技術者がわかりやすく解説!今からYouTubeをやる9つのメリット

12月 22, 2019

YouTubeは「エンターティメントのためのSNS」というイメージが強く、実際に現在はその通りなのだが、実は水面下でビジネスや教育に関する良いコンテンツが増えていて、発信者も増えているのだ。

男の周りでも「YouTubeに参入します!」と宣言している起業家が増えてきている。

男の場合もう5年以上前にチャンネルを開設し、それなり活用してきたけれど、どちらかといえばSNSとしては補助的な使い方にとどまっていた。

しかし、最近の流れを詳しく分析した結果、現在YouTubeへの優先度が最も高くなっている。

その理由と実際に本格的に稼働させてみてわかったことについて早速シェアをさせていただこうと思う。

<動画で見たい方はこちらから>

はじめに

男は2019年12月7日にYouTubeの配信を本格的に開始して、4本目の動画の公開を行った。

1本目:WordPressのテーマの選び方(無料か有料か?)

2本目:情報発信で本名とビジネスネームのどちらを使うべきか?

3本目:初心者が情報発信ビジネスをする際に気をつけるべき7つのポイント

4本目:ワードプレスに目次ってあったほうがいいの?

反応は上々で、Facebookやメルマガの返信で「ためになりました!」といったコメントを多数いただいている。

なぜ、今YouTubeに力をいれているかというと、現在、SNSの中で最も出やすい媒体だから。

実際にやってみていくつかあったので、早速シェアさせていただく。

その1)動画をアップしたと同時にYouTube検索に掲載される

2本目の動画に関して、アップしてしばらくしてからYouTube上で「情報発信 本名 ビジネスネーム」と検索を行ってみると、なんといきなり1位になっているではないか!

こんなことはブログでは絶対にありえない。
(ブログでは一般的に新しく書いた記事が検索エンジンに掲載されるのは数日から数週間程度かかる。しかも、上位に来るのはかなり至難の業)

このことから、「ニュースで話題になったトピックスに関連した動画をYouTubeにアップすれば再生回数が稼げる」と考えることができる。

その2)YouTube動画をブログに貼り付けるとブログ記事の検索順位も上がる

さらに、6日後にGoogleで「情報発信 本名 ビジネスネーム」と検索をしてみるとなんとこの動画を貼り付けたブログ記事が5位にランクインしていた。

このことから、男は「YouTube動画がアップされたブログ記事は検索結果で上位に来やすくなるのではないか?」という仮説を立ててみた。

YouTubeは2005年2月14日に創業し、2006年にGoogleに買収された。つまり現在、Googleのサービスの1つであるため、この仮説が十分成り立つ可能性があるのではないだろうか。

その3)Google検索の「動画」検索にブログ記事もヒットする!

さらに気づいたこととして、検索の「動画」タブを開くと、どこがアップした動画が2件もヒットしていた。

よくよく見てみると、1つは男のブログ記事がヒットしているではないか。(しかも動画よりも上位に来ている)

このことからも、仮説にも割と信憑性が高いのではないかと思う。

その4)YouTube経由での集客も充分あり得る

YouTube動画が再生される経路としては、以下の3つが考えられる。

①自分の媒体で宣伝する
②YouTubeのチャンネル登録者に通知される
③YouTube上からの流入

このうち、①と②は当たり前なのだが、③に関しても、YouTubeのアクセス解析を見ていると、全く関係のない第三者の動画からも関連動画として再生されていることがわかった。

割合は少ないけれど、塵も積もればばかにならなそうだ。

その5)動画はシェアされやすい

3本目の動画を公開した後、Facebook、LINE@、メルマガなどで次のような反響を頂いた。

LINE@からの反響

Facebookでの反響

さらに、この方にFacebookでシェア頂いたことにより、この方経由で男のことを知って頂いた方がメルマガに登録いただき、メルマガからも感想を頂くことができた。

メルマガで頂いた感想

同じ内容を解説した記事をブログにも書いているのに、動画のほうがシェアされる。

やはりこれは、「動画のほうが情報が伝わりやすいから」ではないかと思う。

そして動画はSNSとの相性が良いということだ。

Facebook、twitter、LINEといったSNSには必ず「シェア」機能がある。

従って、SNSに有益な動画を投稿すればシェアされやすく、拡散性が高いということだ。

その6)拡張性(スケーラビリティ)がある

男が2012年から力を入れてきたFacebookを7年間やってきてわかったこととしては、お友達の数に関しては適切な方法をとれば5,000人までは増やすことができる。Facebookのルール上、お友達が5,000人以上増やすことができず、それ以降はフォロワーを増やしていくしかない。

しかし、Facebookは仕組み上、他のSNSよりもフォロワーが増えづらい状況となっている。

それは、Facebookで自分が興味を持った人の情報をフォローしようとした場合、

①お友達になる
②フォローする

の2つの方法があり、①お友達になるという機能は他のSNSにはなく、Facebook独特のものとなっているため、利用者がまず相手にお友達申請するかしないかという意識が働くため、フォローボタンを押してフォローをしようという意識が働きづらいのではないだろうか?

つまりFacebookでは、他のSNSと比較して、自分の情報を受信してくれるフォロワーを増やしづらい状況がある。

(ただし、Facebookには良い点もあり、割と長文の投稿も読んでもらいやすく、濃いファンを作りやすく、お互いに基本実名もしくはビジネスネームを公開しているため、信頼関係を作りやすいという特徴がある。)

一方YouTubeでいうところのフォロワーとは、「チャンネル登録者」であり、チャンネル登録者には上限がないので、理論上はYouTube利用者MAXまでフォロワーを増やすことができる。

ちなみに、現在日本国内でチャンネル登録者が最も多いのは「Fischer’s-フィッシャーズ」の588万人。

ランキングは以下の「YTcount」で確認することができる。

https://www.ytcount.com/web/top-youtube-channels-in-japan-jp/

この数字はかなり多いように思えるが、YouTubeの現在の月間アクティブユーザ数6,200万人のわずか9.5%という数字になる。という事は、YouTubeはまだまだ伸びしろがある、ということになる。

また、注目すべきはチャンネル登録者と再生回数の関係だ。

男のチャンネル登録者数は現在850名程度。これに対し、上記の4本の動画の再生回数はいずれも1週間以内に200回を超えてきている。

これはチャンネル登録者数の母数に対して4分の1程度となるので、

もしもチャンネル登録者が10倍の8,500名だったとすると、再生回数は2,000回を超えてくることになり、
またチャンネル登録者が100倍の8万人だったとすると再生回数は2万回を超えてくることになる。

YouTube動画は基本、1人で同じ動画を何回も繰り返し見る事はそう多くないため、2万回再生されていると言う事は、ほぼ2万人に見られているということになる。

1週間以内に2万人もの人に見てもらえる媒体というのは、なかなか夢があるのではないだろうか?

ビジネス系でトップを走るYouTuber達はチャンネル登録者が20万人以上になっている人もそこそこいるので、あながち無理な数字ではないだろうし、来年からの5G(第5世代移動通信)の普及により、ますますYouTubeのアクティブユーザは増えるだろうし、既存のユーザのYouTube視聴時間もより増えていくと予想される。

その8)Googleの検索でもヒットする

また、YouTubeを本格的に再開する前からわかっていたことだが、きちんとキーワードの需要を抑えることができれば、自分で告知をしなくてもGoogleから自動的に集客をすることができるということだ。

例えば以下の動画。

公開したのが2014年の3月6日。全く告知をしていないのに8,000回以上も再生されている。

実はこの動画、当時、香港で頻繁にイベントを開催をしていて、初めて香港に来られる方々が、香港国際空港第二ターミナルへの行き方がわかりづらいということだったので、その方々にお伝えするために収録したのだ。

しかも字幕も入っていないし本当に撮ったままの状態。

なぜこの動画がこれほどまでに再生されているか調べてみたところ、「香港国際空港 第二ターミナル 行き方」というキーワードでGoogle検索をすると、なんと1ページ目にこの動画がヒットすることがわかった。

ちなみに、Google検索で「香港国際空港 第二ターミナル」と入力すると、検索候補で「香港国際空港 第二ターミナル 行き方」と出てくることから、この検索キーワードのセットの検索需要が高いということがわかる。

ちなみに、男のYouTube動画で2番目に再生回数が多いのが、この動画だ。

2013年MacBookAir(13インチ)のブート(起動)の時間計測結果:結果は12秒!

これは当時発売された新型のMacBook Airを手にしたことが嬉しすぎてただ単に起動時間を測定してみた、というだけのもの。

なんと、2019年12月20日時点で7千回以上も再生されている。

アップしたのは2013年6月14日なのでもう6年も前のことになるが、今でも再生回数が伸びているので、やはりYouTubeは以下の記事で解説しているとおり、「ストック型のメディア」と言うことができる。

【参考】フロー型メディアとストック型メディアの違い

上記の動画はどちらも顔出しをしていないし、MacBook Airの動画に関しては声も出してない。

つまり、有名YouTube私のようにガチガチの編集をしなくても、検索者のニーズを的確に捉えることができれば、再生回数は稼げると言うことだ。

この数字を見ると、あなたもYouTubeの捉え方が変わるのではないだろうか?

2020年からは、本格的に5G(第5世代移動通信)の時代に入っていく。

AIの進化に牽引され、これからますますITが発展していき、今はまだできないけれども、動画の中にある映像や音声の中身も検索することができるようになるだろう。

たまたまあなたが目にした光景を動画としてYouTubeにアップしておくだけで、後々誰かの役に立つことができるかもしれない。

例えば、

もし、今日、渋谷駅前で殺人事件が起きて、たまたま事件が起きる前にあなた撮影していた動画の中に犯人が映っていたとすると・・・

そのおかげで、犯人が特定できるかもしれないし、他の方がアップした動画により、犯人の逃走経路まで特定できるかもしれない!

まさに、「集合知」の時代が到来しているのだ。

ハリウッドの大人気海外ドラマ「FLASH」シリーズに出てくる「ギデオン」のようなものだ。

ついに人類は、他人の経験を自分の叡智として活用できるようになるのだ!

まとめ

以上をまとめていくと、次のようになる。

①YouTubeは検索エンジンの王様、Googleと親和性が高く、「ストック型メディア」として現在最も有効

②YouTube経由での新たな集客も見込める

③動画を見た方の満足度が高く、ファンを作りやすい

④チャンネル登録者数に上限がないため拡張性が高い

⑤ブログにYouTube動画を貼り付けることにより、ブログのアクセス数も上がる

⑥ガチガチの編集をしなくても、キーワード選定がうまくいけば自然と再生回数を稼ぐことができる(最悪ノーカットでも可)

さらに・・・

現在のYouTubeは月間アクティブユーザ数6,200万人に対して、発信者が僅か2.7%(総務省調べ)と圧倒的に少ないので、参入するチャンスなのだ。

 

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