副業での「転売」ビジネスが流行している中、サラリーマン時代から通算20年以上、物販事業に関わられ、現在億単位のビジネスを展開されている池田ロイさん。
社員を雇うことなく今の事業を展開され、プライベートではお子様のサッカーチームのコーチを務めるなど、時間の自由も実現。そんなロイさんが、ご自身と同じように経済的自立、社会的自立、時間的自立という「3つの自立」を実現したいという方をサポートすべく、これまでに培ってきた知識・経験を「継承」するための活動を開始されることに。
そんな時にやはり、公式サイト「城」構築の重要性を感じ、男のサービスにお申込みされた。
Before
ロイさんの既存の媒体
これまでは情報発信をされていなかったこともあり、少し前に作ったFacebookアカウントのみ。
作業内容
1.事前コンサルティング(60分)
事前コンサルティングを実施し、現状をヒアリングし、公式サイトの方向性の検討を実施。
以前からロイさんから何度か相談を受けていたため、以前のヒアリングシートをもとに、今回さらに深堀りをしていく。
男はいつも以下のような点をヒアリングしていく。
ロイさんは石田純一風の雰囲気を醸し出されており、なぜかもともと女性受けも良かったとのことで、やはり女性をターゲットにすることに。
2.公式サイト名の決定
2人でブレーンストーミングを行う。ターゲットやキーワードを意識しながら、かなり練りに練りまくった。これにはかなりの時間を費やした。
サイト名は検索エンジンからの流入にも影響するため、「ネットショップ」を盛り込むことに。
挙がった候補
- 幸せなネットショップオーナーになろう!
- 日本一わかりやすいネットショップの教科書
- ロイのやり方:ネットショップ編
- ロイの流儀:ネットショップ編
- ロイのネットショップは売らなくていい
- サルでもさかる!?ネットショップ運営講座
- ロイ大学:ネットショップ編
- ロイのネットショップ起業塾
結果的にロイさんご自身の判断で「ロイのやり方:ネットショップ編」に決定した。
3.ドメイン名の決定
ロイさんのフルネームで「ikedaroi.com」に決定。
4.公式サイトのゴール設定
ロイさんの目的はいたって明確で、
- ロイさんの物販事業のノウハウに興味を持って頂ける人を集める
ということになった。
5.ターゲット設定
訪問者に「響く」内容にするためには、「誰に対して発信しているのか?」を意識することがとても重要だ。
ロイさんの場合、
- 独立志向の強い女性
ということになった。
6.環境構築
レンタルサーバの契約、WordPressのインストール、までは済んでいたので、男がオススメするWordPressのテーマ、「AFFINGER5」をご購入頂いてインストール作業を行う。
7.デザインカスタマイズ
ロイさんは黄ベースを選択。
8.プロフィールページの作成
ロイさんの人物像を際立たせ、より「付加価値」を発揮するために、幼少期からのロイさんの人生をヒアリングし、男のほうでロイさんのプロフィール文を作成。
まずヒアリングにかなりの時間を割くことになる。書き出しはマインドマップは次のようなボリューム感だった。
このマインドマップをもとに、ロイさんの人生の要所要所を際立たせる形で、プロフィール文を仕上げていく。つまり、ライティングだ。
ちょっとした表現で印象が大きく変わるため、注意深く仕上げていき、プロフィール分が完成した。
情報発信において超重要な点として、「何を」発信するかよりも「誰が」発信するかというポイントがある。その理由は、その分野をよく知らない人からしてみれば、発信者の情報が正しいか否か、質が高いか低いかといった「目利き」がそもそもできないからだ。
例えば、あなたが公式サイトを誰かに構築して欲しいと思ってGoogleで「ホームページ制作」と検索すると、星の数ほどの業者がヒットするが、果たしてどの業者に依頼すれば間違いないか、あなたがIT業界の人でなければ見当もつかないのではないだろうか?
従って人々は往々にして「誰が」発信しているかによって情報の信頼性を判断しようとする。
例えば、「毎日砂糖を100グラム飲み続けるとガンになる」という説があった場合、医師免許を持っていない男がこの話をするよりも、医師免許を持ったドクターがこの話をしたほうが信じる人は多いだろう。
通常、WEBサイトを作ってくれる業者がライティングまでやってくれることはまず無い。ライティングはライティングで、専門のコピーライターに依頼をかける必要があるからだ。
男は自らも2011年から情報発信をスタートし、7年間で、1,000名以上の方の指導にあたってきた。その経験から、「人を輝かせることができる」プロフィールライティングができるようになった。
9.キャッチフレーズの決定
公式サイトの左上に掲載するキャッチフレーズの検討を行う。
キャッチフレーズも検索エンジン対策には重要なポイントであり、よく検索される検索ワードも意識したいところ。
従って「ネットショップ」は必ず入れることとし、「売らなくていい」という逆説的なワードを用いることで、訪問者の注意を引くことを狙った。
ロイのネットショップは売らなくていい
10.公式サイトロゴの作成
ロイさんのノウハウは、バイヤー歴20年という経験を生かした、展示会で直接仕入先を開拓するというもの。従って、「握手」をあしらったイラストを使い(これはロイさんのアイディア)、フォントは少しポップな仕上がりにした。
サイトのロゴがあるだけで見栄えはぐっと変わるものだ。
11.カバー写真の作成
ロイさんの幼少期からのエピソードがとても素敵だったので、幼少期からの写真をピックアップしていただき、背景にちりばめるようにした。
画像サイズはAFFINGER5で推奨されている幅2,200ピクセル✕高さ500ピクセルを採用。
カバー写真上のキャッチコピーは、
未経験でもゼロからネットショップを立ち上げ
“3つの自立”を手に入れる方法
ということになった。
ここのキャッチコピーは、サイト名の上にあるキャッチコピーで表現しきれなかった、より細かいニュアンスを伝えるために重要な役割をしている。
とした。
12.記事カテゴリの作成
ロイさんはちょうど公式サイト構築の直前にセミナーを開催しており、そのセミナーの内容が体系的だったため、そのセミナーの章立てをそのまま用いることに。
これはかなり体系的で、これらの記事が全部埋まったら、かなり濃いコンテンツが仕上がることが想像される。
第1カテゴリ(1階層目)
売らなくていいネットショップの作り方
第2カテゴリ(2階層目)
- 第0章 – なぜネット店舗なのか
- 第1章 – ネット通販で起こっていること
- 第2章 – なぜ副業が必要なのか
- 第3章 – 一番大事なものは
- 第4章 – ネット店舗をつくる
- 第5章 – 商品仕入
- 第6章 – 商品の魅力探し
- 第7章 – 売れる商品の探し方
- 第8章 – 店舗のコンセプト
- 第9章 – 展示会について
13.スマホページの制作
男の公式サイト構築ブートキャンプでは、スマホサイトにも完全対応。上部メニューにLINE@とメルマガ登録ページへのリンクを、ミドルメニューに
- “3つの自立”とは
- ネットショップの作り方
- プロフィール
- お問い合わせ
といった強調して見せたいコーナーへのリンクを設置し、サイドメニューにも重要なページの一覧を設置している。
見やすさと機能性を兼ね備えた作りとなっている。
14.バナー制作
「フロー型メディアとストック型メディアの違い」で説明しているとおり、男は常に、情報発信をするならプッシュ配信ができるメールマガジンとLINE@の運用をオススメしている。
ロイさんもこれに習い、LINE@のアカウントとメールマガジンのアカウントを取得頂いた。ちなみにメールマガジンの配信ツールとして男も愛用している「MailChimp」を使って頂いている。
MailChimpは海外製でまだ日本語化されていないため、日本ではまだそこまで知られていないし敬遠されがちだが、実は世界で最もシェアが高いメールマガジンの配信ツールの1つなのだ。
MailChimpアカウントはロイさんに取得いただき、初期設定は全て男のほうで代行させて頂いた。
今回のポイント
ロイさんは経験豊富なビジネスマンであり、目的も既に明確になっていたため公式サイトの構築は比較的スムーズに進めることができた。その代わり、サイト名、キャッチコピー、プロフィール文、バナーに入れるキャッチなど、表現の部分には多大な時間を割いた。この表現1つで反響が大きく変わるからだ。
その証拠に、先日の男のメールマガジンでロイさんの公式サイトのことを紹介したところ、たった1回の案内でロイさんの公式サイトへのアクセスが1日で1,000ページビューを超え、メールマガジンとLINE@の登録者数もそれぞれ一気に50名以上増えることに。。
やはり「切り口」「コンセプト」「表現」はとても大事なのだとあらためて実感させられた。
このように、男の公式サイト構築は、『ビジネス』☓『IT』☓『デザイン』の3つを押さえた、まさに三位一体のサービスとなっている。
ロイさんの感想
今回の参加の決め手となったのはどういう点でしたか?
自らのビジネスの中核をなす「城」が必要だった。
情報を様々なツールを使って発信するにも拠るべきところがないとただバラバラな「点」でしかなくそれを有機的につなぐハブとなる「城」がないと効果的では無いと感じていたため。
参加してみてどうでしたか?
どのような工程でサイトを構築していくのかと多少不安もあったのですが、いい意味で裏切られました。
ただただ平城さんの質問に答えていくだけで、自然にビジネスの核心に向かってサイトが構築されていくのをリアルタイムに共有しながらという、とても濃密な時間を過ごしたことも良い経験となりました。
わたしのクライアントさまへの思いのぶつけ方への参考にもなりました。
サイト自体も(わたしの目指す方向・内容は既存のネットを使ったビジネスとはベクトルが違うものですが)、その意図や実現する内容をわたし以上に把握いただいた上で内容をご提案いただきとても満足しています。
また納期もサイトを必要としたタイミングに合わせなければならないという、非常にハードなものでしたが、短期間で構築したとは感じられない素晴らしいモノとなりました。
今回の公式サイトを、これからどのように活用していきたいですか?
現在このサイトは、わたしのビジネスの価値を高める存在となっている。
これから皆様のお役にたてる良質なコンテンツをどんどんアップしていき常に成長する公式サイトとしていきたい。
この「城」を中心としてもっとビジネスをスケールアップしていきたいと考えています。
「ロイ式」物販講座に興味を持っていただく
<ターゲット>
独立志向の強い女性