GoogleがFacebookに対抗してスタートしたと言われているSNS、Google+が2019年4月に終了するということは、昨年中に決まっていたことだが、ついに男のところにもコンテンツ削除のメールが届いた。
〜以下、Googleからのメール〜
2018 年 12 月に発表いたしましたとおり、使用率が低いことと、お客様のご期待に添うサービスの維持が困難であることから、一般ユーザー向け Google+ の提供を 2019 年 4 月に終了させていただくこととなりました。これまで Google+ をご利用いただいた皆様にお礼申し上げるとともに、写真やその他のコンテンツのダウンロード方法など、今後の対応方法についてお伝えいたします。
4 月 2 日をもちまして、お客様の Google+ アカウントとお客様が作成したすべての Google+ ページのサービス提供を終了し、一般ユーザー向け Google+ アカウントのコンテンツの削除を開始いたします。
〜以上、Googleからのメール〜
これはつまり、Google+上に過去に投稿した自分の記事が全て使えなくなるということ。
日本ではあまり流行っていないように見えるGoogle+も、実は世界ベースでの月間アクティブユーザ数は3億人超で、facebookの22億人には遠く及ばないものの、twitterと同等であり、実はLINEの2億人よりも多い。
(LINEの日本国内での月間アクティブユーザ数は約7千万人なので、LINEはほぼ日本と韓国を中心としたアジア圏でしか広まっていないということになる。実際にメルボルンではLINEを使っている人は皆無で、Whatsappを利用する人が多い。)
これほど利用者数が多いサービスでも終了することはあるのだなぁと、あらためてネット業界の動きの読みづらさを実感した。
この事象が我々ネットビジネスオーナーにどのように影響するのか?
ということを考えなければならない。
Googleの主な収益源は他にも検索エンジンや小会社であるYouTubeからの広告収入だったりと数多くあるため、収益性の低いSNSサービスを切り捨てたということなのだろう。
一方で考えないといけないのは、FacebookやLINEやインスタグラムといった、日本で現在流行っているSNSサービスが今後どうなっていくのか、ということだ。
自分がいくら頑張ってこれらのSNS上で沢山のフォロワーを確保したり人気を博したとしても、万が一そのSNSのサービスが終了したり、SNS自体が流行らなくなってしまうと、自身のビジネスにも大きなダメージとなりかねない。
株式投資の世界で幾ら個人投資家が頑張っても、所詮は数百億単位でお金を動かす機関投資家が作る「大きな波」には逆らえないのと同じようなものだ。
以下は男の公式サイト『城』内に設置されているページのアクセスランキングだ。
1番多いページのアクセス数は累計1万ページビューとなっている。
さらに2位〜4位までは7千ページビュー超えとなっており、上位5記事で4万ページビューを超えている。
次に、仮にFacebookで4万回の露出を行うためにかかる労力を計算してみよう。
お友達がMAXの5,000人いたとすると、Facebookに1投稿すると約10分の1の500人に通知される。(これはFacebookの公開データではないけれど、男の経験上、約1割の友達にしか通知されない。)
ということは、累計4万回の露出を行うためには、
と、なんと80回も投稿しなければならないのだ!
一方で、男は自分の公式サイト『城』にたった5記事投稿しただけで、同じだけの露出を実現している。
効率は80倍も違うということになる。
また、これらの記事は一度投稿しただけで、男が寝ている間にも、継続的にアクセスを稼ぎ続けてくれている。
Facebookの場合、過去記事はほぼ見られないので、日々、継続的に露出を維持するには記事を投稿し続けなければならない。
この現実を知った時、『何に力を入れるべきか?』はあなたならよく理解できるはずだ。
SNSに踊らされてはいけない
男が以前から口を酸っぱくして言っていることとして、『SNSは所詮集客の入り口であり、本命ではない』という点がある。
SNSはサービス提供者がまず大々的な広告をうって利用者を集め、利用者はそこを『間借り』する形で活動する。無料で利用できるので一見便利そうだけれど、世の中そんなに都合の良いようにはできていない。無料で利用できる『裏側』が必ず存在する。
利用者はSNSサービスを無料で利用する代わりに、SNS全体のアクセス数を増やすのに『無償で』貢献することになる。
例えば、あなたが超有用な記事をFacebook上に投稿したとする。それがSNS上で拡散するかもしれないが、拡散して1番美味しいのはFacebookなのである。
その理由は、上記のFacebookの「月間アクティブユーザ数」が増えることにより、Facebookのビジネスモデルである「広告収入」が増加するからである。
あなたがFacebook上にどんなに良い記事を書いたとしても、あなたの知名度は高まるかもしれないが、1円もあなたの収入にはならない。
男は最初からこのことに気づいて、早期に公式サイト『城』を構築し、運用してきたので、SNSや広告に頼らなくても、継続的に安定的な集客を行うことができている。
今回のGoogle+のサービス終了と、自身の公式サイトのアクセス上位ランキングの数字をチェックしてみて、あらためて公式サイト『城』の重要性を確認することができた。
もちろん、SNSはSNSならではの利用メリットはあるけれど、しっかりとした公式サイトを構築することができれば、その後は放ったらかしで集客し続けることも可能なのである。