誰でも月収100万円を達成できる方法〜最終的には月商2,000万規模に〜

7月 16, 2017

こんにちは、平城です。

来週妻のお友達が来るということで、
自宅のマンションの、
『窓拭き掃除』をしました。

最近の高層タワー型マンションの良いところは、
やはり『眺望』。

私のマンションからも、
レインボーブリッジや東京タワー、
スカイツリーが見えます。

東京タワー

スカイツリー

レインボーブリッジ+花火

晴れて空気が澄んでいる時には、
なんと富士山も!

富士山

ただ、このせっかくの眺望も、
窓が汚れていては台無しです。。

事の発端は、家の窓拭きから!

そこで、定期的な『窓拭き掃除』が、
平城家における私の仕事の1つ。

私は独身時代にはスポーツジムに通っていましたが、
結婚してからは一度も行ったことがありません。

ジムに行っている暇があれば、
子供の相手をしたり、
家の力仕事をすることで、
十分体を鍛えることができるし、
そのほうが家族に喜ばれるからです。

ということで、
前回までは『タオル』を使って、

1)水拭き用のタオルで水拭きし、汚れを落とす
2)乾拭き用のタオルで乾拭きし、仕上げる

という手順でやっていたのですが、
これがとても体力がいるのです!

合計10枚の窓ガラスを拭き掃除するのに
3時間ぐらいかかっていました。。

今回は、ホームセンターに行って
専用の道具を調達してチャレンジ。

<購入したもの>
1)ホースセット
 1,180円
2)水切りワイパー
 980円
3)デッキブラシ
 1,280円
4)タオル(マイクロファイバー)
2,000円

合計:5,440円

そして、次のような手順でやってみました。

<新・窓拭き掃除手順>
1)ホースセットで窓+壁を洗う
蛇口の設定は『ジェット』モード

2)水切りワイパーで水切り

3)タオルで余った水滴を拭き取る

この、『水切りワイパー』が超優秀で、
なんと1回で殆どの水を切ることができ、
タオルの出番は殆どありません!
(腕の力もほとんどかかりません。)

Before

After

やりながらわかったこととして、
最初に水で砂汚れなどを洗い落としているため、
ワイパーで水切りをするだけで、
本当に綺麗になるのです。

今まで1枚あたり15分ぐらいかかっていたのが、
なんと5分以内で終わるように。。

合計10枚の窓ガラスが、なんと1時間以内で終わりました。

妻も大喜びです!

調子に乗って、
デッキブラシでベランダの床+溝もゴシゴシ。
まるで新築後のような、
ピカピカの状態になりました!

これでしばらくは裸足でベランダに出ても大丈夫。

ここで、ビジネスチャンス!

私はこの力仕事をやりながら、
ある『閃き』がありました。

現在、都心部にはタワー型マンションは
かなり沢山建っていて、今も増え続けています。

この『窓拭きサービス』を、
ビジネスとしてやってみてはどうかと。

素晴らしい眺望が魅力のタワー型マンションだからこそ、
常に窓ガラスを綺麗に保ちたい。

常にとは言わなくても、
ゲストが来る時にはピカピカにしておきたい。

というニーズは絶対にあるはず。
(特に富裕層の間には絶対!)

そして、普通のやり方でやれば
なかなかの力作業。

女性の力ではなかなか大変です。

とはいえ、ピカピカに磨いてくれる旦那様も、
そうそういないはず。

マンションの全ての窓を含め、
1回1万円程度なら十分に需要はあると思いました。

思いったら早速、市場調査!

そこで、Google検索で『窓清掃サービス』と検索。
すぐに目にとまったのが、
下記の「eくらしのマーケット」というマッチングサイト。

いわゆる『便利屋さん』を探すことができるサイトのようです。
ここに『窓・サッシの掃除』というコーナーがありました。

https://curama.jp/window-cleaning/

ここで相場を調べてみると、
通常のマンションの窓ガラスのサイズだと1枚1,500円。

今回私が掃除した窓ガラスは10枚なので、

1,500円 ☓ 10枚 = 15,000円

と、約1万5千円の作業をしたことになります。

これをビジネスとして展開しようと思った場合。

体力的には、1日5件ぐらいはできそうですが、
無理をせずに3件とした場合でも、日給4万5千円。

月に20日稼働したとして、

4万5千円 ☓ 20日 = 90万円

を稼ぐことができるわけです。

もう少し頑張れば、月収100万円超えも難しくありません。

但し、ここであなたは疑問に思うでしょう。

どうやって顧客開拓をするの?

「eくらしのマーケット」には、
沢山の便利屋さんが登録しているので、
競合が多いです。

ということであれば、ゲリラ戦です。

私であれば、窓拭き掃除サービスのチラシを作成し、
タワー型マンションが乱立する豊洲あたりに行って、
ひたすらポスティングします。

これは『潜在的な需要』を狙う戦略。

もともと強い動機を持っている顧客は、
既にネットで検索して業者さんを見つけているはず。

でも、そこまでしていなくても、
『綺麗になったらいいなぁ』と思っている潜在顧客は
沢山いるはず。

そいういう顧客を開拓するのが、
このポスティング戦略。

実際、私は学生時代に家庭教師のビラを100枚作成し、
福岡の高級住宅街『百道浜』エリアに絞って見事、顧客を1件獲得。
その後はその顧客の紹介で、合計3世帯の顧客を獲得し、
兄弟まとめて教えた家庭もあり、
毎月10万円以上の収入を得ることができていました。

今回はこれの『窓拭き掃除』版です。

世間の相場が窓ガラス1枚あたり1,500円なので、
10枚で1万5千円。

やってみた感じだと、
1度やれば作業のコツがわかるので、
1時間以内で確実に終わるようになるでしょう。

プラス、『ベランダの床磨きサービス』などを
オプションでつけることで、平均客単価も上がります。

まあ、チラシを1,000枚程度配れば、
10件ぐらいは顧客開拓できるでしょう。

1,000枚というと結構な数字のように思えますが、
50階建てクラスのタワーマンションであれば、
世帯数は300戸以上あるので、
タワー型マンションを3〜4件ほど回れば、
1,000枚は配れます。

頑張って5,000枚ぐらい配れば、
50件ぐらいは顧客を獲得できます。

50件の顧客から月に1回ほど受注が入れば、
平均客単価を1万5千円とすると、
それだけでもう、月収75万円達成です。

ここで重要なのは、『リピート率』。

一度サービスを利用して下さった顧客は、
サービスに満足すれば、
再びサービスを依頼して下さる可能性があります。

つまり、過去にサービスを利用した『顧客リスト』を作成しておいて、
定期的にメールで案内をするのです。

例えば、梅雨の時期だと、

いよいよ梅雨が明けましたね!
雨の日が続いていたのでお窓もお汚れかと思います。
ただ今、弊社サービス「1時間で窓ピカ!」のご予約を受付しております。
ただ今の時期は、ご予約を多く頂いている状況ですので、
ご予約はお早めにどうぞ。

という感じで既存顧客リストにメールで案内するのです。

これだけで、数件は受注を獲得できるでしょう。

さらに踏み込んで、『月額プラン』を提案

さらに踏み込んで、『窓ピカ月額会員』というものを設定します。
これは月に1回、必ず、窓ガラスの掃除に伺うというものです。

毎月必ずお金が発生するので、
単発での依頼よりもお得感を出すために、
月額1万円という形にします。

1回あたりの作業単価は下がりますが、
契約が解除されるまで、営業コストをかけずに
作業が受注できるのと同じことなので、
営業コストを差し引くと妥当なところでしょう。

この月額会員が30世帯程になれば、
最低月収30万円は確保できるということになります。

翌月に解約される方もいるでしょうが、
30件が一気にゼロになることもないので、
心理的な安心感が出てきます。

私は、自分が展開するビジネスには必ず、
この『月額プラン』の概念を導入するようにしています。

さらに、『非労働集約型』のビジネスモデル構築へ!

話はここで終わりではありません。
この方法を地道に実践すれば、
ある程度の月収の基盤を築けそうですが、
自分が病気や怪我をしてしまったら、
収入が途絶えてしまいます。
つまり、『労働集約型』であるということです。

私ならさらに、このモデルを『非労働集約型』に
持って行きます。

ある一定数の顧客、30〜50世帯ほど獲得した後は、
窓拭き掃除の業務をやってくれるスタッフを雇います。

どんなビジネスにおいても、
多くの人が苦労するのが『営業面』。

そして自分で作業する立場の人ほど、
営業が苦手なのです。

「eくらしのマーケット」に登録されている方々は、
自分で営業ができないから、
販売チャネルとしてこのサイトを利用しているわけです。

であれば、自分で受注する価格より安くても、
安定的に仕事が確保できるのであれば、
単価を下げてでも仕事を請けたい、
ということになるのです。

例えば、50世帯の顧客を獲得できたとして、
客単価を1万5千円とすると、売上ベースで75万円。

窓拭きの実作業時間としては、
1件あたり120分かけたとしても50世帯分で100時間。

フルタイムでサラリーマンをやると
最低でも月に160時間は働かないといけないので、
肉体労働とはいえ、
100時間の勤務で月に30万円ももらえれるのであればやりたい、
という人はいくらでもいるでしょう。

そういう人を探せば、
いきなり非労働型の収入を45万円も作ることができます。

もちろん、この基盤を作るためには、

・5,000部のチラシを作り
・50件の固定顧客を作る

という地道な作業が必要にはなりますが、
極めて実現性が高いモデルだと思います。

顧客に別のサービスを提案して客単価を上げる

ここで終わりではありません。
マンションに住む人の共通の悩みはやはり、
フローリングの汚れ。

特に子供がいると、すぐに汚れる(苦笑
また、お客様を頻繁に呼びたいのも、
やはり子供が小さい時。

つまり、

週末にママ友とお子さんを呼んで、
子どもたちをリビングで遊ばせておいて、
ママ同士はテーブルでワインでも飲みながら、
楽しく女子トークをしたい。

そんな時に、窓ガラスも床もピカピカにしておきたい!

という、タワーマンション在住の奥様方が、
ドンピシャのターゲットになるわけです。

そこで「eくらしのマーケット」で調べてみると、
「フロアコーティング」というカテゴリがありました。
https://curama.jp/floor-coating/

ここで調べてみると、
なんと10平米で4〜5万円もするではないですか!

最近のマンションはリビングを広くとる傾向があるので、
20平米以上あるところも珍しくありません。

この仕事が受注できれば、
平均客単価は6〜7万程度にはなるでしょう。

窓拭きサービスと合わせると、
平均客単価は8〜9万円になるはず。

作業のスタッフ化が進めば、
自分自身は営業活動に専念することができます。

下記のサイトによれば、
首都圏のタワーマンションは約180棟、
世帯数は約8万戸のようなので、
仮にチラシからの成約率を1%とすれば、
この半分の4万戸にチラシを配れば、
400件の顧客を獲得できることになります。

【東京23区内】タワーマンションの戸数が多いエリアランキング
http://magazine.ietty.me/11676/

400件の顧客に窓拭き+床ワックスサービスを提供し、
平均客単価を5万円とすれば、
月商2,000千万のビジネスになります。

400件の顧客にサービスをするためには、
スタッフを10人ぐらい確保し、
1人40件ぐらい担当させれば良いでしょう。
スタッフは1日1件担当すれば、
20日勤務で40件をこなすことができます。

スタッフの報酬を月30万円とすると、
10人の人件費は月あたり300万円。

月商は2,000万円なので、
なんと粗利が1,700万円もできてしまいます。。

当然、スタッフの人件費以外にも、

・営業コスト(チラシを継続的に配る)
・スタッフのスケジュール管理
・スタッフの採用活動
・スタッフのユニフォーム代
・清掃用具代

などがかかりますが、
全部合わせても月100万円もかからないでしょう。

後は、スタッフが問題を起こした場合に、
顧客に損害賠償をするための保険に入っておく必要はあると思います。

例)スタッフが起こす可能性がある問題
・窓から物を落下させて人や物に損害を与える
・顧客の家の物を壊す
・顧客の家の物を盗む
などなど。

この保険が幾らかかるのかはわかりませんが、
保険代を含めても、
月に1,000万円以上の『非労働型』の収入を
生み出すことができるのです。

ここで疑問になるのは、
『窓と床の清掃に月5万円も払える顧客が
どれだけいるだろうか?』

というところ。

流石に毎月これだけのコストを払って、
綺麗に保ちたいという人はよっぽどの富裕層でしょう。

ということで少なく見積もって、
平均客単価を2万円と見積もっても、
400件の顧客で月に800万円。

人件費等の必要コストを差し引いても、
月に500万円ぐらいは手元に残るでしょう。

このビジネスのリスクは?

考えられるリスクとその対策について考えてみました。

1)競合他社が現れるリスク

これは少なからずあります。
ところが、窓拭き+床ワックスという、
一件『3K(きつい、きたない、きけん)』に該当しそうなのに、
窓拭きについては適切な器具を使えば、
かなり楽にできることがわかりました。
これは実際にやってみたことがないとわからないので、
そう簡単に事業として参入しようという人は多くないと思います。

2)大手が参入するリスク

資本力のある大手の場合、個人宅ではなく、
オフィスビルなどをまるごと受託したほうが効率が良いので、
大手が個人宅市場に参入してくる可能性はそれほど高くないと思います。

3)需要が減るリスク

現在首都圏で7万戸も建ってしまっているタワーマンションが
無くならない限り需要はあります。
もっとも、人は住んでいても不景気によりこういったコストを
かけなくなる可能性はありますが。

このビジネスをやる社会的意義は?

リスクばかり考えていても仕方がないので、
このビジネスをやる意義について考えてみました。

家の窓や床が綺麗になると、
一番喜ぶのは奥さんでしょう。

窓や床がピカピカになれば、
確実に喜んでくれると思います。

奥さんの気持ちが満たされていれば、
お子さんにも優しくでき、
旦那さんにも優しくできるでしょう。

つまり、
『窓と床を綺麗にして家庭を幸せに!』

という理念をもって取り組めば、
とても社会的意義が高いビジネスになると思います。

なぜ私がこのビジネスについてここまで書くのか?

それは、一見とてもきつそうな仕事なのに、
必要な器具を使えば女性でもできるほど簡単な作業になる
そしてそれはやったことが無い人にしかわからないという点
(つまり、穴場!やったことが無い人からしてみれば、
『こんなきつい仕事お疲れ様です!』という感じ。笑)

そして専門的な知識や能力は一切必要無く誰でもできる、ということです。

泥臭くはありますが、
とりあえずビラを1,000枚配れば、
最低でも1件は受注できる自信があります。

ビラを1,000枚印刷するコストは2,000円程度なので、
絶対に赤字にはならないですね。

しかも、作業に必要な器具を揃えるコストも、5,000円程度。

本当に気軽に起業することができます。
サラリーマンの方であれば、
最初は土日祝日限定で営業して、
軌道に乗ってから会社を辞めることもできます。

以上、私は今日、窓拭き掃除をしながら、
こんなことを考えていました。

私は現在、インターネット上でのビジネスしかやっていませんが、
自分の守備範囲外であっても常にビジネスの種を見つけ考えることが、
自分自身を強くするのだと思います。

そして、真の起業家というものはそういうものだと思います。

<追伸>

今日のビジネスモデルについて、
あなたが感じたことがあればぜひコメントしてください。

<追伸2>

あなたが温めている『ビジネスモデル』があれば、
ぜひ私に相談してみてください。

ご相談はこちらから

読者の皆さんからの反響

今回の記事は、読者の皆さんからかなり反響がありました^^

こちらでご紹介しますね。

M.F.さん(女性)からの感想

タワーマンションに行った事もなければ入ったことさえありませんので、質問させてください。
平城さんの住んでいるタワーマンションは月1で掃除する程、窓は汚れますか?
よろしくお願い致します。

平城からの回答

ご質問ありがとうございます。
うちでは、今のところ数ヶ月に1回掃除しています。
ただ、汚れないから掃除しないのではなく、今までは拭き掃除が大変だと思っていたから掃除していなかっただけで、1ヶ月でもそれなりに汚れます。

それなりに、というのも、感じ方は人それぞれあると思いますが。

また、階層や場所や季節によっても汚れ方に差が出て来ると思います。

・低層階
・高速道路の近くや交通量の多い場所
・雨が多い季節

は汚れやすいと思います。

今回、適切な器具を使ってかなり簡単に掃除できましたし、やっぱりピカピカな窓は気持ちがいいので、これなら運動がてらに月1程度やってもいいかな、と個人的には思ったところでした。

また、タワーマンションに住む人は、やはり『良い景色を見たい』という動機を持っている方が多いと思います。

その景色を自分が楽しむだけでなく、ゲストが来た時に、

『キャー、素敵♡』

と喜んでもらえることで自分の気持ちもより満たされる、という点があると思います。

このビジネスは、この『承認欲求』をうまくつくことで、需要を喚起できるかどうかがポイントになると考えています。

つまり、ターゲットは一定の所得以上の世帯の主婦層で、

(都心のタワーマンションに住んでいる時点で既にある程度の所得水準は満たしていると思いますが)

『お友達が来た時に恥ずかしくないようにしたい!』

という気持ちをつくような訴求をチラシなどでしていくわけですね。

人はやはり、人目につかない部分には手抜きをしても、人目につく部分には手抜きできないものですからね。

ご参考までに!

いかがでしたか?

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