FacebookがSNS疲れになりビジネスで挫折してしまう原因と対策とは?

11月 16, 2019

Facebook、twitter、instagram、LINE@、YouTube、アメブロなどなど、個人が起業してセルフブランディングするために「やったほうがいい」と言われているツールは、どんどん増えていっている。

しかし、一度はSNSにのめり込むものの、次第に疲れていき、しばらくしたら更新が止まってしまうという人が少なくない。これがいわゆる「SNS疲れ」というものだ。

プライベートの利用にとどまっているならまだしも、ビジネスとして活用するとなると、更新が止まってしまうというのは致命的だ。

それでは、なぜSNS疲れになってしまうかという原因と対策について、最もSNS疲れを起こしやすいと男が考えているFacebookを例に取って解説していこう。

なぜSNS疲れになるのか?(Facebook編)

SNS疲れになる原因その1)職場、学校、近所、家族といったオフラインでの人間関係が気になる

Facebookの場合、まず挙げられるのが「実名制」の影響だ。もともとネット上では匿名文化が主流であったが、実名制をうたうFacebookの浸透により、実名で発信をする人達も増えてきた。

しかし、それは「一部の勇気ある人」にしかできないことであり、職場、学校、近所、家族といった既存のオフラインの人間関係を保持したまま、本当に自分の言いたいことを言えるという人のほうが少ない。

結局のところ、「常に誰かに見られている」という感覚になり、ストレスを感じてしまい、単なる日常の人間関係の延長線の場となってしまい、「心の奥底からの本音」が発信しづらいという現状がある。

男の場合、大学を卒業した時点で学生時代の友人との連絡は断っているし(殆どがサラリーマン思考だったため)、29歳で会社を独立した際に、既存の会社の同僚にも連絡は取らなかった(アクセンチュアの社員もやはり多くはサラリーマン思考だった)。

32歳ぐらいからネットで本格的に情報発信を開始したため、それ以降にたまたま男の発信を見てフォローして下さった方々と繋がっていき、今がある。つまり、情報発信の前と後で、男の人間関係はガラリと変わってしまったのだ。

もちろん、現在のほうが心地が良く、ストレスは一切無い。それは100%ではないにしろ、ある程度自分の本音を書くことができるし、本音を書くことで深い部分で価値観を共有できる仲間が集まってきてくれるからだ。

この文章をここまで読み進めてくれているあなたも、男の価値観やライフスタイルに少なからず共感を頂けていいるのではないだろうか?

ただし、そんな男にも唯一弱点がある。「それは100%ではないにしろ」というのは家族の件だ。男は既婚であり妻子持ちだ。男のようなライフスタイルに憧れている人達のために、本当はもっとプライベートな部分も開示したいところなのだが、やはりそれは家族のプライバシー保護にも関わってくるため、自分の独断だけは発信できない情報がある。

ただし、これはストレスではないのだが。

SNS疲れになる原因その2)使っているうちに反応が下がってくる

Facebookは「いいね!」ボタンを最初に搭載したSNSで、これによってもともと自分が直接つながっていないお友達のお友達にまで情報が伝達されることにより新しい出会いが生まれるという、画期的な仕組みを持っている。

後に、各種SNSもこれに続いて「いいね!」に類似した機能を実装していった。これは画期的で素晴らしいと思える反面、Facebookの記事のいいね数が減ってくると、

『私の記事の質が落ちてきたのだろうか?』

『私の人気が落ちてきたのではないだろうか?』

と感じやすくなったというマイナス面も出てきてしまった。これもFacebookのSNS疲れの要因であり、それで自己嫌悪に陥り、挫折して止めてしまうという人は少なくない。

しかし、実はあなたの記事の質が下がっていなくても、いいね数が減少する理由がある。

Facebookで反応が下がってしまう2つの理由

①内容的にいいね!が押しづらい

Facebookはやはり「実名制」であることがネックであり、リアルな知人や家族とも繋がっていたりするため、本音をさらけ出しづらいという点がある。会社員の場合は起業や副業ネタには「いいね!」を押しづらい傾向があり、コンプレックス系の記事も、共感していてもいいねは押しづらい。

②Facebookのロジックの変更

実はあなたの記事は、必ず自分のお友達やフォロワー全員に配信されているわけではない。

例えば男の場合、

約5,000人+フォロワー数約2,000人=合計7,000人

となっているけれど、男の記事が毎回7,000人に配信されているわけではなく、Facebookがお友達との『親密度』を測定し、『仲の良い人』にだけ配信するような仕組みになっているのだ。

ここのさじ加減が、Facebookにコントロールされていることになる。

これはFacebookの個人アカウントだけではなく、Facebookページに関しても同様だ。

もともと企業や有名人が使うことを前提としたFacebookページ。
こちらは『お友達』という概念ではなく、ページに「いいね!」を押した人が自動的にフォロワーになる、というもの。

ところが勘違いしてはいけない。
Facebookページの記事も、「いいね!」を押した人全員に配信されているわけではないのだ。

その割合としては、以前は10%程度だったが最近では5%以下に減少してしまっている。

例えば、男の個人のFacebookページは1万人の方からフォローされているけれど、投稿記事が配信されるのは平均300〜400名程度、つまり到達率は3〜4%となっている。

 

以前は10%程度には届いていたので、減っていることになる。

これはFacebookのビジネスモデルを考えれば推測ができて、Facebookは収益の殆どを広告収入に頼っているので、利用者の

「最近反応が減ってきたな。反応を上げるために広告を利用してみようか?」 

という心理をくすぐっているのではないかと考えている。

また、2011年からFacebookをヘビーに活用してきた経験から言えることとして、Facebookは長く使っている利用者よりも新規利用者を優先する傾向があるということを感じている。

もしくは、お友達数が多い利用者よりも、お友達が少ない利用者を優遇している、とも言える。

その理由はを推測すると、

「お友達が既に沢山いる人は、Facebookに定着しているから、放っておいても続けてくれるだろう。まだお友達が少ない人は、Facebookを続けてくれるかわからないから、手厚くしよう。」

つまり、「釣った魚にはエサをやらない」という考え方が働いているのではないかと考えている。

子供の頃、学校のクラスで転校生が親切にされたのと同じようなものだ(苦笑

Facebookの利用者数は2019年現在、全世界で約24億人と言われている。

利用者数が増えれば増えるほど、サービスとしての価値が高まるので、なるべく利用者を増やしたいというわけだ。

男のFacebook記事も、最盛期は1投稿あたり平均いいね数は400を超え、1,000いいね!を超えたこともあるが、今は100いいね!いくかどうか、という感じになっている。

Facebookの反応を下げないためにはお友達の新陳代謝を行うしかない

Facebookへの投稿は基本的に検索エンジンには登録されず、あくまでもFacebook内でお友達やフォロワーへ、お友達のお友達へ、という「Facebook上での人間関係のつながり」をもとに情報が浸透していく仕組みになっている。

これがtwitterやInstagramの場合だと、「フォロー」機能しかないのでシンプルなのだが、Facebookの場合はお友達とフォローという2つの選択肢があるため、フォロワーが増えにくく、個人アカウントで反応を増やすにはお友達を増やしていく方法が有効だ。

ここで、一度お友達やフォロワーになってくれたとしても、あなたへの興味は未来永劫へと続くわけではなく、ほとんどの場合一定期間が経過すると自然とフェードアウトしていく。

その理由は、たとえあなた自身が変わらなかったとしても相手の好みや嗜好が変わっていくからだ。アイドルやミュージックシンガーへの興味が移り変わっていくのと同じようなものだ。

一方で、Facebookはお友達の上限が5,000人というルールがあるため、あなたに興味を無くして何の反応もしてくれなくなった人をお友達から外して、新たにお友達を増やしていくというアクションが必要になる。

これが結構面倒で、うっかり親密度が高い人を解除してしまわないよう、確認しながら進めていく必要がある。

Facebookの反応を維持しようと思えば、この作業を永遠に続ける必要があり、それがSNS疲れの原因にもなっている。

FacebookでSNS疲れを起こさずにビジネスを伸ばしていく方法は?

それでは、FacebookでSNS疲れを起こさずに、あなたのビジネスを伸ばしていく方法をお伝えさせて頂く。

先にも書いたとおり、男のFacebookも全盛期には平均いいね数は400件、最高いいね数は1,000以上をマークしており、当時はとても気持ちが良いものだった。ところが、現在は平均いいね数は50以下にとどまっている。

これは、もしかしたらあなたよりも少ない数字かもしれない。でも、男のビジネス収益はあなたよりも多いかもしれない。

それは、Facebookというプラットフォームに翻弄されるのではなく、WordPressで構築した公式サイトやメルマガやLINE@を併用することで、「安定的に収益が上がる仕組み」を構築しているからだ。

平均いいね数を高く維持する方法は先に書いたとおりだし、いいね数が落ちていいる原因も理解できているので、まったく気にしていない。

これまで説明したとおり、Facebookの仕組み上、長く使い続けていればある時を境に反応が下がっていき、それを維持するための労力もバカにならないため、まずはこの事実を受け入れ、割り切ることが重要だ

まずは、Facebookは「長期的に見たら反応は下がるものだ」という認識に切り替えつつ、投稿記事のクオリティーは維持していけば問題ないだろう。

では、「最初からFacebookは最初からやらないほうが良いのか?」というとそうでもない。

他のSNSと同様、初期状態で自ら能動的に働きかけてお友達を増やしていける点や、割と長文を書いても重たいと思われにくく、深い共感者を集めるのには向いている媒体だと言えるからだ。

また、お友達数が5,000人にも達していると、プライベート専用で使っている普通の人達かた見てみれば「凄い、この人5,000人もお友達がいる!」と後光アップにも繋げることができる。

従って、とりあえずお友達数5,000人までは頑張りつつ、途中で発生する「全盛期」をうまく活用してLINE@やメルマガといった「プッシュ型」の媒体に誘導し、見込み顧客という情報資産を作り上げておくこと、さらにはWordPressで構築した公式サイトにアクセスを流し、公式サイトを育てていくことも重要だ。

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