Facebook、twitter、LINE@、instagram、YouTubeなど、個人がセルフブランディングをするためのツールは既に沢山出回っていて、今後ますます増えていくことが予想される。そのため、せっかくあなたに興味を持ってくれた人が、あなたのどの情報をフォローすれば良いのか、わかりにくくなってしまっている。
そこで、これらを統合しあなたの発信情報を体系的に見せる場所として、WordPressを使い、あなたの公式サイトとして運用することをオススメしている。
その理由について解説していこう。
WordPressを使って公式サイト「城」を構築する6つのメリット
メリット1)SNSとの連携がしやすい
WordPressには、各種SNSと連携するための「プラグイン」という機能が用意されているため、連携がしやすくなっている。
メリット2)情報を体系的に見せることができる
WordPressは非常にカスタマイズ性が高くデザインテーマも豊富に用意されているため、個人のブログから企業向けのサイトまで、ありとあらゆる見栄えのWEBサイトを構築することができる。
メリット3)表現の自由度が高い
WordPressは強力な編集機能を持っているため、MicrosoftのWORDを使う感覚でページを編集することができるため、商品・サービスの案内ページなども比較的簡単に用意することができる。
メリット4)アカウントが削除されることは無い
独自ドメインを取得して運用すればSNSのようにある日突然アカウントが消されてしまった・・・というようなことは絶対に発生しない。そのためにかかる費用は、レンタルサーバ代が月々数百円〜、ドメインの維持費用が年間1,000円前後という超格安で運用することができるようになっている。
メリット5)検索エンジンからの自然流入が見込める
WordPressは検索エンジンと非常に相性が良いため、サイトをオープンしてから数日程度で、検索エンジン経由でのアクセスが見込めるようになる。さらには、質の高い記事を投稿し続けることにより、長期的に安定した自然流入を維持することが可能だ。
ちなみに男が運営する@SOHOは、これまで一度も宣伝広告をうったことがなく、検索エンジンからの自然流入だけで、27万人以上もの会員が集まるサイトに成長させることができている。
メリット6)顧客属性を知ることができる
Googleのアクセス解析『Googleアナリティクス』活用することで、あなたの公式サイトへの訪問者の属性も知ることができる。
例えば男の公式サイトの場合は次のように、
男性:女性=59.2%:40.8%
年代でいうと
1位:25〜34歳
2位:35〜44歳
3位:45〜54歳
4位:18〜24歳
となっている。
これがわかれば、例えば『アラサー男』を1つのターゲットとしてメッセージを打ち出していく戦略が考えられる。このように、自分の見込み顧客の属性を把握することで、ターゲット顧客やペルソナのイメージを決めやすくなる。
公式サイト「城」の運用イメージ
ビジネスを効率的・効果的に展開していくには、「集客」と「セールス」を分けて考え、かつシームレスに連携させられることが鍵となってくる。
集客には集客に強い手段、つまりSNSを用いて、セールスにはセールスに強い手段、つまりプッシュ型の媒体(メールマガジンとLINE@)を中心に構成することが重要だ。
この時、公式サイトの存在は各種SNSからメールマガジンやLINE@へ流し込むための「ハブ」として最適だ。
普段、SNSを中心として情報を発信しつつ、訪問者を公式サイトを通じてメールマガジンやLINE@へと誘導して「見込み顧客化」しておけば、いざという時にメールマガジンやLINE@を使ってあなたが伝えたい商品・サービスの情報をしっかりとお伝えすることができる。
一度この図を見てしまうと、公式サイトが無い場合に、集客からセールスへのつなぎ込みがうまくいきづらい、つまり「成約率が上がらない」ということの想像がつくのではないだろうか?
よくある質問:公式サイトはいつ用意したらいいですか?
これは早いにこしたことはない。なぜならば、WordPressは検索エンジンとの相性が良いものの、検索エンジンは独自ドメイン自体にも「評価」を持っており、独自ドメインを取得し公式サイトをオープンした時点では評価はゼロカウントであり、公式サイト内に1つずつ記事が埋め込まれ、それらの記事が検索エンジンにきちんと認知されてはじめて、評価が積み上がっていくからだ。
つまり、あなたのパソコンの中にメモ書き程度の情報があるのであれば、それをなるべく早くWordPress上にアップし、検索エンジンの目の届く場所に公開したほうが良いのだ。
男の場合、hirajo.comというドメインを取得したのは2004年で、運用を開始したのが2009年。初期の頃はまだ本格的に情報発信をしているわけではなかったので日記程度の内容しか発信していなかったけれど、それでもそこそこのアクセスを集めることができていた。
男の公式サイトの過去の情報は、以下のサイトから確認頂くことができる。
https://web.archive.org/web/20110812005402/https://hirajo.com/