なぜ今、公式LINE(旧LINE@)を使う必要があるのか?

2月 12, 2019

ネットビジネス界隈では公式LINE(旧LINE@)の活用をすすめる声が増えているけれど、ではなぜ今LINEなのか?を本質的に理解できている人はどのぐらいいるだろうか?

そもそも、なぜLINE@なのか?

これを理解するためには、これまでのネットビジネスの経緯についても理解をする必要があるだろう。

見込み顧客+既存顧客という概念

男は2000年頃(23歳当時)、ショッピングカートのレンタルシステムを自ら開発し、サービス提供していた。この時にネットショップ運営者との交流を持てたことから、ネットでのビジネスの基本を知ることができた。

その要素の1つとして、「見込み顧客」「既存顧客」の概念がある。
既存顧客とは、自社の商品・サービスを過去に1度でも購入したことがある顧客のことであり、見込み顧客とは、まだ自社の商品・サービスの購入には至っていないけれど、少しでも興味を持っている顧客のことだ。

既存顧客の中でも、まだ1回しか購入していない顧客は「新規顧客」、2回以上購入している顧客は「リピート顧客」となり、購入回数が増えれば増えるほど、VIP度が増していくということになる。(顧客ロイヤリティが高くなる)

顧客視点から見た場合、商品・サービスの提供者からいきなり購入するということはまずなく、一定の情報を得て信用・信頼できたうえで購入というアクションに至る。

つまり、

①集客
②信用・信頼の獲得
③購入

という流れを作って最適化することが、そのビジネスの成功の鉄則ということになる。

そしてビジネスで最もコストがかかるのが、①の集客と言われている。

また、マーケットから集客を行い新規顧客まで結びつけるまでのコストと、既存の顧客からリピート注文を受け付けるコストは、数倍以上違うと言われている。

これはどんなビジネスにもあてはまる普遍的な法則であり、ネットビジネスに関していえば、②の信用・信頼の獲得および②の購入につなげやすいツールが、従来はメールマガジンであり、最近ではLINE@が注文されるようになってきたのである。

公式LINE(旧:LINE@)がメールマガジンの変わりとして注目されるようになった理由とは?

それでは、②信用・信頼の獲得から②購入につなげるツールとしてなぜLINE@が台頭するようになったのかについて説明しよう。

もともとのメールマガジンのメリットとして、

発信者がいつでも発信したい時に情報を伝えることができる

という点があった。

ブログやSNSの場合、一度見に来てくれた人が継続的に来てくれる保証は無い。

例えばFacebookであなたのお友達が「いいね!」を押してくれて、その先の友達にも情報が拡散した場合、その時には「お友達のお友達」に情報が伝わるかもしれないが、その「新しいお友達」があなたのFacebookアカウントをフォローしたり、お友達申請をしてお友達になれば、次回以降もあなたの情報を見に来てくれる可能性は高くなる。

でも、それでは弱い。

そもそも、「新しいお友達」がFacebookを開いていないと、あなたの新規の投稿は相手に伝わらないし、相手がFacebookを開いていたとしても、あなたの新規の投稿が相手に必ず伝わるわけではない。残念ながら、そこはFacebook側で制御されており、「親しいと思われる知人にのみ、新着通知を送っている」という動きになっている。

その理由は少し考えれば明らかなのだが、まだあなたのお友達が5人しかいなかった場合、あなたが新規投稿をして、その情報をお友達に通知する回数は、全員に通知したとしても5回ということになる。

ところがあなたのお友達の数が1,000倍の5,000人になった場合、あなたの新規投稿をお友達全員に通知しようとすると、5,000回も通知が発生することになる。
逆に考えると、お友達5,000人全員からの新着通知があなたに来るとなると、各自が1日1投稿するとあなたに5,000回もの通知が来ることになる。

従ってFacebookはこの部分を独自に制御しており、通知が多くなりすぎないように、またその人と親しい友人の通知を優先的に通知するように、独自のアルゴリズムで制御しているのだ。

(Facebookでは「親密度」という指標を用いて、この部分を制御している。親密度はお互いに「いいね!」を押し合っているか、コメントをし合っているか、直接メッセージのやりとりを行っているかといった情報をもとに判断されているようだ。)

同じように、ブログの場合はどうだろうか。

ブログへの主な流入経路は検索エンジンからのアクセスということになるが、たまたま検索エンジンからあなたのブログにたどり着いた人があなたのコンテンツを気に入ってくれた場合、どのようなアクションを取るだろうか?

①ブックマークをする
②RSSリーダーに登録する
③evernoteに保存する
④ソーシャルブックマークに登録する

といったアクションを取ってくれるかもしれないが、これらは全て、次に見に来るタイミングは相手に委ねられている。
ここでメールマガジンの登録の入り口を用意しておけば、もしかしたら相手が登録してくれるかもしれない。

登録してくれたら、今度はあなたがいつでも好きな時に、相手に情報を送ることができる。
ここではじめて、相手のことを「見込み顧客」と呼べるようになる。

あなたが配信したメールマガジンは、相手のメールボックスに届く。
メールはインターネットが始まって以来、基本的な連絡ツールとして活用されてきており、ネットに接続して何らかの活動をしている人であれば、1日1回はメールチェックをするのではないだろうか?

つまり、あなたがメールマガジンを通して配信した情報が相手に読まれる確率が格段に上がるのだ。
だからこそ、見込み顧客化してから信用・信頼を獲得して購入に結びつけるツールとして最も効果的だったのが、メールマガジンなのだ。

最強ツールのメールマガジンの問題点は?

但し、このメールマガジンにも問題点が出てくるようになった。
メールの利便性に注目してスパム的な情報を送る輩が増えてしまったため、「迷惑メールフィルタ」という仕組みが出来た。このフィルタも年々厳しくなっており、本当はスパムではないメールまでもフィルタに引っかかってしまうようになってしまったのだ。

ここで「到達率」という考え方が出てくる。100人にメールマガジンを送って50人に届けば、到達率は50%ということになる。

男の経験上、100%の到達率を実現しているメールマガジンの配信システムというものはまず存在せず、システム提供会社が日々、しのぎを削って高い到達率実現のために努力をしている。

また、メールマガジンが相手に届いたとしても相手が必ずしも開いてくれるとは限らない。
もし仮に相手があなたのメールマガジンを「自動振り分け」していたら、すぐには読んでくれないかもしれない。読むタイミングは相手に委ねられることになる。

メールにはこういった背景がもともと存在し、さらに最近の流れとして、以下のような問題が出てきている。

年々深刻になっていくメールマガジンの問題点

①メールを使う頻度が少なくなってしまった

LINE@、Facebook Messenger、ChatWork、Whatsapp、KaKao Talk、Slackといったチャットツールが広まるにつれ、ビジネスやプライベートでのコミュニケーションにメールが使われることが年々減ってきている。

②スパムフィルタの強化による到達率の低下

スパムフィルタも年々厳しくなっており、フィルタに引っかかってしまう確率も上がってきている。例えばメールの件名に「【】」や「!」といった強調文字を入れるだけでも、スパムと判定されることもあるようだ。

ここで、LINE@の活用メリットが出てくることになる。

公式LINE(旧:LINE@)の特徴とは?

まず、公式LINEはお友達やフォロワーにメッセージを一斉配信する機能を持っている。
個人のLINEアカウントでは、お友達との1対1のトークか、グループトークのどちらかしかできず、お友達にメッセージを一斉配信することはできない。

なので公式LINEのアカウントは、個人のLINEアカウントとは別に作成する必要がある。
個人のLINEアカウントでお友達が何人いたとしても、公式LINEのアカウントを作成した時点では、公式LINEのお友達はゼロ人ということになる。

公式LINEの優位性

LINE@は上述のメールマガジンの問題点を見事にクリアしている。

その1)到達率が100%

LINE@は独自のシステムを使ってメッセージを配信するため、到達率が100%となっている。
ではスパムが送られて来ないかという点だが、あらかじめ相手が「フォロー」というアクションを行わない限りメッセージが配信されないため、そもそもスパムメッセージが送れない仕組みになっている。

その2)使用頻度の高さ

今やコミュニケーションツールとして当たり前となってしまったLINEは2019年時点で月間アクティブユーザ数が日本国内で7,300万人と言われている。これがどれだけ凄いことかというと、日本全体でのスマートフォンの普及率が約80%なので、スマホユーザは日本全体の人口1億2千万人に対して約9,600万人。
そのうち7,300万人がLINEを使っているとなると、スマホを使っている人がLINEを使っている確率は、

7,300 ÷ 9,600 = 76%

ということになる。これはかり凄いことだ。今では子供の学校の親の連絡網にもLINEが使われているぐらい生活に浸透してしまっている。

1日に1回もメールチェックをしないという人よりも、1日1回もLINEを開かないという人のほうが圧倒的に少ないのではないだろうか?

ここまでがメッセージの受けてとなるLINE側の特徴であり、これに加えて公式LINEの登録時の仕組みに優位性がある。

その3)登録が簡単

メールマガジンの場合、登録しようと思ったら「氏名」や「メールアドレス」を入力する必要がある。氏名は必須ではなくても、メールアドレスは確実に入力が必要である。
一方、公式LINEの場合は、スマホからの場合はクリックだけで登録が完結でき、その他にも「ID検索」や「QRコード」で登録もできる。

いずれにしてもメールアドレスを手入力するよりも登録が簡単だ。
なので、集客のシーンで考えた場合に、メールマガジンに登録を促すよりも、公式LINEに登録を促したほうが、登録率が上がるということになる。

最近、男がコンサルをしているクライアントがFacebook広告を使って新規の見込み顧客集めを行ったところ、メールマガジンの登録を促すよりも公式LINEに登録を促したほうが、「登録率は3倍になった」という結果だったようだ。

だからこそ、今LINE@の活用が注目されているのだ。

ここまで読めば、LINE@の有用性が理解できるはずだ。

さあ、次はどうする?

あなたのネットビジネスをより成功に導くためには、この公式LINEの活用は必要不可欠であると言える。

では、今すぐ公式LINEアカウントを開設して、公式LINEへの誘導を始めよう・・・。

いや、待てよ。

開設はすぐに出来たとしても、どのように公式LINEへの登録者を増やしていけばいいのだろうか?

それを解説したのが、こちらのセミナー動画だ。

 

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