自由を手にしてみたい君へ

朝起きると、突然不安に襲われることがある。
自分は何者なのか?
と自問自答する日々。

油断をしていると、曜日の感覚すら無くなっていく。。
海外に住んでいると、
日本の祝日にも鈍感になっていく。

今年の1月14日(月)は成人式で、
土日から3連休だったようなのだが。
それすらも、日本の銀行の担当者と
電話で話をしていて気づいた。

オーストラリアでは1月末までが
夏休み(もしくは冬休み?)で、
新学期は2月1日からスタートする。
ということで、
街全体がお休みモードとなっている。
人類は『時計』という共通のツールを使って、
様々な活動を同期させながら生活している。
時計があるからこそ、
約束というものが成立する。
約束が成立してきたからこそ、
人類は『共同作業』を行うことができ、
ここまで発展することができた。

『時間と場所の自由がある状態』
という言葉からは、
楽しく充実しているばかりのように
思えるかもしれないが、
実際にそれを実現してしまうと、
負の側面を感じ取れるようになる。

自由があるということは、
誰からも拘束されないということなので、
自分で自分を管理しなければならない。
また、当然ながら、
誰かが自分の生活を保証してくれるものでもない。
自分がいつ、どこで、何をしているのか?
どんなビジネスをして、
どのようにお金を稼ぐのか?
誰と一緒に活動をするのか?
といったことを、
全て自分で意思決定する必要がある。

人との約束を守らななくても、
上司が居ないので怒られることは
ないかもしれないが、信頼は確実に失う。
自由が無い時には、自由を手にしたいと
思い焦がれるものだけれど、
実際に自由になってみると、
全て自分で決めて行かなければならない。

ということは、
自分の方向性が正しいかどうかという点も、
自分自身で検証していかなければならない。
この生活に、果たしてどれだけの人が
耐え続けることができるだろうか?

やりたいことがわからない人々

『自分のやりたいことがわからない』
という人は少なくない。
でもそれは仕方のないことだ。
我々は生まれた時は親の保護下にあり、
通う学校や選択する職業など、
少なからず親の影響を受けて育つ。
会社などの組織に入れば、
上司から仕事の指示があり、
それに従って一定の結果を出していれば、
給料をもらうことができ、
生活をしていくことができる。

多くの人がダイエットで挫折するのは、
ダイエットしなくても
会社をクビになることはないからだ。
つまり、自己責任の世界。
『体脂肪率○%以下でないとクビになる』
というルールだったら、
ほとんどの人がダイエットに
成功するのではないだろうか?

つまり、人というのは本来、
自分で意思決定するよりも、
他人に決めてもらうほうが『ラク』なのだ。

例えば、レストランに入って
メニューが3つしか無かったとすると、
あまり迷う必要はない。

その中の1つを選び、
美味しければそれで良いし、
美味しくなければ「仕方ないか」で済ませてしまう。
ところが、メニューが100種類もあったら
どうだろうか?

メニューを選ぶだけでかなり迷ってしまうし、
選んだ結果美味しくなければ、
「しまった!」と結構後悔するのではないだろうか?

自由を手にするということは、
こういうことなのだ。

食べる物も、住む場所も、
子供に通わせる学校も、
着る服も、1日の過ごし方も。
これらの組み合わせは、
無数に存在する。

ということは、
様々な情報を調べる必要がある。
男がメルボルンに来た時には、
住む場所を決める時にも
かなりの数の物件を見て回ったし、
子供の学校を決める時にも、
メルボルン内の小学校を全て洗い出し、
『Googleマイマップ(※注1)』に
プロットしていった。
(※注1・・・Googleマップで提供される機能で、
好きな拠点をマッピングすることができる。
男はWEB上でメルボルンの小学校の一覧を入手し、
それらの住所を1つずつGoogleマップ上で検索し、
マッピングしていったのだった。
そして男のGoogleマイマップ上には、
メルボルン内の全ての私立・公立小学校が
含まれている。)

どこに住んでも良い、
どこの学校に通わせても良い、
ということになると、
結局全ての情報を調べてみないと、
後で『後悔』することになる。
(選択する『自由』があったのに、
それをしなかった。
それは紛れもなく、自分の責任だ)
と考えるだろうからだ。

ありとあらゆる選択肢の中から、
全て自分で決めていく必要がある。
自分で意思決定したことは、
失敗しても誰にも責任を転換できない。

つまり、

  • 『選択する』という行為に時間と労力がかかるようになる
  • よりいっそう自己管理が必要になる
  • 全ては自己責任になる

という点が、自由を得られることによる『代償』だ。
こういったことをふまえても、あなたは本当に自由を手に入れたいと思うだろうか?
心の準備はできているだろうか?

-成幸を掴むためのヒント

Copyright© 非労働集約型ビジネス構築の専門家 平城寿の公式サイト , 2019 All Rights Reserved.