あなたが情報発信ビジネスをスタートしようとする時、まず開設すべきなのがLINE公式アカウントとメールマガジン。まだネタがなくてもこれは絶対に用意しておいたほうが良いです。この理由について解説します。ヒントは「見込み顧客リスト」の概念です。
私が情報発信のコンサルティングを行う時に口を酸っぱくして伝えていることがあります。
それは、
- メールマガジン
- LINE公式アカウント(旧:LINE@)
は絶対にやっておいたほうが良いということです。
それは何故かというと、恋愛に例えるとわかりやすいです。
街中で男性が見知らぬ女性に声をかける、いわゆる『ナンパ』を例にとると、この行為の中で必ず行うことは何でしょうか?
答えは、『連絡先の交換』です。
それは、街中の偶然の出会いは一期一会であり、その時をのがしたら今後再開できる可能性はほぼゼロに近いから。
これを情報発信ビジネスにおきかえて考えてみると、あなたが日々頑張って発信しているFacebookやInstagram、twitter、ブログ等にたまたま訪問した人が、再度訪れてくれるという可能性も、実はそう高くないわけです。
一方で、あなたのSNSやブログなどにLINE公式アカウントやメールマガジンへの入り口を設置しておけば、そこに登録してもらえるかもしれません。
もし登録してもらえたら、その後はあなたからいつでも好きな時に、あなたが望む情報を相手に送ることができるわけです。
しかも、それは相手からブロックや登録解除をされない限り、こちらから連絡を取り続けることができるわけです。
つまり、LINE公式アカウントやメールマガジンというものは、あなたのビジネスの将来の顧客になってくれる『見込み顧客』を蓄積するための「受け皿」となる場所なのです。
SNSの全ての活動は、「見込み顧客を集める」ために集約される
あなたはFacebook、Instagram、twitterといったSNSの活動の本当の意味を理解できているでしょうか?
ただ単に『フォロワーや反応を増やせば稼げるようになる!』と思っていないでしょうか?
もしそう思っているのであれば長期的に生き残ることは難しく、常に最新のSNSやツールに振り回されることになるでしょう。
それでは、SNSをやることの本質的な意味をお伝えします。
それは、「見込み顧客を集める」ということです。
その理由は先に述べたとおりで、SNSはあくまでもビジネスの商流においては「入り口」にすぎず、あなたの信用・信頼を獲得するために過ぎないから。
あなたのことに興味を持ってもらった後に、LINE公式アカウントやメルマガといった「受け皿」に流し込んで初めて、見込み顧客化されることになります。
一度「受け皿」に流し込んでしまうことができれば、一期一会の勝負ではなく、その後いつでもじっくりと、あなたのペースで、あなたのサービスの価値を説明していくことができるのです。
つまり、こういった受け皿を用意していない場合と比較して、成約率は圧倒的に高くなります。
さらにこの見込み顧客の数(=LINE公式アカウントのお友達数やメールマガジンの読者数)が増えれば増えるほど、ビジネスは安定し、心の安定も得ることができます。
『情報ビジネスで集客できない人が考え直すべきこととは?』にも書いたとおり、「商品設計」「販売戦略」がしっかりしていれば、それほど集客に力を入れなくても、収益を作ることはできます。
私はひととおり下記のSNSアカウントやブログを運用していますが、フォロワー数はそれほど多くありません。
- YouTube
- WordPress(このサイト)
それでも海外で自由に生活ができる程度の収入を得ることができているのは、日々SNSやブログ等から入ってくるアクセスをしっかりとメールマガジンや公式LINEアカウントに誘導し、そこから収益に結びつけることができているからです。
あなたも、まだLINE公式アカウントやメールマガジンをやっていないのであれば今日からでも始めることをオススメします。