イミグレを抜けると、そこに奇妙な光景が。。
家電ショップが所狭しと並んでいる。。
その映像はこちら
http://bit.ly/18fpsTa
後でドライバーに聞いてわかったことだが、
スリランカの電化製品に関する税金は凄く高く、
(記憶ベースだが10%〜20%ぐらい?)
スリランカ人が海外に出稼ぎに行った帰りに、
この電化製品を買って家に持ち帰るそうだ。
なるほど、それなら理解ができる。
ちなみに、スリランカから出稼ぎに行く国は、
サウジアラビアが多いのだそうだ。
なのでスリランカ人でアラビア語を話せる人は結構多い。
それにしても、ここに置いてある電化製品が、
SONYやPanasonicではなくLGやSAMSUNGというのが、
もう『メイド・イン・ジャパン』ではないのだな、と思わされる。
そして、その空間を抜け手荷物受取所を抜ける。
携帯会社の『Hutch』や『etisalat』などの看板が見える。
これだけ大々的に告知をしているのであれば、
とりあえず島内での接続も問題無いのでは?
と期待を寄せる。
そして、手荷物受取所を抜け、いざ外へ。
出口付近では、例によってタクシーの呼び込みがいたので、
それを無視して携帯ショップの窓口へ。
その映像はこちら
http://bit.ly/1dIzRg2
etisalat/Sri Lanka Telecom/Dialog/Hutch/airtelと5つも携帯会社が並んでいたが、
事前の調査でDialogが一番カバーエリアが広いと聞いていたので、
まずはDialogで1枚購入。
価格は、データ容量1GBで1,300スリランカ・ルピー(約965円)。
同様の商品は日本だと『日本通信(b-mobile)』の『1GB定額』
という商品があるが、これは2013年8月26日現在だと、3,100円。
・日本通信(b-mobile)1GB定額 料金プラン
http://bit.ly/1dIpQiN
おおよそ3分の1の価格なので、これはやはり安い。
ちなみに、日本からポケットWiFiをレンタルして行くサービスを使う場合、
下記の『グローバル データ(GLOBAL DATA)』が一番有名だが、
こちらはスリランカの場合、対象国Cとなり、1日あたり1,280円。
・グローバル データ(GLOBAL DATA)料金プラン
http://www.globaldata.jp/plan/country/
これがどのぐらい差があるかというと、
さすがに動画を見たり、Skype通話をしたりすると、
1GBとはいえ数時間で無くなってしまうが、
メール・ネットサーフィン程度であれば、半月ぐらいは持つ。
やはり現地でプリペイドSIMを買うのが、圧倒的にコストパフォーマンスが良い。
つまり、海外ノマドをマスターするためには、
現地でのSIMカードの買い方をマスターしておくのが望ましい。
今回、私がSIMカードを様子を収録しているので、
参考までに見ておいて頂きたい。
簡単な英語で会話が成り立っていることがポイント。
高度な英会話能力は必要無い。
私がいつも使っている会話は、
・iPhone5用のSIMカードはありますか?
『Can I have SIM card for iPhone5?』
・このSIMカードでテザリングはできますか?
『Can I use internet tethsering by using this SIM card?』
の2つ。
テザリングとは、iPhoneなどのスマートフォンでWiFiネットワークを構成し、
スマートフォン経由でPCもインターネットに繋ぐ方法。
これができないと、スマートフォンだけでしかネットに接続することができず、
完全なノマド環境を構築することができない。
なので、国毎に、テザリングが使える携帯会社を把握しておく必要がある。
このあたりは、過去セミナー『海外ノマドのすゝめ』にて解説をしているので、
興味のある方はセミナーコンテンツの購入を。
・海外ノマドのすゝめ
http://bit.ly/1dhue9L
・スリランカの携帯キャリア『Dialog』の購入方法
http://bit.ly/144Zdxv
今回はまだATMでスリランカルピーを出金していなかったので、
カードで決済できるかを確認。
購入後、早速スピードをテストすると、
下り6Mbps、上り1Mbpsぐらい出ていたので、
ひとまず安心(^^)
だいたい下りで1Mbps以上あれば、仕事になる。
後はカバーエリアの問題だ。
カバーエリアに保険をかける意味と、
携帯会社間の比較をするために、
もう1枚を別の携帯会社で購入することに。
etisalat、Hutch、Sri Lanka Telecomと3社にヒアリングしてみて、
Hutchは同じ1,300スリランカルピーでデータ容量が3GBまでとなっていたので、
魅力を感じたが、肝心のデータ転送速度が最大で3.6Mbpsだったので、
除外。最大でこれだと、実際には1Mbpsも出ない可能性があるから。
・スリランカの携帯キャリア『Hutch』の購入方法
http://bit.ly/1aKRRXw
次に確認したのが、『スリランカ テレコム(Sri Lanka Telecom)』。
こちらは1,600スリランカルピーするうえに、
アクティベートされたSIMカードが無いということで、
今回は対象外とすることに。
・スリランカの携帯キャリア『Sri Lanka Telecom』の購入方法
http://bit.ly/15dKkiB
最後に残ったのが、etisalat。
こちらは、スタッフが最大47Mbps出ると言っていたが、
おそらくはDialogに比べ、カバーエリアが狭いのだろう。
とりあえず、比較のためにこちらも購入。
こちらのSIMはiPhone5ではなく別の手持ちのiPhone4Sに刺して、
常に両者でスピードを比較できるようにしておく。
・スリランカの携帯キャリア『etistat』の購入方法
http://bit.ly/1ffRJNa
購入後、すぐにスピードテストを行ってみたが、
なんと下りで1Mbps程度しか出ていない。。
まあ、最大速度のコミットメントというのはこのようなものだ。
ちなみにAirtelという携帯会社もあったが、
ブースのスタッフがあまりにも売り毛がなく、
電話をしていたので今回は確認すらしなかった。
さて、ネット環境を確保した後は、
移動手段の確保だ。。
<この記事のPDF版はこちら>
http://bit.ly/1dlMlfQ