20代後半の女性から進路について相談を受けました。
女性:
『今の職場にやりがいを感じていません。
職場の人たちが皆いつもネガティブなことを言っていて、
いつも気が重くなります。
仕事を辞めても良いと思いますか?
私は辞めたいと思っているのですが、
周囲からは「まだ続けたほうがいい」
とも言われて悩んでいます。』
平城:
『◯◯さんは、人間関係でお悩みなのですよね?
別の職場に移れば、今のお仕事を続けられると思いますか?』
女性:
『それはできるかもしれません。』
平城:
『◯◯さんは、
今のお仕事は将来も続けたいと思いますか?』
女性:
『いえ、思いません。
現在の副業でやっているビジネスを軌道に乗せたら、
いずれ辞めたいと思っています。
私が本当にやりたいと思っているのは、
ビジネスだからです。』
平城:
『なるほど。
では◯◯さんの直感を優先して良いと思います。
今の職場を辞めて、ご自身が前向きな気持ちで取り込める
職場を探すことは悪くないと思います。
転職回数が増えて決してマイナスになるのは、
一生サラリーマンでいたいという場合だけです。
経営者も必ずしも一生同じ事業を手がけているのではなく、
業績に応じて既存の事業を撤退して、
新しい事業を手がけることは少なくないですからね。
自営業の人が事業を変えるということは、
サラリーマンの方が転職するのと同じようなものですからね。』
まとめ:仕事を辞めるべきかどうかの判断基準
今回の相談内容をもとに、仕事を辞めるべきかどうかの判断基準を整理してみました。
仕事が嫌なのか?人間関係が嫌なのか?
仕事が嫌な場合
結論⇒そもそも職種が合っていないということなので、早期に転職を考えるべき
人間関係が嫌な場合
会社内の組織が変われば解決できるのか?
『Yes』の場合
結論⇒もう少し頑張ってみる
『No』の場合
同じ業界で職場を変えれば解決することなのか?
『Yes』の場合
結論:転職してみる
『No』の場合
結論:新しい仕事を探す
自分で『やらなければいけない』と思っていることと『やりたいこと』が一致しているか?
『Yes』の場合
結論⇒そのまま頑張るも良し、同じ業界で職場を変えるも良し
『No』の場合
結論⇒『やりたいこと』に近い職種・職場を選ぶ