男の情報資産ポートフォリオ(これさえあれば老後も安心!)

12月 15, 2019

以前、情報資産とは?老後の年金を気にしている時間があれば、ひたすら情報資産を積み上げよう!という記事を公開したところ、かなりの反響をいただくことができた。

男はこの先の将来や老後に関しては全くお金に関しての不安感がない。

それがなぜか考えてみたところ、今回あらためて自分自身の情報資産を整理してみてその理由がよくわかったので、男の情報資産ポートフォリオを例にとって解説してみたいと思う。

これは男が提唱する情報資産の考え方に基づいた男の情報資産ポートフォリオを一覧にしたものだ。

情報資産の3Cとは?

まずは、男が提唱する「情報資産の3C」についておさらいをしておきたいと思う。

<3つのCから成る情報資産>
①Customer(顧客、見込み顧客)
②Contents(電子化された情報)
③Conversion(換金手段)

①Customer(顧客、見込み顧客)
これは、メールアドレスや住所といった個人情報やSNSアカウントのフォロワーなど、何らかの形で情報を伝達できる相手のことだ。

②Contents(電子化された情報)
これは、あなたの知識や経験を電子化したもの。代表的なものは文章、音声、動画であり、オンラインコミュニティーといった「環境」も該当する。

③Conversion(換金手段)
①Customerに②Contentsを提供することで、収入が生まれる。
この①に②を提供する手段がサービスの説明資料やセールスページやステップメールを使った販売の流れといったことになる。

男の情報資産一覧

Customer(見込み顧客/既存顧客)

メールマガジン

メルマガ読者は約100,000名。これが最も大きな資産だと思う。

ただし、メルマガの開封率を見ていると年々下がっていく傾向にあるのでここは冷静な判断が必要だ。
押すだけでなく、実際に何名が見てくれているかが大事だからだ。

ただし、相手のメールアドレスを知っている以上、相手がメールアドレスを変更するなどして届かなくなるまでは相手に対して何らかのメッセージを送ることができるため、例えば有料コンテンツを無料でプレゼントするなどして新たな興味を持ってもらうことができれば有効に活用することができる。

そういった点で、メールアドレスリストは有効な情報資産だということができる。

実際、現在最も効率が良いと言われるFacebook広告でも、メールアドレス意見を獲得するためのコストは、うまくいって500円前後であり、平均的には2,000円を超える場合も珍しくないからだ。

この資産価値は、1メールアドレスリストを仮に500円とすると、500円×100,000件で5千万円と言うことになる。

個人Facebook

個人のFacebookアカウントは、お友達数が約5,000名、フォロワー数が約2,000名、合計約7,000名の募集となっている。

▶平城寿Facebook(個人アカウント)

ただし、普段の投稿の反応を見ていると、おそらくこの母数に対して5%位の人にしかリーチしていないと思われる。

このあたりは、Facebookが自分とお友達との「親密度」を独自のロジックで判断し、親密度が高いと思われる人にしか通知していないようだ。

さらにこの通知される割合と言うものはお友達数が2,000名ぐらいの時が最も高く、それ以降はお友達が増えるごとに減っていくように思われる。

また、年々この通知される割合は下がっているような感触がある。

これは、Facebookのビジネスモデルが広告収入に依存しているため、Facebookとしては広告を使わないユーザの投稿の露出を制限しているものと思われる。

仮に現在お友達やフォロワーに通知される割合が母数の5%だとすると、普段の投稿は

7,000名x5%=350名

と、たった350名にしか通知されていないと考えることができる。

また、投稿が通知される先はFacebook側に制御されているため、メルマガのように普段投稿が通知されない相手に対して新たなキャンペーンを打つことができない。

お友達やフォロワーがFacebookにアクセスをしないと自分の投稿が相手に通知されないため、1リストの価値はメルマガよりも当然低くなる。

このあたりは、フロー型メディアとストック型メディアの違いを見て頂きたい。

仮に、Facebookのお友達やフォロワー1人の価値を100円とすると、このFacebookアカウントの資産価値は、

350名x100円=35,000円

ということになる。。(安い・・・)

Facebookページ

こちらは個人アカウントとは違うFacebookページの話だ。もともと、Facebookページは企業やサービスの紹介ために用意されているものだが、実は個人でも開設することが可能だ。

▶平城寿のFacebookページ

こちらのフォロワー数は現在約1万名となっているが、これは正直なところFacebook広告を使って集めた。フォロワー1人に対して100円から200円ほどかかっているため、約1万名のフォロワーを集めるためにかかった広告費用は約150万円と言うことになる。

そして現在、Facebookが提供してくれている解析情報を見ると、普段の投稿に対してのリーチ数(投稿が届いている人の数)は母数の1万名に対し、200名〜500名、つまりたったの2〜5%ということになる。

Facebook 広告を使って約1万名のフォロワーを集めるためにかかったコストが約150万円。

では現在このアカウントの価値が150万円もするかというとそうでなく、今は1投稿につき2〜5%程度の人にしかリーチすることができないため、1フォロワーあたりの価値を仮に100円と設定すると、 Facebook ページの価値は

10,000名✕100円✕3%=30,000円

ということになる。(これも安っ!)

ちなみに、

「口コミでこんなにフォロワーが集まりました!」

と言うような宣伝をしている人がいるけれど、Facebookページのフォロワー数に関しては、エンターテイメントの分野でない限り、ビジネスのジャンルで個人が情報発信をして口コミでどんどん人が集まると言う事はまずなく、基本的には広告を使って広告を使って集めているため、騙されないよう注意が必要だ。

LINE@

男の場合、もともとメルマガやFacebookで活発に発信をしていたためLINEアカウントの作ってから既存の媒体から誘導をかけていった。

フロー型メディアとストック型メディアの違い

によると、line@はプッシュ配信ができるし、メルマガと違って到達率が100%であるため、他のSNSよりも1フォロワーあたりの価値は高いと考えることができる。

感覚的には、

メルマガ > line@ > その他のSNS

と言う感じだろうか。

また現在、Facebook広告でline@のフォロワーを集めようとすると1フォロワーあたり100円から200円ぐらいかかるので、1600名のフォロワーの価値としては、

1600名 × 100〜200円 = 16万円〜32万円

と考えることができる。

YouTubeのチャンネル登録者数

これは現在男が最も力を入れている媒体の1つだ。その理由は、YouTube独特のチャンネル登録の仕組みにある。

新しい動画をアップロードするとチャンネル登録者にメールやアプリを通じてその通知がなされる。

この新着通知がチャンネル登録者全員に行き渡っているかどうかは不明だが、数字を見る限り、他のSNSと比較しても通知される割合がかなり高いと予測することができる。

以下は、男のYouTube動画を新規にアップした後の再生回数の伸びだ。

2019年12月現在男のチャンネル登録者数は約850名程度であるにもかかわらず、再生回数は1日で100名を超えてきている。

これを皮算用してみると、もし仮にチャンネル登録者数が10倍の8000名だとすると1日で再生回数は1000回を超えることになる。チャンネル登録者数が100倍の80,000名だとすると1日で再生回数は一万回を超えることになる。男は2011年から情報発信をしているため、この破壊力が凄まじい事がよくわかる。

さらに、動画というものは情報発信者の顔や声を見ることができるため、「濃いファン」を作りやすいというメリットもある。

だから今、男はYouTubeに力を入れているのだ。

twtterのフォロワー数

男のTwitterのフォロワー数は現在約1,900名。約1ヵ月前から本格的に運用を再開し、1日平均約20ツイートを実践中。

すると約1ヵ月のインプレッション数(ツィートへのアクセス数)は10万回、プロフィールページへのアクセス数は1,000回を超えてきている。

これは素直にすごい数字だ。

例えばブログで月10万アクセスを集めようと思ったらかなり質の高い記事を最低100記事ぐらいは投入しないといけないし、期間的にも半年以上はかかるだろう。

しかも、Facebookと違ってTwitterの場合、仮にアカウントをしばらく放置していたとしても、再開した際に反応が下がる感じがしない。実際男のTwitterアカウントも2019年の10月に再開をしたのだけれど、再開してからの反応もまずまずだったし、驚いたことに、休眠中にもある程度のインプレッションが発生していたのだった。

(以下は2019年5月のアクセス解析。全くツィートしていないのに、ツイートインプレッションが4,858回、プロフィールへのアクセスが163回も発生していたのだった。

このTwitterのフォロワー数生の資産価値を数値化するための方法はまだ見つかっていないけれど、かなり可能性がある媒体だと実感している。

Instagramのフォロワー数

一応、Instagramのアカウントも作ってある程度投稿はしてみているけれど、男が発信しているビジネス系の分野に関してはInstagramが有効な媒体として活用できる感覚が今のところつかめていない。

なので、現時点では資産価値がほぼゼロだと言って良いだろう。

ただし、写真を好む女性起業家志望の方向けの発信をされている方や、美容や料理などの写真が生える分野に関して発信をされている方には有効だと思う。

Instagramの運用に関しては男の知り合いでもある@nao_tipsさんの講座が参考になると思う。

無料インスタマニュアル動画10本プレゼント

noteのフォロワー数

ノートに関してはとりあえずアカウントを作って様子見の状態だ。

最近、「noteは稼げる!」と言う話を聞いたことがあるだろうか?

確かに、ノートで結果を出している人は少なからずいる。ただし、その人たちはすでに他のSNSで多数のフォローを獲得しておりノートで1から積み上げてきたものとは考えづらい。ノートの良い点は、一度クレジットカードを登録しておくと有料ノートの記事が購入しやすいような仕組みになっていると言う点だと思う。

つまり、アマゾンの1-Click購入のようなイメージだ。また有料記事の単価も数百円からと言う感じでワンコイン価格なので購入しやすく、TwitterやYouTubeなどで多くのフォロワーを抱えている人たちに特に相性が良いようだ。

従って、noteの本質的な意義はConversion(換金手段)としてのものであり、集客に関して特に強い媒体であるというわけではないと思う。

このあたりも実際に運用してみないとわからない部分があるので、とりあえず現時点では評価はしないことにする。

Podcastsのフォロワー数

アップルが提供しているpodcastと言うサービスがある。これは誰でも音声配信を提供できるものであり、結構昔から存在しており知る人ぞ知るサービスとなっている。

日本ではまだそこまでブレイクしていないけれど、アメリカではかなり利用者が増えている。

また、最近のAmazon echoGoogleホームなどの「スマートスピーカー」の普及に伴い今後音声配信のニーズは確実に高まっていくと思う。

音声コンテンツの良いところは、「ながら聞き」ができるということだ。

動画と違って通勤中、運転中、家事をしながらなど、耳だけを傾けることができるし、音声コンテンツの場合、繰り返し聞いてもらえる確率も高いと思う。

こちらもまだ準備中だが、運用を開始し成果が分かり次第またこのページで公開させていただきたいと思う。

WordPress

こちらは情報資産として最も重要なメディアとなる。理由としてはWordPressを独自ドメインで運用すれば他のSNSのようにサービス提供者に依存することなく、検索エンジンから継続的に集客をすることができるからだ。

また、ウェブサイトを売買する仕組みは既にできあがっており、「サイトM&A」といったキーワードで検索すればその手のサイトがたくさん出てくるため、資産性はかなり高いと思う。

ただし、立ち上げてからすぐにアクセスが集まるようになるわけでないため、長期的に育てていく必要がある。そのために、他のSNSと併用することでトータルでの効果を狙っていくわけだ。

既存顧客

こちらは、見込み顧客よりも重要だ。
既に自分のサービスをにお金を払ってくれている方々なので、リピートする確率も高い。

マーケティングで「1対5の法則」というものがあり、新規顧客を開拓するコストは見込み顧客の5倍かかると言われている。

男は、2017年から毎月1回、オンラインセミナーを開催してきた。過去の受講者数は1700名を超えてきている。

これらの方々のお名前とメールアドレスがデータとして残っており、新しいコンテンツのご案内などをさせていただいている。

先に述べたとおり、メールマガジンの読者1名あたりの価値を500円とすると、その5倍で2,500円、なので、1,700名分の価値は、

1,700名✕2,500円=425万円

ということになる。

この、既存顧客へのアプローチを強化するだけで実はビジネスはかなり安定化する一方で、ここができていない方が多いので一度あなたも既存客の整理をされてみたら良いと思う。

Contents(電子化された情報)

コンテンツとはいわば自分の分身のようなものだ。ネット上にコンテンツを公開すれば、あなたが寝ていても遊んでいてもコンテンツがあなたの代わりに仕事をしてくれて、コンテンツにうまく働かせることによってあなたに対価をもたらしてくれる可能性がある。

得られる対価としては、コンテンツの質と量を掛け合わせたものになるが、質は意識して高めつつもやはりある程度の数を出していく必要がある。

現在の男の目標値としては次の通りだ。

YouTube動画 1日1動画以上
twitter 1日40ツィート以上
Facebook 1日1投稿
WordPress 1日1記事(濃いやつ)

Conversion(換金手段)

これは情報資産をお金に変える部分であり、大きく分けて「決済手段」と決済に結びつけるための「セールスページ」ということになる。

その1)決済手段

決済手段としては当然ながらオンラインで完結するものがよく、PayPal決済は必須であり、もし可能であればテレコムクレジットのような決済代行会社との契約が締結できると尚良いだろう。その理由はPayPal決済よりも決済手数料が安くなるからだ。

また、インターネットバンキングも大手のメガバンクよりもネット系の銀行の方が使い勝手が良い。

メガバンクの場合はMacへの対応が遅れていたり、過去の明細が一定期間しか閲覧できなかったりしてかなり使い勝手が悪い。はっきりってクソだ。

男のオススメはジャパンネット銀行もしくは楽天銀行だ。

男が使っている決済手段

※テレコムクレジットさんとはもう長いお付き合いなので、ご紹介できる可能性もあるので紹介を希望される場合は男のline@から連絡をいただきたい。

その2)セールスページ

これはいわゆる「コピーライティング」と言われるスキルが密接に関わる部分だ。

この分野で高い作りを持っていれば、極端な話自分の商品やサービスが無かったとしても、他人の商品やサービスを販売したり、販売するのをお手伝いすることで稼ぐこともできるからだ。

男もこの分野に関して一定の経験と実績を蓄積することができたため、これが将来への安心感へともつながっている。

実際、男が2012年に北極を旅した時、一緒に廻った仲間のうち、コピーライティングだけでノマド生活を実現し、コソボの土地を購入できるほどの資産を構築できていた人がいた。

男のコピーライティングも、平均15%の成約率を実現することができているので、例えば新しいサービスを打ち出す時、過去の実績から、案内ができる見込み顧客の数がわかっていればおおよその売り上げが予測できるため、これがかなりの安心材料となっている。

この実績が積み上がれば積み上がるほど予測も正確になっていくため、全く将来への不安感が無くなってしまったと言うのはこの点も大きい。

このセールスページは何も自分で作る必要なく、自分で書くのが苦手な場合は得意な人に外注することも可能だ。外注でお願いした場合の相場としては、文章の長さにもよるけれど、大体10万円〜50万円といった感じだ。

実績のあるコピーライターであれば1本100万円以上という人もいる。逆に言えばあなたがコピーライティングを極めればそれだけ稼げるということになる。

まとめ

まとめると、現在の男の情報資産の価値の合計は合計54,475,000円ということになった。

twitter、YouTube、note、Podcastsはまだ算定するための基礎データが少なく、WordPressはまだM&Aサイトに出品したことがないため、未評価としている。それでも5千万円以上の価値と算定することができた。

メールマガジン読者 50,000,000円
個人Facebook 35,000円
Facebookページ 30,000円
LINE@ 160,000円
twitter 未評価
YouTube 未評価
note 未評価
Podcasts 未評価
WordPress 未評価
既存顧客 4,250,000円
合計 54,475,000円

やはり、メルマガ読者10万人というのがかなり大きく安心材料となっているけれど、今の時代の流れから、メルマガという媒体自体が読まれなくなってきているため、今の時流に合わせたYouTubeや音声コンテンツへの転換を進めているところだ。

なお、これは男の個人メディアとしての情報資産の価値であり、男は他にも@SOHOなどを運営しているので、総合的な情報資産価値はさらに多くなっていく。

今回の記事をもとに、あなたの情報資産を一度棚卸ししてみることをオススメする。

そして定期的にアップデートすることにより各々の数字が伸びていれば、老後の安心感も高まっていくのではないだろうか?

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