アメブロとWordPressの比較は無意味!今すぐWordPressに乗り換えるべき5つの理由

11月 15, 2019

「アメブロ WordPress 比較」というキーワードで検索して本ページがヒットしたあなたには朗報だ。おそらくあなたは、まだブログをやっていないか、既にアメブロをやっていて、WordPressに乗り換えるかどうか、検討しているのではないだろうか?

2004年に日本最大級のビジネスマッチングサイトwww.atsoho.comをたった1人で立ち上げ、20万人以上の会員数に育て上げてきたIT&ビジネスのプロである男の見解をお伝えさせて頂く。

まずは結論から

いきなり結論から言うと、あなたが取るべき道は以下の3択になる。

  1. まだアメブロをやっていない場合
    ⇛ WordPressだけでOK(選択肢①)
  2. 既にアメブロをやっている場合
    • アメブロにそこそこアクセスがある場合(1日100ページビュー以上が目安)
      ⇛ アメブロも更新しつつ、WordPressをスタートする(選択肢②)
    • アメブロにたいしてアクセスがない場合
      ⇛ アメブロは放置して、WordPressをスタートする(選択肢③)

この結論の根拠を知りたい場合は、以下を読み進めていただきたい。

とはいえ、一応アメブロとWordPressの比較から

IT初心者の方のために、アメブロとWordPressとはそもそも何なのか?というところから説明しておこう。

WordPressとは?

「オープンソース」という形で開発された、無料で使えるWebサイトの更新システムのこと。もともとはブログを運用するために開発されたものだが、機能が拡張されるにつれ、通常のホームページのような体裁にもできるようになっていった。無料かつ高機能であったことから、どんどん利用者が増えていき、現在世界の30%以上のWebサイトがWordPressで動いていると言われている。

WordPressの特徴

  • 無料で使える
  • レンタルサーバを借りる必要がある
    (借りてしまえばクリック操作で簡単にインストールができる)
  • 検索エンジンとの相性が良い
  • デザインテーマが沢山用意されている
    (無料のテーマと有料のテーマがある)

アメブロとは?

サイバーエージェント社が開発した無料で使えるブログサービス(アメーバブログ)のこと。日本国内で開発されたブログサービスとしては圧倒的なシェアを誇る。

アメブロの特徴

  • 無料で使える
    (ただし、他社の広告が入ってします。月額1,000円程度支払うことにより、広告を非表示にすることができる。)
  • レンタルサーバを借りる必要はなく、会員登録すればすぐに利用開始できる
  • 「フォロー」機能がにより記事が更新されたら通知を受けることができる
  • 芸能人・有名人が多く使っている
  • 女性起業家、スピリチュアル系、コーチ、士業の方が多く使っている

と、特徴としてはざっとこんな感じだ。

では、男がアメブロではなくWordPressを押す理由を説明していきたいと思う。

アメブロよりもWordPressをオススメする5つの理由

理由その1)アメブロは検索エンジンに弱い?

ブログを運営する目的の1つとしては、「検索エンジンからの流入」が挙げられる。検索順位の上位に表示されれば、それだけであなたのビジネスを有利に進めることができる。

男が運営するwww.atsoho.comも、2004年に創業して4年後の2008年に「SOHO」というビッグワード(競合が激しいということ)でWikipediaを抜き1位となり、それ以降10年以上、1位の座を保持している。

証拠画像

この状態を一切の広告費をかけずに実現している。

つまり、男はSEO(検索エンジン最適化)のプロでもあるのだが、その男の目から見て、今のアメブロは検索エンジンに弱くなってしまった。

昔のアメブロは検索エンジンに強かった

昔のアメブロ(2013年頃まで)は、検索エンジンに強いと言われ、実際にそうだった。男がアドバイスをしてきた人たちも、ゼロからアメブロでブログを立ち上げ1ヶ月ほど記事を更新していれば、そこそこ検索結果の上位に表示されていたのだ。

その理由は、アメブロが持つ「ドメインパワー」の影響だった。

アメブロのドメイン(インターネット上のアドレスの元となるもの)はameblo.jpであり、従来の検索エンジンは、

  1. ドメインが開設された年月日
  2. そのドメイン内のページにリンクされたWebサイトの数

によってドメインのパワー、つまり価値を評価していたのだ。

この評価基準を世界で初めて導入したのがGoogleで、「ページランク」と呼ばれていた。この評価基準がなかなか良く、利用者の支持を得ることができたため、GoogleはYahoo!を抜いて世界No.1の検索エンジンサービスにまで成長することができた。

ameblo.jpが開設されたのは2004年であり、最初から芸能人向けのマーケティングを仕掛けていき順調に一般ユーザも増やすことができたため知名度が上がり、様々なWebサイトからameblo.jpへのリンクが貼られることとなった。

例えば海老蔵さんのことが話題になると、海老蔵さんのアメブロの記事に一般の人たちのWebサイトやブログからのリンクが貼られるというような形だ。

一方で、新規で取得したドメインは検索エンジンからの評価は当然ながらゼロ。さらに誰にも全く知られていないので、当然ながら外部のWebサイトからのリンクもされていない。

さらにはWordPressはレンタルサーバを契約したり、WordPressをインストールして初期設定をしたり、管理画面の使い方が初心者にはわかりにくかったりと、一定のハードルがあったため、自前で新規にドメインを取得しWordPressで運用するよりも、アメブロを使ったほうが有利という状況だったわけだ。

ところが、状況は少しづつ変わっていった。

Googleの検索エンジンもどんどん進化し、ドメインパワーによって検索順位を決めるのではなく、該当するページの記事の質で判断するということができるようになっていった。

具体的には、

  • そのページの滞在時間
  • 検索エンジン経由でアクセスされた後の、訪問者の動き
  • ソーシャルメディアからの評価

といった、人の動きを参考にして評価ができるようになったのだ。Googleは実際にWebサイトに訪問した人の動きを追跡し、これらの評価を行っているのだ。

これにより、まだ取得して日が浅いドメインであっても、そこに書かれている記事の質が良ければ上位表示が可能になったのだ。

そして2013年頃から「コンテンツマーケティング」という言葉が広まっていき、「コンテンツ・イズ・キング」といって質の良い記事を書けば上位表示されるからひたすら質の高い記事を書いていこう、という考え方が広まっていった。

こうしてアメブロが持っているドメインパワーのメリットは薄れていく。

一方、WordPressの特徴として挙げた「検索エンジンとの相性が良い」については、WordPressの開発者達がとことんこれを追求してきたので、実現することができている。アメブロもそのあたりは研究してきていると思われるが、そもそもアメブロの開発母体は日本のサイバーエージェント社であり、WordPressは世界中の腕利きのプログラマーたちが共同作業で作りあげてきたものなので、開発者のレベルが違う。この時点で検索エンジンとの相性についてはWordPressに軍配が上がるということだ。

実際、男の体感としても、ネット上で何か調べ物をする時、以前はアメブロが結構上位にランクインしていたけれど、最近は殆ど見なくなった。逆に、最近は上位表示されているWebサイトは殆どがWordPressで構築されていることがわかる。

理由その2)アメブロの記事は成約率が下がる

ブログという概念が世の中に広まりだした時は、まだSNSというサービスは無かったので、個人が情報発信するにはブログとメールマガジンというのが主流だった。

ところが、Facebook、twitter、YouTube、LINE、Instagramなどなど、様々なSNSがスタートしていったことで、個人の発信の場所が分散していき、わかりづらくなってしまったため、これらを統合する「母艦」のような場所が必要とされるようになっていった。

主に柔軟な表現力を持つブログがその場所に利用されるようになり、「公式サイト」という表現を用いて、その中にブログや各種SNSへのリンクを用意する方法が広まっていった。

その際、WordPressには「固定ページ」という機能があり、特定の記事を好きなところに配置することができるため、見た目を整理しやすいがアメブロには「固定ページ」機能が無いため、日記形式の一覧表示はできても記事を体系的に整理して見せるのには向いていない。

アメブロがごちゃごちゃしているように見えるのは、そのためだ。

ごちゃごちゃしている最大のデメリットは、「成約率が下がる」ということだ。見た目がごちゃごちゃしていると人の脳は混乱し、何をすれば良いかわかりづらくなる。

従ってあなたのサービス案内ページを設置するとしたら、アメブロ上に設置するよりもWordPress上に設置したほうが、圧倒的に成約率が高くなる。

理由その3)アメブロはアクセス数が水増しされている

2012年頃、男はアメブロを使ったビジネス講座を行っていた。当時の受講生の多くは、スタートして1ヶ月以内にそこそこのアクセスを稼げるようになっていたのだが、アメブロ内のアクセス解析を見ていて不自然な点が見られた。

そこで調べてみると、なんとアメブロのロボットプログラムが自動的に各ブログのページを徘徊しており、その数もカウントされてしまっている、という情報が見つかった。これを意図的にやっていたかどうかは不明だが、運営者としては利用者のモチベーションを上げたほうがメリットになるため、意図的にやっていたと考えてもおかしくはないだろう。

ところが使っている側としては大問題だ。正確なアクセス数がわからないとなると、ビジネス上の効果測定がしづらくなってしまうからだ。

アクセス解析の定番はGoogleが提供している「Google Analytics」であり、この数字が最も実数に近いとされている。現在はアメブロ上にGoogle Analyticsを設置することもできるようになっているが、以前はアメブロ上のアクセス解析での数字が、Google Analyticsのアクセス解析での数字の3〜4倍もあった。

最近はアメブロ側が改善されてきて実数に近くなっているようだが、やはりあまりアテにはならないと考えたほうが良いだろう。

理由その4)勝手に広告が表示されてしまう

アメブロというサービスのメインの収益源は広告収入なので、あなたのアメブロ上に勝手に他者の広告が表示されてしまう。初心者な人ほどこれを気に留めない傾向があるが、実はこれは大きな問題だ。

その理由は、せっかくあなたのブログに来てくれた人が、他者の広告をクリックして外部に飛んでいき、あなたのブログから去って行ってしまう可能性があるからだ。しかも、その広告収入はあなたではなくアメブロ側に入るのだ。

つまり、アメブロをはじめとする多くの無料ブログサービスは、無料でブログスペースを貸す代わりに、あなたが集めたアクセスを横取りするサービス、と言うこともできる。

一方、WordPressの場合は100%あなたの自由にすることができる。「Google Adsense」などの他者の広告を挿入することができ、ここからの広告収入はあなたが受け取ることができる。

ただし、アメブロの広告は、月額1,000円程度を支払えば外部の広告を表示しないようにすることもできる。

つまり、厳密に言えば「月額1,000円のブログサービス」ということになる。

でもWordPressが使えるレンタルサーバは今や月額200円代からで借りれる時代なので、コスト面で見てもアメブロを使う理由は無いのだ。

理由その5)いつかサービスが終わるかも?もしそうなった場合は・・・

アメブロはサイバーエージェント社が運営しているサービスなので、サイバーエージェント社の判断で、ある日突然サービスが停止される可能性もゼロではない。実際、ブログというスタイルはSNSが出始める前のものだし、サイバーエージェント社自体が現在力を入れているのは「AbemaTV」という動画配信サービスとなっていることからも、アメブロ単体での収益性は全盛期よりも下がっていると予想される。

でも、多くの芸能人からも使われていいることだし、そう簡単にはサービス終了とはならないだろう。

しかし、「Yahooブログ」は2019年12月15日に終了となっているし、ホリエモンが経営していたライブドアの「ライブドアブログ」も、全盛期はかなり流行っていたがライブドア事件をきっかけにサービスが縮小され、今では運営が継続されていることすらわからないほど、影が薄くなってしまう。

アメブロもやはり運営元が利益を重視しないといけない上場企業である以上、ある日突然という可能性はゼロではないと思う。

住居に例えると、いつか地震や津波、雪崩が起きるかもしれない土地に家を構えるのと、自然災害が全く起きない土地に家を構えるのと、どちらがいいかを考えれば答えは明白なはずだ。

アメブロを利用したほうが良い場合はあるのか?

ではアメブロは全く使わないほうが良いのかというと、「一部の条件に限って」使うメリットがある。

それはあなたがターゲットとする顧客層が女性の場合だ。

サイバーエージェント社発表の2016年10月の「Ameba Meister Media Guide」によると、アメブロの利用者の男女比はなんと、75%が女性だった。

男はうすうす感じてはいたが、まさかここまでの差だったとは・・・。

さらには女性にはもともと「口コミ」という習性があるため、自分が受けたサービスの感想をアメブロ上で書いてくれやすかったりする。するとアメブロ上でどんどん口コミ効果が高まり、新たなお客様を開拓できるチャンスが広がっていくのだ。

従ってあなたのサービスのターゲット層が女性にはアメブロをやってみるのはアリだ。

ターゲット層が女性に絞りきれない場合やわからない場合は、あなたが女性である場合はお客様も自然と女性が多くなると考えて良いだろう。

あなたが男性の場合は通常、お客様も男性のほうが多くなる傾向がある。(男の場合はGoogle Analyticsの解析結果によると約6割が男性で4割が女性。)

稀に男性なのに女性のお客様が多い人もいるのだが。。

アメブロを利用する場合でもWordPressとの並行運用は必須な理由は?

アメブロを利用する場合でも、やはりWordPressも並行運用したほうが良いだろう。それはやはり、アメブロがいつかサービス終了となってしまうリスクや、そうでなくても「アカウント削除」となるリスクもある。

また、やはりアメブロ上でサービスの紹介をしても成約率が低いというのも大問題だ。

女性起業家達の多くはアメブロを利用しているが、月収100万円を安定的に稼ぎ出している人はほぼ、WordPressによる公式サイトも運用している。これはちょっと調べてみれば一目瞭然だ。

まとめ

以上を読んで頂ければ、男がWordPress推しであることの理由が理解できるのではないだろうか?

WordPressでの公式サイトを本格的に作りたいけれど、どうやっていいかわからないという場合は、男のサービス「公式サイト構築ブートキャンプ」の利用を検討されてみてはいかがだろうか?

サービスを受けるにあたり不安がある場合は、zoomによる「事前相談」も受付しているので是非相談して頂きたい。

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