱われる。

会社も、終身雇用は崩壊したと言われているものの、未だに「1年勤続」と「3年勤続」では後者の方が信頼されやすい。

そんな環境なのだから、不安や恐怖を感じるのは当然のこと。

平凡な家庭に生まれ、平均的な生活をしてきた人間なら、皆このような感覚を持っているだろう。

かつての私もそうだった。

では、その不安や恐怖を克服できればどんなに楽になるだろうか。

私はあるとき、そのことに気がついた。

独立にふみきれない方へ」で書いたが、あなたが今の会社に居続けて、将来稼ぐことができる金額を計算して欲しい。

会社の上層部の給与は公開されていないかもしれないが、人脈を駆使して調べてみて欲しい。

転職をお考えの方は、ご自身の業界の平均収入であれば書店でも調べることができるので、調べて持て欲しい。

そして、その金額がわかったら、人生であなたが手にする生涯収入を計算し、それで満足できるかどうか、検討して欲しい。

そうすれば、「雇われ人」の限界というか、上限がわかる。

その上限で満足というのであれば会社に残ればいいし、満足できないという気持ちがあれば、独立を具体的に検討してみては如何だろうか。

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異端児

私は、中学校〜大学時代あたりにかけてはどちらかというと、「異端児」扱いされていた。

「お前、ちょっと変わってるよね」と言われることが多かったように思う。

そのことで、「自分はどこかおかしいのだろうか」と悩んだ時期もあった。

今は、周囲に聞いても妻に聞いても「変わり者」とは思われていないようだ。

自分の中では、特に大きく何かが変わったわけではないのに、周囲の反応のこの違いは何だろうか。

1つ言えることは、周囲の環境が変わったから。

私は九州の宮崎県で生まれ、高校時代までは宮崎で育った。

大学もやはり九州で、福岡県の大学に進学した。

大学時代はそこそこ好き勝手やっていたので、大学時代の教授には、「お前は社長になるか会社を首になるかどっちかだな」と言われてしまった。

今ならお会いして「無事に社長になってなんとか頑張っています」とご報告したいところだが。

九州の人間は、周囲と違うことを「恥ずかしい」と思う傾向があると思う。

常に、集団の中での自分の立ち位置を確認していないと落ち着かない、といった性格だ。

一方、東京に出てきてからは全く「異端児」などとは言われなくなった。

東京という土地柄が大きく影響しているのだろうが、様々な出身地、経歴の人間が入り交じっているので、「自分と他人は違う」ということが

当たり前の世界なのである。

あなたが現在東京にお住まいであれば、おわかりのことと思う。

東京でのサラリーマン時代の私は、会社の行きたくない飲み会は行かず、コンパに誘われても断り続け、会社以外の時間を使って自分の独立のための準備に邁進した。

「周囲からどう思われているか」は気にせず、「おつき合い」はせず、自分のやりたいこと、やるべきと感じていることを優先した。

とはいうものの、もともと動物占いで「ひつじ」と出ている私にとって、周囲とのつきあいを断ち切るというのはなかなか難しいことだった。

(動物占いでいう「ひつじ」は、「集団行動を優先したい」という性格を持っている。)

特に、会社の飲み会の二次会への参加を断る場合。女性陣はほぼ参加しないので問題ないのだが、男性陣は9割以上が参加組であったので、

自分だけ「お疲れ様です」といって失礼するのにはかなり勇気のいることだった。

ただわかっていたのは、二次会、三次会に参加しても、会社内での同僚、上司との関係は深まることはあっても、自分の目標である独立に近づくわけではない、ということだった。

それでも、自分の心が発する言葉のまま行動した結果、今の環境を手に入れることができた。

あなたも、自分の心が発する言葉に素直に生きているだろうか。

この記事を読んでくださっているあなたは少なからず「独立」という言葉に縁がおありであろうが、

あなたが、まだ会社勤めをしているなら、行きたくない飲み会には行かない、「単なるおつき合い」では行動しない、と決意してみては如何だろうか。

周囲への「無駄な」気遣いを捨て、自分の心の声に耳を傾ける。

その声と常に対話する。

「自分は何がしたいのだろうか」

「今の自分の不安は何だろうか」

「どうすれば、それを解決できるだろうか」

「そのために、今日は何をすべきだろうか」

会社勤めをしている間は、「同僚」「上司」が存在するため、「周囲と違う行動」を取ることに抵抗を感じるかもしれない。

しかし、いざ独立したら「同僚」も「上司」も存在しなくなる。

●●株式会社代表の「●●」さんとなるのだ。

そうなってからは、逆に数ある同業他社に埋もれないようにしなくてはいけない。

周囲と同様であっては、クライアントから見てあなたの何が「差別化要因」なのかがわからない。

その時に重要になってくるのが、あなたがどういった信念・理念を持ち、どのように行動してきたか、である。

独立したら、もう誰からも「異端児」とは言われなくなるのである。

だから、今の段階で「異端児と思われているかどうか」なんて気にする必要はない。

いずれはそう呼ばれなくなるのだから。

追伸:

会社員時代にコンパを断り続けてきた私だが、別に女性に興味がなかったわけではない。

「コンパでは自分の理想の女性には出会えない」と考えていたのである。

そんな私は、独立した直後に、素敵な女性とめぐり会うことができ、幸せな結婚生活を送っている。

これは単なる「運」ではなく、私が人と違うある「行動」を起こしたからである。

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iPad+last.fm MobileScrobbler最高!

好きな音楽を自動的に流してくれるSNSサイト「last.fm」。

以前から気に入って愛用している。

これのiPhone版があるのだが、日本のiTunesではダウンロードできない。

なんとか米国のiTunesからダウンロードする方法がないかと調べていたところ、発見!

iPhone版last.fmアプリケーションの入手方法

この手順どおりに無事ダウンロードすることができた。

ちなみに、iPadでも使えるか試してみたところ、良好良好!

これで、私のデスクトップミュージックプレーヤーはこんな感じに。

iPadでlast.fm MobileScrobblerを動かす

iPadでlast.fm MobileScrobblerを動かす

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ノマドワーカーというワークスタイルとは?

最近、「ノマドワーカー」という言葉を耳にするようになった。
意味を調べてみると「固定のオフィスを持たず、カフェ等で仕事をする人」のことを指しているようだ。

私は1999年にインターネットに出会ってから、「時間と場所に縛られないワークスタイル」に憧れ、4年前に独立してから、このワークスタイルを手に入れることができた。

私の中では何も真新しいことではなく、私の知る限り、KNNの神田敏晶さんがその走りだったように思う。

日本でも第一次ネットバブルと言われた2000年頃、神田さんがアメリカからインターネットを通してインターネット関連ビジネスの情報を発信されていたが、当時はそんなことをやって飯が食えるのは羨ましいな、と感じていた。

最近このような人々が増えてきたのは、WiFiといったネットワーク環境の充実と、ノートパソコンのバッテリーの持続時間の向上が大きく寄与していることだろう。

今では、私もクライアントとの打ち合わせ以外はほぼロケーションフリー、

実は今このブログもとある場所のラウンジで書いている。



スターバックス等のカフェも悪くないが、人が多く、座席が狭い場所はあまり居心地の良いものではない。

また、ファミレスなどは電源使用不可なところが多く、少しでも使おうものなら店員が血相を変えて「やめてください!」と言いに来る。

何故使用させないかというと電気代の問題や、長時間の座席使用による回転率の低下を危惧しているのだろう。ところが、「固定客の確保」という視点が抜けている。コーヒー1杯で長時間粘られては商売にならないであろうスターバックスやルノアール等が積極的に電源を提供して固定客を掴んでいるのとは対極である。

私は、都内のあらゆるところを探索して、自分なりに気にいっている場所をいくつか確保している。

その場所は、ほぼ無料で利用でき、都内のアクセスの良い場所にあり、しかも洗練された内装、高級感ある家具、気の聴いた音楽が揃っているので、仕事へのモチベーションも高まり、集中力を維持するのに最適である。

だいたい1箇所たり3時間程度を目安として、日中は2箇所程度、後は事務所兼自宅にて仕事をすることで、1日中高い集中力を維持することができている。

これはサラリーマンには決して味わえない、至福の時間の過ごし方である。
自分の好きな場所で好きな音楽を聴きながら、好きなドリンクを飲みながら仕事に没頭できる。

好きなことを仕事にしているので、もはや仕事という感覚ではなく、「ライフワーク」となっている。

まさに、「好きなことを仕事に」である。

この、私の「秘密の仕事場」をこのブログで紹介すると、様々な人が殺到するとまずいので、メールマガジン読者の皆さんには、いつか紹介したいと思う。

このブログを読んでいる貴方にも、ぜひおススメしたいワークスタイルである。

もっとも、このワークスタイルを実現させるためには、「安定的に仕事を確保できていること」が重要であるが、これについてはメールマガジンにて詳しく説明していきたい。

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サイバーエージェントが実施する起業支援プログラム「Startups2010」

さて、もともと広告代理店がメインであったサイバーエージェント社が、このようなプログラムを開始している。

Startups2010

つまるところ、携帯ゲームやSNSやtwitter等、技術力があり、かつ遊び心もあるサービスが台頭してきており、もはや自社内に技術力がないと生き残れない、との判断か。
社長の藤田氏は「エンジニアの採用費はいくらかかってもいいから採用したい」とのこと。

このような流れであれば、サラリーマンエンジニアでも年収1000万超え、2000万円超えというのも珍しくなくなるかもしれない。
日本でこのような環境ができていくのは喜ばしいことだと思う。

一方で、エンジニアがビジネス的なスキル・感覚を身につければかなり強力な存在となる。

私としては、そのようなエンジニアを輩出できるようサポートしていきたい。

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IT業界で独立したいエンジニアを募集中のヴァスダックジャパン

「エンジニア」「独立」というキーワードで検索していたら、「ヴァスダックジャパン」という会社を発見。
バーチャルカンパニー(いわゆる独立採算制)や社内での独立支援金等の制度があるとのこと。
20代の社長も続出とのことである。
独立前の修行を積む会社としては良いのかもしれない。
ところが、このような形で独立しても、所詮はサラリーマン社長。
オーナー社長にならなければ、報酬も自分で決められないし、稼ぎを加速させることもできない。
(会社が上場でもすれば、また別だが。)
これでは、本当の独立とは言えないのではないだろうか。
エンジニアはどうしてこのように「群れ」たがるのだろうか。
周囲への依存心を全て断ち切り、本当の意味で1人になったところから、稼ぎの道が開けてくるというのに。

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1つの判断が命取りになる件

成功できる人、成功できない人のとっても重要な違い。
それは、「ビジネス的な判断力」ができるか、できないかだ。

先日、良い事例があったのであなたにも一緒に考えて頂きたい。
ビジネスパートナーのH氏が私に次のような相談を持ちかけてきた。




現在所属している会社(A社)を辞めることになった。
理由は、社長との意見の食い違い。
辞めた後、しばらくは個人事業主としてやっていくつもり。
自分が営業担当であったクライアントは、自分が引き継ぐことになった。

ところが、クライアントから400万のWEBサイト構築の仕事を請け負っていたのだが、
実際には10%程度しか終わっていない。
しかし、既にクライアントからA社には前受金として200万円が支払われている。
従って、自分がクラインとから受け取れるお金は200万円である。

自分と社長との間はかなりこじれており、社長に200万円をクライアントに返金して
欲しいとは言いにくいし、もしそれをしたとすると、A社は潰れてしまうかもしれない。
今まで自分がA社に関わっていたことでA社が赤字になっていたこともあり、
けんか別れとはいえ、社長に対して多少なりの責任感や義理は感じている。

それで、残りの90%をなんとか200万円やって欲しい。
このクライアントはそこそこの規模の会社なので、
これを切り抜けられれば今後安定的な仕事が見込める。





という内容だった。
さて、あなたはこの話をどう受け取っただろうか。

一見、このH氏の主張に同情したくなりそうだが、次のような点を見逃している。

・このような問題は、クライアントには全く関係ないことであり、
 クライアントには絶対に迷惑をかけてはいけない。
・本来、400万円の規模の仕事を、新たに別の業者が200万円で請けた場合、
 品質的なリスクが考えられる。それが最終的にはクライアントへ迷惑をかけることになる。
・相手に対し、赤字覚悟で本来の半額でお願いするからには、後々何らかの形での見返りを提示すべきだが、
 それが提示されていない。また、自分で借り入れでもして穴を埋める、といった覚悟が見られない。
・この案件で大きな問題が発生した場合、最悪はH氏がクライアントから訴えられる可能性があり、相手が相手だけに、リスクが大きい。

彼に対し、私は次のようにアドバイスした。

・社長との関係はどうあれ、まずは200万をクライアントに返却を要請。
 それができないなら、自分はクライアントの案件からは一切手を引き、
 後はA社に引き継ぐ。
 A社に残った人間で、この案件に対応できる者はいないので、
 A社が案件を引き継ぐのは非常にリスクが高く、
 社長しては究極の選択を迫られることになる。

この条件を提示すれば、社長はおそらく返却を飲まざるを得ないだろう。
その後、A社がどうなるか否かというのはまた別の問題。

H氏が社長に金銭的な義理があるというのであれば、とりあえず200万はクライアントに返金してもらって、
その場は収集をつけ、後で分割払いでもして返す方法もある。

こういった話をしたが、H氏には受け入れてもらえなかったようだ。

修羅場に陥ったとき、いかにビジネス的な判断ができるか。
私情とビジネス的な判断は分けて考える必要がある。

これは厳しいビジネス界で生き延びていくために非常に重要なスキルだ。

また、そもそもそのような状況に陥らないように、

事前に回避するためのスキルというものがある。

ちょとした判断が、後々大きく影響することがある。

H氏はこの思考を変えない限り、成功への道を歩むことは難しいだろう。

あなたもぜひ、考えてみて欲しい。

もし、成功へ近づくビジネス思考を身につけたいとお考えであれば、
メールマガジンに登録して、積極的に私と語り会って欲しい。


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儲けることの重要性

今日は、クライアントとの関係について、自社が儲けを確保することの重要性について書きたいと思います。
私が23歳で初めて独立した頃、クライアントへ見積もり金額を提示する際に、自分が希望する額を提示すると「恥ずかしい」というか、「クライアントに悪い」という気持ちがしてなりませんでした。
そのため、ついつい本来希望する額よりも安く提示してしまっていたのですが、これは最終的には自社にとってもクライアントにとっても良い結果に終わらないという事に後から気づくことになります。

25歳で再び就職したITコンサル会社では、人件費と諸経費を差し引いても3割の利益を確保するような金額をクライアントに提示していたようです。
その3割は何に使われているかというと、社内のナレッジベースの構築等に投資されていたようです。
そうすることで、会社としての付加価値を高めていたのです。
このことから、クライアントに要求する金額の大小ではなく、その金額に見合った結果を出せるか、これがポイントであることを学びました。

その後29歳で再独立して以降、最初はやはり前と同じように抵抗がありましたが、今では全く抵抗はありません。
ギリギリの予算で仕事を請けた場合、心理的にも余裕がなく、結果的に良い仕事をすることが難しくなります。
逆に、予算に余裕があれば、心理的にも余裕が出てきて、高いクオリティーを維持でき、付加価値の高い提案をすることができます。

とはいっても、いわゆる「ぼったくり」という必要以上に高い金額を提示するのはタブーです。
これを繰り返していくと、「いかに利ざやを得るか」という事に注力してしまい、自分を見失ってしまうことになります。

市場価格とさほど乖離することなく、自社にとってそこそこ利益が出る、そのような金額がベストだと思います。

具体的な見積もり方法については、メールマガジンにて解説したいと思います。

また、「今回に限り安くして欲しい」と値切ってくるクライアントもいますが、そのような場合にはなるべくお断りするようにしています。
このようなクライアントは、「値切ること」が目的となってしまっていて、「今回に限り」が幾度となく続くものです。

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全く営業せずに独立後収益を3倍に伸ばすことができた理由

私のブログのテーマは、エンジニアの方が「全く営業をせずに」「収益を拡大する」ことをテーマにしております。
エンジニアの方は、特に「営業する」ことに抵抗感を感じられている方が多いと思います。
特に、営業というと「飛び込み営業」「テレアポ」といったことが頭に思い浮かぶことでしょう。
また、今ではサービス案内のホームページを立ち上げ、「SEO」や「リスティング」をうっていく方法もあるかと思います。
私は、これらの方法を一切使わずに、売上げを3倍に拡大しました。

その秘訣の答えは、「既存の顧客との関係を続ける」というということです。
マーケティング上も、新規顧客の獲得のコストが非常にかかることは周知の事実かと思います。
先に挙げた「飛び込み営業」「テレアポ」「SEO」「リスティング」は全て、「新規顧客の獲得」ですよね?

既存顧客があなたから離れられない、そういった関係を維持できれば、もははあなたは営業戦略を練る必要がなくなります。
実際、私も起業して4年になりますが、サービス紹介用の会社HPを立ち上げたのは起業後2年経ったころですし、
あくまで会社としての体裁を整えるために作っただけであり、今でも、あまりこちらを活用して集客を行っているわけではありません。
(それでも、お問い合わせは予想以上に頂きますが。。)

というか、既存のお客様のリピート率があまりにも高いために、新規のお客様をお迎えする余裕がない、という現状です。

また、これはエンジニアにしかできないことかと思いますが、「既存顧客から安定的な収益を確保する方法」というものがあります。
具体的な方法論については、メルマガにて語っておりますので、ご興味のある方は下記の登録フォームよりご登録ください。


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独立に踏み切れない方へ

私は、実は今までに2度、独立している。

1度目は、会社勤めをして1年半経ったとき。
実家の宮崎から九州大学に進学するも、就職活動を完全にサボっており、就職活動に失敗していた私は、そのまま地元の中流のIT企業に就職し、馬車馬のように働く日々。
技術力にある程度の自信をつけた私は、あるきっかけで上京することへ。
東京では、技術力さえあればいくらでも仕事がある風潮だったので、そのまま「個人事業主」として活動していた。

ところが、自分で営業活動もし、仕事もこなし、というサイクルに疲れた。

また、最終的には自分の会社を持ちたいという気持ちと、「まだ社会経験が足りないのでは」という気持ちが交錯して、
中途半端な状態だった。

わずか会社員経験1年半で、ビジネスもろくに知らない若造が、社会でのし上がっていくためには、かなり泥臭いことをやっていかないといけないというイメージがあった。
また、大学まではそこそこ一流の道を進んできたので、一流の企業というものを体験してみたかったし、そこで実績を積んだ後に独立したほうが何かと得をなのではないか、という迷いがあった。

そこで、リクナビ等の転職サイトで就職動を行い、ITコンサルの会社を受けまくった。
たまたま、「アクセンチュア」という会社が、私を受け入れてくれた。

外資系で給与も高め、また「コンサルタント」という響きに非常に憧れを持っていた。
周囲も慶応、早稲田、東大、京大など、そうそうたる学歴の持ち主ばかりだった。

当時26歳だった私は、「30歳までに再び独立する」と決め、会社に入った。
そこでも馬車馬のように働き、今度は顧客交渉等のビジネススキルを磨いていった。

一応、その会社での自分の将来についてシミュレーションしてみた。
この会社はキャリアプランがしっかり組まれており、
35〜40歳前後の、マネージャクラスの人間で年収1500万程度、
それより昇進して役員クラスになると報酬は億を超えると言われていた。

そこで私は考えた。
「このまま頑張れば、昇進し続けられるかもしれない。でも、時間がかかりすぎる。」

さすがに、独立して億単位で稼ぐイメージは沸かなかったが、1500万稼げるようになるためにあと5年以上もかかるのは我慢ができなかった。
そして、私は腹を決めることができた。

1度目の独立の時には、全てが中途半端な状態。
2度目の独立の時には、「自分の学歴で就職可能な範囲でも上位にある会社で(ほぼ上限)、精一杯やれた」という達成感があり、サラリーマンと決別することができた。
独立後の具体的なビジネスプランがあったわけではないけれど、その時は「サラリーマンで一生を終える方が損。どれだけ頑張っても、見返りは知れている」ということが「体感できた」おかげで、
独立以外の何ものも視野に入らなくなっていた。

そして今に至る。結果としては、独立後、年収は約3倍にアップし、それを4年間維持している。

もちろん、これからも一生、人様の会社にお世話になることはないと思うし、そうならない自信もある。

1度目の独立と、2度目の独立の違いは何か。
もちろん、年を経ることによるスキルや経験が違うのは当たり前だが、1番大きいのは「迷いがないこと」だと思う。

最後に勤めたアクセンチュアが、社員のキャリアモデルをしっかりと持っていたので、「この会社にいたら何歳にはこうなって〜、」という道がはっきり見えていたのである。

人が迷うということは、複数の選択肢を抱えている状態であるということ。

ならば、その選択肢を1つづ潰していけばいい。(可能であればの話であるが)

貴方が独立に踏み切れずに迷っているのであれば、1度サラリーマン人生の最後までをシミュレーションしてみては如何だろうか。






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