世界最北端の街、LongYearByenにて。
今回は、『私にできますか?』という言葉について。
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よく、『私に○○ができますか?』『今からでも遅くないですか?』という質問をする人がいますが、
その言葉に含まれる心を深く分析すると、『その行動を起こした場合の結果の保証を、他人に求めている』ということがわかります。
聞かれた方からすれば、『あなた次第ですね』というのが本音なのです。
逆に、成功する人というのは、『絶対に無理だからやめておけ』『お前は馬鹿だ』と言われながらもやってしまいます。
こういう話をすると、『それはリスキーだ。そうやって成功できるのは運が良いか人か、特別な能力を持った人だ』と思うかもしれません。
確かに、『絶対に無理だからやめておけ』『お前は馬鹿だ』と周りから言われ、実際に成功できない人もいます。
しかし、そういう人はただ無鉄砲なだけで、無鉄砲さというのはまた意味が違います。
無鉄砲というのは、成功する算段があろうがあるまいが、行動してしまいますし、多くの場合、『継続性』に欠けます。
成功する人というのは、他人から見たら一見無謀だと思えることでも、自分の中では成功までの道筋が見えています。
そういうとまた、『特別な人でないと成功できないじゃないか』と思うかもしれませんが、
全ては最初に書いた、
『他人に自分の行動の結果の保証を求める気持ち』
と、
『自分で自分の行動の結果の保証をする気持ち』
の割合次第だと思います。
後者の割合が高ければ高いほど成功できる可能性は高まると思いますし、実際に私の身近にいる成功者達は、脳の殆どが後者の気持ちで占められているようです。
この気持さえしっかりしていれば、普通の人が苦難と感じる出来事についても何らこたえることなく、ケロッとした顔で乗り越えて行けるのです。