稼げる公式サイト「城」を構築する前に決めておくべき7ステップの設計図をふまえて設計ができたらいよいよ作業を開始です。この作業時にも気をつけるべき点や手順がありますので、1つずつ解説していきます。
まず設計編のおさらいとして、
- 公式サイトのゴールを設定
- 数値的な目標を設定
- キャッシュポイント設計
- ターゲット設定
- 発信者名の決定
- キーワード選定
- サイト&ドメイン名の決定
- キャッチフレーズの決定
といった設計図を作ってからようやく作業に着手していきます。
ゼロからビジネスを立ち上げる場合はもちろんのこと、既にビジネスをスタートしている場合であっても、これらの設計図が無いまま公式サイトの構築をしてしまっていると、その方の本来の良さを活かすことができず、勿体無い状況になってしまいます。
それでは、実際に公式サイトを構築していく時の手順を解説していきます。
ステップ1)レンタルサーバを契約する
おすすめのレンタルサーバは「ロリポップ」です。
他にも、「XServer」や「さくら」といったサービスもあるけれど、ロリポップはなんといってもマイページの使い勝手が良く、IT初心者にも馴染みやすいです。
また、後述する「無料SSL設定」がワンクリックでできてしまうという機能も提供されているのは感動もの。
サーバのスペックや安定性などの品質はどこも同じぐらいなので、やはりマイページまわりのわかりやすさ重視で「ロリポップ」をオススメしています。
ステップ2)独自ドメインを取得する
独自ドメインの取得を行う。取得は「ムームードメイン」で行うのがオススメです。
Googleをはじめとする検索エンジンは、ドメイン単位で評価を行っており、取得した直後はゼロ評価で記事を投稿するにつれて(その記事が価値があると判断されれば)評価が積み上がっていく仕組みです。
従ってなるべく早い段階で独自ドメインを取得し、評価を積み重ねて行くのが望ましいです。
ちなみにアメブロの場合は「ameblo.jp」が独自ドメインとなります。つまり、あなたがアメブロ上でどんなに良い記事を書いたとしても、その評価はあなた個人ではなくアメブロに積み上がっていくわけです。だからこそ、1日も早くあなたの独自ドメイン上で評価を積み上げていくのが望ましいのです。
「ムームードメイン」も「ロリポップ」と同じ会社が提供しているのでやはりマイページの使い勝手が良く、両者の連携もしやすいです。
ステップ3)サイトの初期設定を行う
「ロリポップ」のマイページから、
①ドメイン設定
②データベース設定
③WordPressのインストール
④独自ドメインのメールアカウント設定
⑤SSL設定
を行っていきます。
ステップ4)デザインテーマのインストールを行う
WordPressをインストールしただけでは使い物にはなりません。そして最初から入っているデザインテンプレートはシンプルすぎて、色気が無さすぎてとてもそのままでは使えません。
なので、デザインテーマを入れ替えることになる。デザインテーマには、無料のものと有料のものがあります。
無料テーマと有料テーマの違いとは?
無料テーマはそれこそ何万という数があり、選ぶだけで一苦労します。ただ、実用的かどうかというとやはり難があります。
有料テーマは、有料というだけあってデザイン的にも機能的にも一定の水準が期待できます。
有料テーマには海外製と日本製があります。
海外製のほうが種類が豊富ですが、日本語を使って発信するにはやはり日本製のほうが向いています。
その理由は、海外製はやはり英語圏で作られているため、英字のフォントを使ってこそ見栄えがするようになっています。つまり海外製のデザインテンプレートに日本語をあてはめてみても、見栄えがイマイチになってしまうのです。
その点、日本製は日本人が作っているということもあり、日本語で見栄えがするようになっているしマニュアルも当然日本語で作られているので使い方を理解しやすい。
最終的に男が選んだ有料テンプレートは?
男は最適なテンプレートを見極めるため、国産の有料テンプレートの有名どころのテンプレートをひととおり購入し、検証を行った。
そして最終的に選んだのは、
「AFFINGERシリーズ」だった。
最終的にAFFINGERシリーズを選んだ理由は?
その1)Googleからの評価が高かった
デザインテンプレートの役割はデザイン面だけではない、公式サイトの目的として「検索エンジンからの流入」を期待するのであれば、検索エンジンに愛される構造になっている必要がある。つまり、HTMLコードが検索エンジンに最適化されている必要がある。現在の検索エンジンの王様はGoogleであり、結局のところ「Googleに愛されているかどうか?」が重要なポイントとなる。
よくありがちなのが、システムを知らない=Webデザイナーが作ったデザインテンプレートのHTMLコードが検索エンジンからは全く評価されない形になっているというもの。こういうことが起きるのは、デザインとシステムの両立が極めて困難だからだ。つまりデザイナー1人の力では、最幸のテンプレートを完成させることは困難だ。
それでは、デザインテンプレートがGoogleからどれだけ愛されているかどうかをどのように調べれば良いか?
それが、Googleが無料で提供している測定ツール、「Google PageSpeed Insights」だ。
💡Google PageSpeed Insightsとは?
調べたいWebサイトのURLを入力するだけで、PC向けサイト、モバイル向けサイトがGoogleからどのように評価されているかを100点満点でチェックすることができるツール。
また、改善点も教えてくれるので、このツールを使って地道に改善を繰り返すことにより、よりGoogleから愛されるWebサイトに仕上げることができる。
ちなみに、点数はなかなか厳し目なので80点以上取れていれば合格点だ。
男は①〜④の全てのデザインテンプレートを購入し、PageSpeed Insightsにかけてみたところ、AFFINGERシリーズが最も高い点数を獲得することができた。
その2)機能が豊富
WordPressには「プラグイン」という仕組みがあり、後から様々な機能を追加することができる。お問い合わせフォームを設置したり、SNSのシェアボタンを追加したりといったものだ。
ところが、このAFFINGERシリーズには、最初からかなりの機能が盛り込まれており、あなたがサービスの申込みページを用意したいと思ったら派手な「購入する」ボタンを簡単に設置することができるし、今流行りの会話風の吹き出し機能も標準で用意されている。
その3)ランディングページ用のレイアウトが用意されている
メルマガの登録ページやサービスのお申込みを受け付ける、いわゆる「ランディングページ」用の、上部や左右にメニューが一切無い、シンプルなページレイアウトも標準で用意されている。ランディングページの目的はただ1つ。それは訪問者にあなたが取って欲しい行動を取ってもらうことだ。
なので、上部や左右に他のページに飛ぶようなリンクは一切必要無いのだ。
ランディングページ用のレイアウトが用意されているテンプレートは以外に少ないので、これはかなり重要なポイントになる。
その4)デザインのカスタマイズ性が高い
有名なデザインテンプレートを導入する際に躊躇するポイントとしては、
「他人と同じような見た目になってしまう」
という点ではないだろうか?
あなた自身の個性を発揮したいと思うのであれば、まさにAFFINGERシリーズは最適だ。
色味やメニューの配置、見出しのデザインなど、かなりの部分をカスタマイズできるようになっている。
これでもう他人と同じ見栄えになってしまう不安からはおさらばだ。
男がAFFINGERシリーズで作った公式サイト一覧
AFFINGERシリーズはもともとWebサイトでアフィリエイトをする人向けに開発されたデザインテンプレートだ。つまり、Webサイトに検索エンジンからの自然流入を引き起こし、そこから成約を発生させるためのありとあらゆる機能が盛り込まれているのだ。
その成り立ちから考えても、やはり稼げる公式サイトを構築するためのデザインテンプレートはAFFINGERシリーズ一択といって良いだろう。
ステップ5)デザインのカスタマイズを行う
AFFINGERシリーズのデザインをインストールしたら、カスタマイズを行っていく。
まずは全体のベースカラーを決め、細かい箇所を設定していく。
PC向けサイトとスマホ・タブレット向けサイトを個別にカスタマイズすることができる。
男がAFFINGERシリーズの好きな点として、スマホ用のテンプレートで上部にメルマガやLINE@への登録リンクが設置できる点、そしてAFFINGERシリーズ特有の「ミドルメニュー」が設置できる点だ。
ミドルメニューは全てのページに表示されるため、あなたが訪問者に特に見てほしいページや記事のカテゴリなどへの入り口を設置すると効果的だ。
また、些細なことだが、スマホ用のサイト独特のメニュー、「ハンバーガーメニュー」を左上に設置するか右上に設置するか選べるという点も嬉しい。
スマホの画面は年々拡大傾向にあり、片手で持った時に画面の隅々まで指を運ぶのが困難になってきている。
右利きの人は右手でスマホを持つので、ハンバーガーメニューは右上にあったほうが使い勝手が良くなる。
こういったかゆいところに手が届くカスタマイズができるのが、AFFINGERシリーズの良さだ。
ステップ6)固定ページを作成する
固定ページとは、ブログ記事のように日付に依存しないページのことだ。
- プロフィール紹介
- サービス案内
- 会社案内
- お問い合わせフォーム
- 特定商取引法に基づく表記
といったものがこれにあたる。
これらのページを作りこんでいく。
効果的なプロフィール文の流れ
情報が溢れる今の時代、人々が何をもって情報の信憑性を判断するかといえば、「誰が発信しているのか?」という点だ。
例えば病気の治し方であれば医者が書いた記事を信じるだろうし、その道の専門家や実績のある人の意見を信じたいと思うものだ。
つまり、あなたがどんな分野で実績を持った人なのかという点を訪問者に認識させる必要がある。
ここで男が提案するプロフィール文の流れがこれだ。
効果的なプロフィール文の流れ
- 自分の実績的なことを書く
- 過去の自分(ダメダメだった時のこと)を書く
- それを克服するために試したけど失敗してきたことを書く
- 転機となった出来事を書く(小さな成功)
- 転機から現在の自分への流れを書く
- 自分がサポートして同様にうまくいった人の事例を書く
この流れを意識することで、読み手にあなたがその分野において価値のある情報を発信していて、読み手に価値が提供できると思ってもらいやすくなる。
ちなみに⑥については、まだ実績が無いうちは書かなくても大丈夫だ。
ステップ7)ロゴマークを作成する
ロゴマークはWebサイトの顔ともいえるもの。
せっかくならちょっとした工夫を入れてロゴマークを’作るだけで、あなたの公式サイトの印象も一段と「らしく」見せることができる。
といっても、ロゴマークはデザインの素人にはなかなか敷居が高いと思うかもしれない。
でも、以下の素材や制作ツールを使えば、IllustratorやPhotoshopといった小難しいソフトを使わなくても、なかなか良いロゴマークを作ることが可能だ。
ロゴマーク制作に便利な素材サイトやツール
素材サイト
- Icon Finder
https://www.iconfinder.com - freepik
https://www.freepik.com/popular-photos
フリーフォント
- FONT BEAR
https://fontbear.net
制作ツール
- canva
https://www.canva.com
男がこれまでに制作したロゴマーク
ステップ8)カバー写真を作成する
インパクトのあるカバー写真は、あなたの公式サイトの雰囲気をより高めてくれる。
これもロゴマークと同様、難しいソフトの使い方をマスターしなくても、あなたのセンス次第でかなりスタイリッシュなものを作ることが可能だ。
公式サイト用に作ったカバー写真は、そのままFacebookやtwitterのカバー写真としても使うことができる。
これらを統一することによって、よりあなたのブランディング性を高めることができる。
カバー写真には必ず「キャッチフレーズ」を入れるようにしよう。
ビジュアル面だけでなく、文字情報を入れることでメッセージ性を高めることができる。
効果的なキャッチフレーズの考え方
これは「誰に」「何を」発信しているサイトなのかがわかるようなメッセージにすることだ。
情報化社会になって世の中の人々はどんどん忙しくなっている。
訪問者がたまたま検索エンジンからあなたの公式サイトにたどり着いた時に、あなたのサイトに自分が欲しい情報が掲載されているかどうか、なるべく短い時間で判断したいと思うものだ。
その時に、メッセージ性の強いキャッチフレーズが目に入ることで、訪問者に的確にあなたのサイトの情報を伝えることができるようになる。
カバー写真制作に便利な素材サイトやツール
素材サイト
- pixels
https://www.pexels.com - pixabay
https://pixabay.com/ja/ - freepik
https://www.freepik.com/popular-photos
制作ツール
- canva
https://www.canva.com - Bindup
https://bindup.jp
ステップ9)アクセスログ(Googleアナリティクス)の設定を行う
あなたの公式サイトにもしもGoogleアナリティクスの設定がされていなかったら、今すぐ設定しなければならない。
Googleアナリティクスは、世界で最も利用されている無料のアクセス解析サービスであり、これ無しには稼げる公式サイトの実現は不可能だ。
あなたがもし公式サイトの構築を外部に委託していたにも関わらず、この設定がされていないようであれば、今後その業者は使わないほうが良いだろう。それほど重要なポイントになる。
さらに、これと合わせて「Search Consoleの設定」を行うことにより、あなたの公式サイトにどのようなキーワードで訪問者が来ているかということを調べることができる。
ステップ10)各種SNSとの連携を行う
公式サイト「城」は、あなたの情報ビジネスの『母艦」ともいえる存在だ。
ある時は新規の訪問者を集める集客装置として機能し、ある時はSNSであなたに興味を持ってくれた人に体系的に情報を伝える場となり、ある時はメルマガ登録の場となり、ある時はあなたのサービスへのお申込みを受け付ける場となる。
従って、各種SNSからあなたの公式サイトにリンクを貼ることはもちろんのこと、あなたの公式サイトからも各種SNSへのつなぎ込みを行うことで、訪問者にあなたのことをよりよく知ってもらうことができ、訪問者があなたの情報に触れる時間が長くなる。
その結果、あなたのキャッシュポイントへとつながりやすくなる。
最後に・・・
以上、この情報を参考にしていただければ、あなたの公式サイトはより良いものとなり、長期的に安定する収益構造を構築することができるようになるだろう。
男が実際に手を動かしてあなたの公式サイト構築のお手伝いをするサービスも、毎月限定3名様まで受付中だ。1人でやろうとして行き詰まった場合はぜひ、男に相談してみて欲しい。
💡独自ドメインとは?
WebサイトのURLの基本となるもので、このサイトの場合は「hirajo.com」の部分となります。