さて、私が営業せずに仕事を獲得できている(つまり、顧客から指名される)要因について1つご紹介します。
あなたがが独立する際に次のようなことを考えると思います。
(1)事務所は構えた方が良いか?
(2)構えるとしたら都内等の立地の良い場所が良いか?
(3)資本金はいくら必要か?
(4)固定電話は設置した方が良いか?
結論から言うと、
(1)→必要なし
(2)→関係なし
(3)→いくらでもOK
(4)→携帯があればOK
です。
(その理由についてはいつかまた時間を作って詳しく解説したいと思いますので、
すぐに知りたい方はコメント欄よりリクエストをしてください。)
私の起業生活4年間を振り返ってみて、今の売上げをたたき出すためにこれらが必要だったかというとそうではないと思うのです。
これらにお金を使うよりまず、「身なり」「身だしなみ」にお金をかけてください。
私が感じるのは、サラリーマンを含め、独立している人であまりにも身だしなみに拘っていない人が多い、ということです。
人は第1印象が全てであるとか、第1印象で70%決まっているとか、そういったことは数多くの書籍等でうたわれていることですので、違和感はないと思います。
また、汚い服装よりきれいな服装の方が良い、というのは誰も否定しないと思います。
ところが、実際にそれが実践できているか、というとそうではありませんし、先に述べた、会社の体裁よりそっちにお金をかけろ、と言われると抵抗を感じる人がいるのではないでしょうか?
(それでは、具体的にどのような服装で、どの程度お金をかければ良いかについてはまた別の機会に詳しく解説したいと思います。
すぐに知りたい方はコメント欄よりリクエストをしてください。)
世間では「腕時計はいいものを」とか「靴にはお金をかけなさい」とか言われていますが、これは必ずしも当てはまらないと思います。
こういったアイテム単位でお金をかけても、トータルバランスが取れていないと、せっかくの効果なアイテムがまったく映えません。
そういったことではなく、私が気にかけているポイントは、
自分が相手に訪問する場合
→相手よりちょっとだけフォーマルな服装をする
相手が自分を訪問してくる場合
→相手よりもちょっとだけラフな格好をする
です。
相手先に訪問する際には、相手よりフォーマルな服装をすることによって敬意を示し、
それによって相手からは「こちらがラフな格好をしていて申し訳ない」といった心理状態を作ることができます。
逆に、相手が訪問してくる際には、相手よりリラックスした服装で迎えることで、
相手に安心感を持って頂くことができます。
その結果、取引をこちらのペースで進めやすい状況となるのです。
これを聞いた後、あなたは
(1)既に実践している
(2)実践はしていないが、話は理解できる
(3)実践はしていないし、話も理解できない
のいずれかに該当すると思いますが、(2)に該当する場合はなぜ、それを実践していないのでしょうか。
面倒くさい、あまり重要でない、と思っているのであれば、このような細かい点への配慮がないから成功への道が遠ざかっている、と思います。
また、(3)に該当する場合ですが、実践していなくてもそこそこの成功をおさめているのかもしれません。
ただし、言えることはあなたが身だしなみに気をつかっていれば、もっと早く、大きな成功を掴むことができるに違いありません。
身だしなみを巧みに演出することができれば、相手があなた自信に興味を持ってくれます。
「この人はこんなお洒落な格好をして、普段はどんな生活をしているのだろうか」
興味を持ってくれるということは、あなたとのおつき合いを継続していきたい、ということに繋がります。
また、相手から見て「あなたが既に成功している人物である」という印象を与えることにも繋がります。
スポーツ選手や芸能人や、起業家等が成功への道を駆け上がっていくにつれ、テレビで見る時の服装が次第にきちんとしたものになっていくことについては、
気づかれたことがあるかもしれませんが、「成功したからそれにふさわしい格好をするようになった」という方と「少しずつ努力をして成功者にふさわしい格好を学んでいった」
という方がいらっしゃると思います。
どちらのパターンもあると思いますが、後者の方が戦略的であると思いませんか?
スポーツ界や芸能界においてはあてはまらないかもしれませんが、少なくともあなたがフィールドとするビジネス界においては、必ず当てはまります。
ところが、ごくまれに、例外があります。
わかりやすい例でいうと元ライブドアの代表であった「ホリエモン」こと堀江貴文さんですね。
彼はメディアに露出する際でも、「それ、普段着じゃないの?」と思えるような格好で出てきます。
お金を持っている方なので、実際には非常に高価なのかもしれませんが。。
あそこまでのキャラクターとなれば、逆にそれが「らしさ」となり、トレードマークにもなり、世間でも認められるのではないかと思います。
(世間の方がどのように捉えているかについては、投票でもしてみないとわかりませんが。)