現在男の情報を取っている方は、(平城さんだからうまくいったんでしょう。)と思うかもしれない。
ところが、男も過去には何度か挫折をしている。
まず、男が最初に情報発信をしたのは、実は大学4年の時代に遡る。
当時、パソコンを持っていなかった男は、大学の研究室に籠もってネットサーフィンに明け暮れていた。
その時にたまたま、誰かのメルマガに出会い、そこで日本初とも言われるメルマガスタンド、「まぐまぐ」の存在を知った。
まぐまぐはもともとプログラマの深水英一郎氏が個人的に開発したプログラムがきっかけとなり、サービス化されたものだ。
個人発のプログラムが日本中の人々に使われるようになるなんて、とても素晴らしい可能性があるもんだなと、この時に感じていた。
男はこの時、プログラミングなどしたことが無かったので、メルマガをやってみようと思った。
当時、まぐまぐはとても媒体力があり、メルマガの新規発行申請をすると、「ウィークリーまぐまぐ」で紹介され、うまくいけば最初から数百人の読者を獲得することができた。
「まぐまぐ攻略法」なるものも出回っていた。
男も用意周到に準備して発行申請をしてみた。
結果的には、初回で100名ぐらいの読者が集まった。
男が発信していた内容は、それまでの短い人生の中で自分なりに導き出した成功法則や人生観のようなものだった。
なにぶん社会経験がゼロなので、社会人の人からしたら説得力に欠ける内容だっただろうと思う。
それでも、時々メルマガの感想が届き、「感動しました」という声を頂くこともあった。
発行は不定期ではあったけれど、2年ほど続いた。
社会人になってITの会社に入ることになり、業務が忙しくなったので、ある時から発行が途絶えてしまった。
当時はただ単にメルマガを発行していただけで、キャッシュポイントはなし。
そもそも、メルマガを発信していたのも、そこでお金を稼ぐことを狙っていたのではなく、多くの人の情報を発信してみたいという興味本位的な要素が強かった。
そもそも、メルマガでお金が稼げるなどとも考えていなかった。
まぐまぐではそれから一度も発行していないので、今では廃刊扱いになっているだろう。
そして2003年。
アメリカの西海岸在住の日本人が書いた書籍をたまたま書店で発見し、その書籍で「情報起業」という言葉を知った。
その方は情報ビジネスを行ったことにより、毎月新車のベンツが買えるぐらいのお金が入ってくるようになったということが書かれていた。
男は当時、新車のベンツがいくらするのかも知らなかったが、数百万円はするだろうし、自宅でネット完結型でできるので、
「これはまさに時間と場所の自由が入るぞ!」
と興奮してしまった。。
大学時代にネットワークビジネスのことを知り、
その時は
「これより素晴らしいビジネスモデルは無い!」
と思ってしまったが、情報ビジネスなら友達を無くすこともないし、それを超えるビジネスモデルだと思った。
そして2004年。
男は数年間のIT業界に身を置いた結果身につけたプログラミングスキルを生かして、@SOHOをスタートした。
@SOHOに多少の人が集まるようになった段階で、男は「情報販売」にチャレンジすることにした。
訪問者の属性として、在宅で仕事が欲しい人達が多いので、
「ネットで仕事を獲得する方法」
というテーマでPDFにまとめることにした。
といっても、文章を書くことに慣れていなかったので、たいして文字数は伸びなかった。
めいいっぱい頑張っても、ようやく15ページ程度にしかならなかった。
価格は3,000円。
月に数本ぐらいしか売れなかった。
その後、当時のビジネスパートナーから、
「怪しいからやめたほうがいい」
と言われ、仕方なくやめることにした。
2010年まではそんな感じだった。
情報起業のことは2003年に知っていたにもかかわらず、7年間は鳴かず飛ばずだったのだ。
転機は、2010年の後半。
男はネット上で運命的な出会いを果たし、情報ビジネスの本質を理解することができた。
本質が理解できた後は、当たり前のように実践できるようになった。
全く稼げなかった2010年以前と、当然のように稼げるようになった2010年後半以降。
このビフォー・アフターで男のスキル・経験には一切変化が無い。
変化があったのは、情報ビジネスが何たるかについて、理解することができたという点だった。
「理解する」ということは、それほど重要なものだ。
もう少し正確な表現で言うと、情報ビジネスの「捉え方」にポイントがあった。
過去の男もそうだったように、多くの人がその魅力に思いを馳せても結果が出せない理由。
そして、当たり前のように結果が出せるようになった理由。
当初2時間の予定だったが、丁寧に解説していった結果、トータルで2時間半になってしまった。
今回も一応マインドマップは使用しているが、マインドマップ無しの音声だけでも、理解できる構成となっている。
つまり、今回のコンテンツを購入し、繰り返し聞いていただくことで、情報ビジネスというものが「腑に落ちる」ようになるだろう。
なぜならば、最も重要なのはこの「捉え方」なのだから。