エンジニア進化の4ステップ

11月 6, 2012

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このブログをスタートしてから、
皆さんから独立についての相談を受けるようになり、
私なりに塾考を重ねてきました。

そのうえで、全てのエンジニアの方が、
安心して独立できるステップについて、
まとめてみましたので、
じっくりと読んでみてくださいね。

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Step 0.)独立の準備をする
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独立するうえで、精神面の安心材料となるのが、
やはり『貯蓄』です。

私のお奨めは、
『最低限1年間は生き残れるだけの貯蓄をする』
です。

では、その貯蓄が幾らあれば良いか?

なのですが、それは次のようにして計算します。

(貯蓄額)÷
{(副業から得られる月の収入) ー (毎月の生活費 )}

この必要貯蓄額は、人によって様々だと思いますので、
ご自身の生活費などを考慮して、
約1年間は活動できる前提で計画を立ててみてください。

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Step 1.)サラリーマン+受託系副業
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そして、最初のステップです。
まずはサラリーマンをやりながら、
@SOHOなどを使って、副業で『在宅でできる案件』を取りに行ってください。
日中は会社の仕事をしっかりとやり、アフター9や土日など、
忙しいエンジニアといえ確保できる時間を使って、
副業により収入を稼ぐとともに、顧客との信頼関係を構築しましょう。

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Step 2.)常駐型フリーランス+受託系副業
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受託系副業で顧客を開拓しながら、
ある程度自身がついてきたら、
思い切ってサラリーマンを辞め、
派遣社員でも良いので、
『常駐型』の案件に参加します。

このスタイルの良いところは、
常駐型の案件で安定収入を稼ぎながら、
サラリーマン時代よりも割り切って時間を確保しやすくなる点です。

また、派遣社員の場合は残業代が必ずつくかどうかも、
重要視してみてくださいね。

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Step 3.)受託系副業+自社ビジネス
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常駐型の案件で安定収入を稼ぎ、
受託系副業で固定の顧客を稼ぎながら、
『@SOHO』のような自社ビジネスを立ち上げていきます。
自社ビジネスのメリットは、
『安定性』です。
常駐型、受託型の案件は、
『相手があってこそ』のものなので、
リスクがあります。

こちらがきちんとやっていても、
顧客のビジネスがうまくいかなくなれば、
そこからの売上は0(ゼロ)になってしまうのです。

一方、自社ビジネスというのは、
顧客が多数になるので、
売上がある日突然、0(ゼロ)になることはないのです。

業界用語で言うと、

『B2BからB2Cへの移行』、

といったところでしょうか。

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Step 4.)自社ビジネス専業
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自社ビジネスが軌道にのってきたら、
受託系の案件も新規はとらずに、
既存の顧客を維持するだけに徹します。

この頃になると、
受託系の案件も引っ張りだこになってしまっている可能性がありますが、
そこはぐっとこらえて、
自社ビジネスを育てて行くことが重要です。

私も現在は新規の顧客は取らずに、
既存の顧客からのリピート案件だけは、
責任を持ってお付き合いしていますが、

それ以外は自社ビジネスに集中しています。

如何でしょうか?

計画的にこのようなステップを踏めば、
エンジニアという『手に職』持っている私達は、
かなりの確率で、円滑に独立を果たすことができるのです。

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