@SOHOでは、合計約10万人の方へメール配信を行っています。
最近、不達メールが増えてきたことから、その原因について調べてみたところ、1つはSPFが関係していることがわかった。
SPFとは、メールの送信元のサーバを認証するための技術的な仕組みのことで、「Sender Policy Framework」の略。
あるドメインのDNSレコードに、そのドメインにて使用可能なSMTPサーバを明示しておくことで、関係ないサーバからなりすまして送信されるのを防ぐことができるのである。
そこで、メールを受信するサーバ側で、送信元のサーバがDNSにSPFレコードとして登録されているかチェックし、登録されていなければメールを拒否する、という設定になっている場合には、
そのサーバには永遠にメールを送信できないことになる。
そこで@SOHOでは次ののように設定してみた。
> set type=any> atsoho.comServer: 133.205.16.129Address: 133.205.16.129#53Non-authoritative answer:Name: atsoho.comAddress: 121.119.194.160atsoho.comorigin = ns.atsoho.commail addr = root.localhost.localdomainserial = 1280511550refresh = 10800retry = 3600expire = 604800minimum = 10800atsoho.com mail exchanger = 30 mail2.atsoho.com.atsoho.com mail exchanger = 10 mail.atsoho.com.atsoho.com text = “v=spf1 +mx ‾all”atsoho.com nameserver = ns.atsoho.com.Authoritative answers can be found from:atsoho.com nameserver = ns.atsoho.com.mail.atsoho.com internet address = 121.119.194.160mail2.atsoho.com internet address = 210.163.8.183ns.atsoho.com internet address = 121.119.194.160
これは、「MXレコードに定義されているメールサーバは許可」という設定である。
詳しい設定方法については、下記を参照のこと。