ノルウェーのTromso空港内のカフェにて。
今日は、『仕事のパフォーマンス』に関する私の考え方について。
メルマガ読者の方から、
『平城さんは仕事をするうえでどのようなことに気をつけていますか?』
と質問を受けました。
普段当たり前のように実践していることなので、
いきなり聞かれると『え〜っと、何だっけ?』と考え込んでしまうのですが、
1つ重要なことがありました。
それは、
『自分が立たされているフィールドのルールを明確にする』
ということでした。
私はある仕事に関わるときには、まず最初に
・自分のミッション
・自分が立たされているフィールドのルール
・自分が立たされているフィールドの人間関係
を徹底的に把握しようとします。
これを明確にしないと、
曖昧な状態にして仕事をすることになり、
当然アウトプットの精度が悪くなるのです。
格闘技やスポーツを例にとるとわかりやすいのですが、
格闘技の場合、肘打ちはありなのか、何回ダウンを奪えば勝てるのか、
寝技で何秒相手を押さえ込めば勝ちなのか、
といった点が明確でないと戦えません。
サッカーでも、チームメイトの性格や動き方の傾向、
力関係などを把握してこそ、チーム内で自分が自由自在に動くことができます。
こうやって説明されれば明確に理解できると思うのですが、
意外とこれを曖昧なままにしてしまっている人が少なくないと思うのです。
私は、これが明確になるまでは相手に徹底的に確認します。
人はルールを明確にしてあげないと最高のパフォーマンスを発揮できないのです。
この考え方は自分自身にも活用できますし、
自分が人を使う時にも活用できますね。