多くの人が自分の強みがわからない原因は?

最終更新日時 2021/10/22 02:10

『自分の強みがわからない』という人が多いと思いますが、かつての私もそうでしたが、あるきっかけを通じてわかるようになりました。

今回の記事では、

  • 自分の強みを見つけられない人が多いのはなぜか?
  • どうしたら取り柄(強み)を発見できるのか?

について書いています。

個が無くても良かった高度成長期

我々(1970年代生まれ)の少し上の世代(いわゆるバブル世代)の人たちまでは、そもそも個人が自分の強みなんて考える必要はありませんでした。

日本経済は右肩上がりで成長していたし、企業の経営方針もシンプルで明確で、国民全体に『来年は今よりも良くなる』という共通認識があったので、余計なことは考えずに、国や会社のために尽くしていれば報われる、そう信じていたし、実際にそれで結果が出ていました。

ところが、高度成長が終焉を迎え、国や企業が伸び悩んでいる中、自分の生活は自分で保証しなければならない、という流れになっていきました。

ちょうど私達の世代は、子供の頃にバブル期が訪れ、社会人になる手間でバブルが崩壊し、経済界では「失われた30年」と言われるような時代を経験しています。

そしてバブル崩壊前後において世の中の様々なことが一変してしまいました。

さらにインターネット社会の到来によって個人が情報発信できるようになり、SNS上で企業以上に影響力を持つ個人、「インフルエンサー」という存在まで登場しています。

外資系企業の影響により欧米型の「個」を尊重する風土が日本にも浸透していき、社員の副業を求める企業も増えてきており、個人が個性を発揮しながら働ける雰囲気が整ってきています。

このような中で、世の中において人々は

①流れを生み出している人
②流れについていける人
③流れについていけない人

の3つに分かれています。

おそらく自分の強みがわからないという方は、③に位置していると感じているのではないでしょうか?

自分の強みを知る方法

自分の強みを知る方法について私の経験から言えること。

私自身、もともとは学生時代から社会人前半の頃まで同じ悩みを抱えていて、そこから見出していったので、今のあなたの気持ちもよくわかるし、そこから活路を見出す方法もわかります。

会社の評価を基準にしてはいけない

まず大前提として、会社などの組織の中にいる時の自分への評価基準を全て忘れることです。会社の中での評価基準は、実はその会社にとって都合の良い基準でしかありません。

例えばあなたが英語が得意だとしても、会社の中であなたの英語を必要としなければ、一切評価の対象にはなりません。

でも、一歩外に出れば、実はあなたの英語力を必要とする人は幾らでもいるわけです。

『あなたよりも英語が苦手な人』

が、顧客の対象となりえるのです。

冷静に考えてみると、会社の評価基準というものは、本来のその人の実力よりも低く査定されるようになっています。

会社に限らず、組織の中には

  • 平均より高いパフォーマンスを発揮している人
  • 平均的なパフォーマンスの人
  • 平均より低いパフォーマンスを発揮している人

の3つのグループが存在しますが、いくら個人の能力や結果が給与に反映される「成果型報酬」の傾向が強くなってきたとはいえ、営業職でも無い限り、高いパフォーマンスを発揮している人ほど実際の貢献より報酬が少なく、低いパフォーマンスの人ほど実際の貢献より報酬が高いという、いわば「セーフティーネット」のような感じになっていると思います。

これは組織である以上、どうしても発生してしまうことだと思いますし、会社の経営者視点で考えると、『できるだけ優秀な人材を、できるだけ安く雇用する』ことが会社の利益の最大化になるわけです。

一方で従業員視点で考えると、『安く買い叩かれている』ということになります。だから会社の評価基準というものは、会社の外では参考にしてはいけないのです。

同類無力化の法則とは?

また、あなたが所属している会社の組織が大きければ大きいほど、あなたと同じことができる人は他にも沢山いるし、その分野で上には上がいるので、『自分の力なんてちっぽけなものだ』と思ってしまいます。

これを私は、『同類無力化の法則』と呼んでいます。

自分と同じ様な能力を持っている人が周囲に沢山いると、自分の力は大したことないのだと思ってしまい、自分の存在価値を過小評価するようになってしまう、というものです。

先程の英語の話に戻ると、仮にあなたが英語が得意だとして、職場の仲間も全員英語が得意だとすると、あなた自身は英語が得意だと思うでしょうか?

逆に、職場の仲間が英語が全くできなかったら、あなた自身は英語が得意だと思うのではないでしょうか?

つまり、私達は普段、自分の能力を『相対的に』判断しているということです。

従って本当の自分の強みは、自分がこれまで身をおいてきた業界ではなく、異業種の人たちが集まる場に身を置くと見えてくるものがあります。

私も会社員時代は自分の強みがわかっていなかった。

それでは、過去の私はどうだったかというと、IT業界に身を置き、会社員として働いていた時には、ITのスキルは身につけていきましたが、上には上がワンサカといるし、自分のスキルを特別なものだとは思っていませんでした。(今もたいして高いとは思っていませんが。)

ところが、独立起業後3年が経過してから情報発信をスタートして、自分の周りにIT業界以外の経営者達が多くなってから、次第に自分はITが得意だったのだというセルフイメージに変わっていきました。

この独立起業前後の間に、私のITのスキルは全く変わっていません。
むしろ、会社員時代のほうが新しい技術をキャッチアップしようという意識が強かったし、周囲もITエンジニアばかりだったので、相対的に見たら独立起業後のほうが『後退』していることになります。

でも、一歩目を外に向ければ、非IT業界の人からしていれば、さらに世の中のIT化についていくのは困難になっているわけで、そこに自分の価値を提供できるチャンスがある、ということなのです。

これはIT業界だけでなく、ありとあらゆる業種の方にあてはまります。

自分の強みがわからないという方は、ぜひこの視点を持って考えてみて欲しいと思います。

そのために、なるべく多くの異業種の方との接点を持つことです。そしてそのためには自分自信でも何らかの情報発信をすることです。

情報発信をすればあなたの情報に興味を持つ人、あなたの情報に価値があると思ってくれる人との出会いが派生します。何もしなければ、何も変わりません。

まとめ

  • 自分の強みは会社の中にいてはわかりづらい
  • 自分の価値は会社の基準で比較してはいけない
  • 異業種の中に積極的に飛び込んでいくことによってヒントが見つかる

追伸

『自分の強みがわからない』

これは、結婚・出産を経て一度専業主婦になられた方に多いようです。

ところが、子育て1つをとっても、あなたが経験したことは、まだ経験していない方にとってはとても貴重な価値になるのです。これがヒントです。

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今回の写真の場所はこちら

ビクトリア・ハーバー/香港

香港島と九龍半島の間に位置し、ヴィクトリア・ピークから見下ろす湾の周囲の高層ビルの美しい夜景が「100万ドルの夜景」の異名を持ち世界中から観光客を呼び寄せるなど、香港の観光にとっても大きな存在である。

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