「守り」と「攻め」の両極を使いこなす

7月 26, 2018

保険の活用法には、
本来

1)守り
2)攻め

の2つがある。

中でも生命保険は中世ヨーロッパが始まりと言われている。

当時、職業ごとの同業者組合である「ギルド」というものが存在し、
誰かが生活に困った時に、ギルドの組合員が普段から積み立てた
お金を使って相互に助け合っていた。

ただし、当時はギルドに加入できるのは、
貴族や階級の高い商人に限定されており、
一般庶民はこの仕組には参加できなかったという。

この仕組が日本に入ってきたのは、
1868年に福沢諭吉が著書「西洋旅案内」にて
ヨーロッパの近代保険制度として紹介されたのが
始まりだと言われている。

当時は、「人の生死で金儲けをしている!」と
批判を浴びることが多かったようだ。

確かに、掛け捨て型の生命保険に関していえば、
命の安全が確定した段階では金銭的には損をし、
命が失われてしまえば金銭的には得をするという、
「究極の選択」のような状況が発生しまっているからだ。

今の日本社会においては、
国の保障だけでは残された家族の生活を賄うことができないため、
多くの人が生命保険に加入せざるをえない状況となっている。

これが、多くの人が既に活用している、
「守り」の概念である。

一方で、「攻め」の概念とは何だろうか?

攻めの概念とは、命が失われない状態でも「利を取る」という、
積極的な保険の活用法のことである。

この「攻めの活用法」を知っておくと、
節税に活用することができたり、
掛け捨て型であっても実質的には利益を出すことができたり、
既に積み立てた資金を事業資金として活用することができたり、
ビジネスを引退する時に一財産を築くことができたりと、
積極的に利を取ることができるようになる。

この概念は、知っているか知らないかで大きな違いとなり、
若いうちに知っているか、知らないかではさらに大きな違いとなる。

人生に関わるとても重要なことなので、
本来、学校教育の中で取り入れる必要があるのでは?
と思ってしまうのだが、
そもそも、保険会社の営業マンでさえ、
このことを理解している人が少ないので、
無理があることなのかもしれない。

また、保険の原理が「相互補助」という形である限り、
誰かが得をしている影では誰かが損をしている、
ということになる。

つまり、保険の契約期間が終了し、
「ああ、とりあえず安心を買えて良かった。」
と胸を撫で下ろし、それで良しとし、
本来得られるはずの「利」を知ることなく、
人生を終えていく人々。。

これらの人々の支えのもとに、
保険という仕組みは成り立っているのだ。

ということを考えると、
やはり学校の授業で保険の「攻めの活用」まで
解説されることは、永遠に無いだろう。

男は36歳の時にこの「攻め」の概念を知ることができ、
活用しはじめて6年が過ぎようとしている。

できるならば、大学を卒業した22歳の時に知っていれば・・・
この14年間の損失は、大きすぎる。。

普段、男の情報を取っていただいている「同士」達だけには、
この情報を伝えたい。
男のように「損」をして欲しくない。

それが、男が今回お伝えしたい内容である。

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