鬼滅の刃が大ヒットしている理由は?

最終更新日時 2020/11/23 20:11

2020年10月26日に公開され、
僅か10日間で100億円という
歴代最速の興行収入を達成した
鬼滅の刃。

さらに11月には200億円を超え、
その勢いは衰えていない。

Wikipediaで
「歴代アニメ興行収入ランキング」を調べると、

第1位:千と千尋の神隠し(2001年)
365,481,131ドル(約380億円)

第2位:君の名は。(2016年)
361,024,012ドル(約375億円)

第3位:ハウルの動く城(2004年)
235,184,110ドル(約244億円)

となっており、

最初の100億円に達した日数が、
鬼滅の刃が歴代1位ということだ。

この理由に関して、

  • もともとの作品の魅力
  • 世代を超えて楽しめる
  • コロナで行くところがなく人が殺到した 

などなどの理由が挙げられているが、
こういった批評で抜けている視点がある。

それは、

「ネット上での口コミの
 インフラが整っている」 

ということだ。

興行収入歴代1位の
「千と千尋の神隠し」
が公開されたのが2001年、

第2位の「君の名は。」が2016年、
第3位の「ハウルの動く城」が2004年

となっているが、

2001年と今とでは、
ネット環境が全く違う。

2001年といえばまだ
I-modeが全盛の時代で、
スマホというものが存在していなかった。

ネット回線もまだまだADSLで1.5Mbps
出るかどうかという時代。

とてもではないけど、
ネットで動画を見れるような
環境ではなかった。

2004年時点でもまだスマホはできていない。
初代iPhoneが発表されたのが2007年で、
この頃からSNSが社会に浸透していった。

今では小学生からお年寄りまで、
スマホが1人1台と言えるぐらい浸透し、
SNSアカウントの利用者数も
格段に増えている。

つまり、ネット経由の
「口コミネットワーク」
が格段に成長しているというわけだ。

YouTubeでは
数多くのパロディー動画がアップされ、

また、主題歌である「紅蓮華」
のカバーも数多くアップされている。

いわゆる「歌ってみた」「弾いてみた」
というやつだ。

あの広瀬香美さんも
カバーされているのには驚いた。

YouTubeを見ていたら
たまたま動画が流れてきて、
それで鬼滅の刃のことを知った
という方も少なくないはず。

つまり、先に主題歌を知って
そこから漫画やアニメを見る。

  • 本家のアニメ
  • パロディー番のアニメ
  • 本家の主題歌
  • カバーされた主題歌 

という4つの楽しみ方が
できるようになってきるのだ。

特に主題歌「紅蓮華」に関しては、
今風のポップな感じで、
多くの方にカバーされていった、
という点も人気を押し上げる
大きな要因になっていると思う。

なので、興行収入で歴代1位を
獲得するのも時間の問題だろう。

鬼滅の刃は確かに面白いと思う。
人の心を揺さぶるような
感動シーンも沢山ある。

ただ、作品の魅力だけでなく、
このようなネット環境が
整っていることが
大きく数字を伸ばしている
要因であると言うことができる。

その証拠として、
ネット上での検索回数を
調べることができる
「Googleトレンド」
を使って調べてみると、

鬼滅の刃の検索回数が
圧倒的に多いことがわかる。

つまりはそれだけ多くの人が
口コミをしている、
ということになる。

だから、鬼滅の刃が総興行収入で
歴代1位を取るのは時間の問題だろうし、

さらにこの記録は、
今後新しく出てくるアニメで
どんどん塗り替えられていくと思う。

そう考えると、
まだインターネット黎明期の
2001年から今日まで、
歴代1位の記録が破られていない
「千と千尋の神隠し」
は、本当に凄い作品だったのだと思う。

これを逆読みすれば、
鬼滅の刃のプロモーションを仕掛けた側は、
戦略的にSNSでの拡散を狙っていったのだと思う。

広瀬香美さんがYouTubeで
カバーをアップしていたのも、
広告戦略の一環だったのかもしれない。

これはつまり、
映画のプロモーションのDX化ということだ。

ITによってますます世の中は便利になり、
動きも加速していく。

今回はアニメ映画を例に取り上げたけれど、
まさに今、ITが様々な業界や生活シーンを
変革しようとしている。

DXは人々の生活を根本的に変えるものであり、
完全にDX化された社会というものは、
1週間に働く日数も今よりも少なくなり、
3〜4日程度で良くなるだろう。

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